**《情報戦》 >No.079 Command <[[第一弾]]> >NODE(4)/COST(2) >効果範囲:プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果 >発動期間:瞬間 > >【自分ターン1枚制限】 > > 目標の〔相手プレイヤー1人の手札〕を全て見て、1枚を選んで破棄する。 > >&italic(){「それ、記事にさせてもらいますね」} > >Illustration:[[も]] ---- ***コメント 相手の手札を確認し、その中から選んで1枚を破棄する。 強力かつ基本形と言える効果を持つ[[手札破壊>ハンデス]]カード。 相手の手札にある内から強力なカードを落とせる為、何か通したい行動がある場合に邪魔となるカードを確実に掃除しておく事が出来る。 また相手の手札を確認する為、その後の局面を有利に進める大きな情報を得る事が出来る。宣言タイプである[[禁忌『フォービドゥンフルーツ』]]のようなカードのサポートカードとしても優秀。 手札破壊としては必要なものは揃っている、まさに標準的なハンデスカードである。 ただ、効果の高さを考えれば相応とは言え、各種カウンターが強いこのゲームではノード・コスト共に軽いとは言えず、【自分ターン1枚制限】なため柔軟性にも若干難があり、あまり気軽に採用し辛いという印象が強い。 あくまで「手堅く強い」カードであり、「アドバンテージの取りやすさ」という面では他のカードに一歩譲る。同じハンデスカードでもプレイヤーダメージのオマケ付きの[[光撃『シュート・ザ・ムーン』]]や[[キャラクターカード]]なうえサポートも豊富な[[射命丸 文/5弾]]などと比較すると、少し苦しいものがあるのは否めないだろう。 それでも、その高い安定感は戦力として十分有用。 また同系統のカードのスペックを考える上で、このカードが一つの基準となっているのも事実である。 -[[第十一弾]]環境で再び評価が見直されているカード。決まれば勝ちに近付くワンショットコンボやカードが増えた環境なので、それらを確実に通すためによく使われている。 -かつて2度のエラッタを受けた珍しいカードの一つ。[[黄泉の舟]]や[[神秘の卵]]、[[本能『イドの解放』]]といった強力カードにも2度エラッタが掛かっていると考えるといかにこのカードが強力だったかが分かる。 --初出ではノード(2)/コスト(1)。[[マナの生成]]が絡めば1ターン目からプレイ可能、[[マナの生成]](当時はプレイ制限が無かった)が2枚あれば後攻プレイヤーが先行プレイヤーのアクティブフェイズに手札を落としてくるという超性能で、VISIONで初めてエラッタを受けたカードの内の1枚となった。 --そのエラッタではノード(4)/コスト(1)となる。1ターン目からプレイすることこそかなり難しくなったものの、現テキストのタイミング制限がなく、相手ターンのドローフェイズにプレイすることでトップドローしたカードを叩き落すことも可能というところは変わらなかった。2弾環境では[[人形の森]]というロックカードも登場したため、相手のハンドをズタズタにすることも可能だった。当然ながらかなりの採用率を誇っていたため、3弾環境に入ると同時にエラッタを受け、現在に至る。 ---- ***関連 -[[第一弾]] -[[Based Starter]] -[[取材『姫海棠 はたての練習取材』]] ----