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恨符『丑の刻参り』」を以下のとおり復元します。
**《恨符「丑の刻参り」》
>No.343 Spell <[[第五弾]]>
>Nord(3)/Cost(1) 術者:パルスィ
>
>【呪符】
>
>(自動α):
> 〔このキャラクター〕は「種族:鬼」を得る。
>
>(自動α):
> 〔このキャラクター〕の戦術は全て無効になる。
>
>(自動γ):
> 〔このキャラクター〕は、可能であれば1ターンに1回以上の攻撃を行わなくてはならない。
>
>攻撃力(+3)/耐久力(-2)
>
>&italic(){貴船の神のお告げに従い、宇治川に身を投げた橋姫は鬼と生まれ変わり遂に目的を果たした。}
>
>Illustration:[[影吉郎]]
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***コメント
[[水橋 パルスィ]]のスペルカード。
独特の戦闘修正と多くの効果を持つトリッキーな[[呪符]]。

それぞれの効果や戦闘修正が複合的に影響し合い、攻撃に使うにも妨害に使うにも非常に癖の強いカードとなっている。

攻撃に使う場合、高い攻撃補正(同ノード・コストの[[呪符]]はおろか[[装備]]と比べても高め)を持つが、耐久補正により耐久力2以下のキャラクターは[[決死状態]]になるので実質セット不可能、それ以上あるキャラであっても弱体化による場持ちし辛さは避けられない。

また効果により[[戦術]]が無効化されるので、[[先制]]や[[隠密]]・[[貫通]]などの要素と絡める事が出来ず、攻撃強制効果も耐久力が弱体化する補正値と組み合わさると地味ながらも非常に厄介で、状況次第ではアタッカー一体を完全に紙にしてしまいかねないリスクを持っている。

このように、単純な攻撃力の増加目当てで使うにはあまりにも癖が強い。
似たような補正値を持つ[[鬼火『超高密度燐禍術』]]という存在もその使いづらさを一層際立てていると言えるだろう。

逆に妨害に使う場合、まず耐久力が2下がるという補正値から耐久2以下のキャラクターに対し除去カードと同然の働きをする。
[[人界剣『悟入幻想』]]と同ノード・コストで効果は下位互換に等しいが、[[玉兎]]や[[霧雨 魔理沙/1弾]]など刺さる相手はまだ多い方であろう。

またそれ以上の耐久力を持つキャラクターであっても妨害[[呪符]]として機能する。耐久力の減少と攻撃強制効果が合わさり、ある程度の攻撃力を持ったブロッカーが場にいれば遠からず[[決死状態]]に出来るだろう。特に[[マナチャージ]]キャラクターや[[先制]]ブロッカーなどを封じる手段として有効である。
ただし攻撃力が結構上がってしまうので、一方的に倒そうとするならブロッカーを吟味する必要が出て来る。下手をすると相手に高攻撃力のアタッカーを一体献上してしまう事にもなりかねない。
前述の除去効果ほどは期待出来ないものの、同じカードの用途の一つとして選択肢には入るだろう。

これらの他にも[[種族:鬼]]を付加させる効果も持ち、[[星熊 勇儀]]を一体分強化させたり、逆に相手に付加させて[[節分]]や[[幽鬼剣『妖童餓鬼の断食』]]で封殺したりなどの運用が考えられる。もちろん逆に相手からこれらのカードを使われるというリスクも存在する。
とはいえ、長所・短所共に上記の効果に比べれば地味であり、敢えてこれを目的で使うことは少ないだろう。

総合して、除去したいなら専用の除去カードの方が、強化したいなら専用の[[装備]]なり[[呪符]]なりの方が使いやすく、噛み合うデッキも非常に限られる感は否めないだろう。
[[呪精]]デッキなどは、自キャラを[[決死状態]]にする手段を増やしつつ、出た後の呪精を強化しつつ場持ちし辛くさせる=冥界に送りやすくさせられるので、比較的相性が良いと言えるか。

-[[人形]]も無効に出来るので人形キャラクターをアタッカーに変えるという用途も無くは無いが、元々の耐久力が2以上ある人形は[[咒詛『首吊り蓬莱人形』]]ぐらいしかおらず現実的ではない。
-「可能ならば攻撃を行う」というのは「攻撃可能な状態でメインフェイズを終了することは出来ない」という意味であるため、スリープを伴う[[起動効果]]を起動するなどして攻撃できない状態になっている場合は攻撃をしなくても良い。逆に言えば、それらの[[起動効果]]を阻害する効果ではないということである。
-[[戦術]]は効果を無効にしているだけで記述はなくならないため、[[伝説]]には効果が無い。
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***関連
-[[第五弾]]
-[[水橋 パルスィ]]
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