**《銀ナイフ》 >No.286 Command <[[第四弾]]> >Nord(3)/Cost(1) > >【装備】 > >(自動β): > 〔このカード〕がデッキまたは手札から破棄され、冥界に置かれた場合、 > このカードを〔あなたの手札〕に戻す。 >(自動γ): > 〔このキャラクターにセットされている「銀ナイフ」1枚〕が破棄された場合、 > 〔相手プレイヤー〕に1ダメージを与える。 > >攻撃力(+1)/耐久力(-) > >&italic(){「私のナイフは飛ぶ鳥も落とすわよ」} > >Illustration:[[Fue]] ---- ***コメント 手札・デッキから冥界に送られると手札に戻ってくる[[装備]]。 言うなれば、無限に使える手札コストである。 手札消費の激しいこのゲームにおいて、手札1枚はプレイコスト以上に重い追加コストとして設定されている為、[[脱兎『フラスターエスケープ』]]や[[恋符『マスタースパーク』]]のように高いスペックの代償として手札コストを要求される場合が多い。 そしてそのコストを無償で、何度でも賄え、しかも即座に手札に戻る為干渉中ですら使いまわせるという、他に類を見ない強力なコスト能力を持つのがこのカードである。 上記のカード以外にも、[[歴史創造]]や[[旧史『旧秘境史』]]などの効果でこのカードを破棄する事で、通常より多くの手札を持つ事が可能となる。 デッキからの破棄にも対応する為[[香霖堂]]との組み合わせも強力だろう。選択せず破棄する事で、引いた4枚の内にあるこのカードの枚数分だけカードアドバンテージを取れるという相当壊れたカードに変貌する。 [[射命丸 文/1弾]]を2枚のこのカードで無理やり維持する事すら可能というのだから、その効果は驚異的と言えるだろう。 2つ目の効果は、直接プレイヤーにダメージを与えるが、場から破棄されなければ効果を発揮しない。そして一度場に出たこのカードが1つ目の効果で手札に戻る事は出来ないので、上記の使い方を目的にするならまず出番が無い効果である。 とはいえ、コスト目的以外では大して役に立たない[[装備]]なので、手札に余ったこのカードを場に適当にセットし防御でもさせれば、引導火力程度にはなれるかもしれない。 [[装備]]カードとして戦闘力上昇値も他のものに比べると圧倒的に低く、何より[[戦術]]付与や耐久力の増加が無い点がコマンド[[装備]]として及第点以下なので、異例のコスト能力の割に汎用性は実はイマイチである。 デッキと特別相性が良いか、逆にこのカードにデッキを合わせるかしなければ、その強力な効果も生かしきれないかもしれない。 -手札にあるこのカードを一枚以上一度に破棄しても全てちゃんと戻ってくるので、[[恋符『マスタースパーク』]]のコストとして何ら問題は無い -相手の[[竹林の火事]]などのデッキ破壊カードで破棄されても手札に戻ってくるが、デッキに戻るわけでは無い為あまり意味は無いか -今のところ、恒常的に手札破棄を必要とするカードは[[射命丸 文/1弾]]程度なので、このような強力な効果が許されたのだろう。もし手札コストを毎ターン要求する強力なキャラクター群や[[世界呪符]]などが登場してしまえば、真っ先にこのカードの存在が槍玉に上がる事は想像に難くない ---- ***関連 -[[第四弾]]