**《浄玻璃鏡》 >No.394 Command <[[第五弾]]> >Nord(4)/Cost(1) > >【装備】 神器 > >(常時)②:〔あなたの冥界の上のカード1枚〕を裏向きにして、あなたの場にアクティブ状態でセットする。以後、そのカードは以下の効果を持つキャラクター「虚像(GRAZE0、0/1、種族:なし)」として扱う。この効果は1ターンに1度しか使用できない。 >「(自動β): >〔このキャラクター〕が場に出た場合、このキャラクターのGRAZE、戦闘力、種族は目標の〔相手キャラクター1枚〕の本来の記述と同じになる。 >【(自動γ): > ターン終了時、〔このキャラクター〕を破棄する。】 > >攻撃力(-)/耐久力(+3) > >&italic(){「それでは、あなたのこれまでの行いを} >&italic(){ 映し出して見ましょう」} > >Illustration:[[Lain]] ---- ***コメント 非常に特殊な効果を持ったコマンド[[神器]]。 目標の相手キャラクターにコピーした[[虚像]]を毎ターン場に出す事が出来る。 「虚像」はターン終了時に破棄されてしまうが、タイミングが(常時)なので、コストさえ支払えば毎ターン(自分ターン、相手ターンどちらも)場に展開する事が出来る。 アクティブ状態で場に出る為、攻防両用で用途が広く、またカードを消費せずアタッカーやブロッカーを展開出来る為アドバンテージに繋がりやすい。 問題は戦闘力が相手に依存しているという点だが、これはコピーするキャラクターを使う都度自分で選べる事によりそれほどデメリットとして浮かぶ事は少ない。 要するにその時点で相手の場の一番戦闘力が高い、もしくは全てのキャラクターを倒し得る攻撃力を持ったキャラクターをコピーすれば良いわけであり、仮に相打ちになってもこちらはカード消費をしていない上にその次のターンも続けて場にアクティブで出せる為、ほぼ一方的に得している事になる。 相手ターンにブロッカーとして場に出す場合も[[速攻]]持ちキャラクターを後から出されない限り、メインフェイズ以前に場に出しても問題は無いだろう。 グレイズもコピーしてしまう為アタッカーとして用いる場合多少リスキーになるというネックもあるが、コピー目標を自由に吟味出来る以上リスクとしてかなり緩いのは違いない。 そしてこのカードは、それを毎ターン1コストで、しかもスリープ無しに展開し続けられる事が可能である。 戦闘補正のような直接的な恩恵を持たない分、かなり強力なシステム効果を授かった[[神器]]であると言えるだろう。 しかも、コマンド[[神器]]でありサーチ手段に恵まれないという点も、[[四季映姫・ヤマザナドゥ/5弾]]のサーチ能力によってかなり緩和されているというメリットまである。 このカード自体のコストも低めなので普通に引いて[[蓬莱山 輝夜/5弾]]などの[[伝説]]持ちにセットしても問題無いと、まさに至れり尽くせりだろう。 -このように非常に強力なコントロール能力を持ったカードではあるが、その性質上爆発力や逆転性と言った要素では他のカードに一歩譲る。ある意味[[神槍『スピア・ザ・グングニル』]]と両極端なカードである。 -読みは「じょうはりのかがみ」。 ※最新版のカードでは「この効果は1ターンに1度しか使用できない」という記述が抜けている(エラッタ済み)。注意されたし。 ---- ***関連 -[[第五弾]] -[[虚像]]([[裏向きキャラクター]]) ----