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暴かれた陰謀 - (2010/08/14 (土) 17:28:13) のソース

**《暴かれた陰謀》
>No.579 Command <[[Special Collection Vol.3]]>
>Nord(3)/Cost(1)
>
>この干渉終了時まで、〔あなたの場のカード〕が相手プレイヤーの
>キャラクター効果の目標になった場合、
>その効果を無効とし、破棄する。
>その後、あなたの場に「連結」を持つキャラクターがいる場合、
>〔相手プレイヤー1人〕にXダメージを与える。
>Xはこの効果で破棄したキャラクターの必要ノードの値に等しい。
>
>(自動β):
> プレイされている〔このカード〕が
> 相手プレイヤーのコマンドカードの目標になった場合、
> 〔あなたの手札にある「賢者の封書」1枚〕を公開しても良い。
> 公開した場合、〔このカード〕のプレイは無効に出来無い。
>
>&italic(){地上の者で何やら良からぬ事を企んでいる輩がいる…。玉兎を利用した事は許して欲しい…}
>
>Illustration:[[cercis]]
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***コメント
いわゆる[[カウンター>俗語集(五十音順)#kaunta]]に近い挙動のカード。
テキスト上では効果が分かりづらい。

※エラッタにより、「キャラクター効果の[[目標]]になった場合~」から、「キャラクター効果の[[目標]]になっている場合、または、[[目標]]になった場合~」に改訂された。

「[[目標]]になっている場合、または、[[目標]]になった場合」という条件について
これは、自分の場のカードを目標にするキャラクター効果が使用された際、それが[[起動効果]]を使用したとき、[[自動効果>(自動)]]が発生したときのどちらのタイミングで目標を指定するかにかかわらず、「干渉中に解決することでその効果を無効にすることができる」ということである。

簡潔に書くならば、自分の場のカードを目標とするキャラクター効果が使用された干渉中にこのカードをプレイし解決することで、その効果を無効とし、[[破棄]]する。ということである。

以前は「[[目標]]になった場合」のみであったため非常にわかりづらい効果であったが、エラッタによって非常にわかりやすくなったと言える
↑分かりやすくなったのではなく、挙動が違います。QA256。
エラッタの適用は2010/08/14からですので編集自体フライング。エラッタ適用後、効果と用語をしっかり理解してから編集してください。カードも効果もは「発動」しません。

//まず、「[[目標]]になった場合」という条件について考える。
//これはより丁寧に書くならば「効果の[[目標]]として指定された場合」であり、「[[目標]]である場合」ではない。つまり、「目標を既に指定してしまっている効果」には作用しない。
//キャラクター効果に限定すれば、「目標の指定が行われるタイミング」とは、
//-[[起動効果]]を使用したときの、目標の指定を行うタイミング
//-[[自動効果>(自動)]]が発生した時の、目標の指定を行うタイミング
の二つである。

//次に、「この[[干渉]]終了時まで」という期間について考える。
//これは、《暴かれた陰謀》の効果が適用されるのは、「それが解決されてから一連の[[干渉]]が終了するまで」を意味する。

//これらを総合して考えると、
//「《暴かれた陰謀》が解決されてから、一連の[[干渉]]が終了するまでに、〔あなたの場のカード〕が相手プレイヤーのキャラクター効果の[[目標]]になった場合、その効果を無効とし、[[破棄]]する。」というテキストとして読み取れる。

//まず[[起動効果]]についてだが、これは他のカードが無ければ(※)、事実上無効に出来ない。
//例えば、[[八坂 神奈子/5弾]]の効果起動→暴かれた陰謀[[プレイ]]となった場合および、逆に暴かれた陰謀[[プレイ]]→[[八坂 神奈子/5弾]]の[[効果起動]]使用、となった場合を考える。
//どちらの場合も、「起動効果の目標となったとき」には、まだ暴かれた陰謀の効果は解決されておらず、効果も適用されていない。したがって、[[八坂 神奈子/5弾]]の[[起動効果]]を無効にし、神奈子を[[破棄]]することは出来ない。

//次に[[自動効果>(自動)]]だが、こちらは暴かれた陰謀が解決したあとに、場のカードを[[目標]]として指定する可能性が十分にある。

//例えば[[十六夜 咲夜/1弾]]に代表される、「場に出た場合」を条件とする[[(自動β)>(自動)]]である。
//これらは、そのカードが場に出たことで「新たに発生する効果」であるため、そうした効果を解決するまでも、「この[[干渉]]」に該当する。
[[少女密室]]で目標の変更ができるのもこの理屈である(QA027)。

//また、[[大ナマズ]]や小野塚 小町([[1弾>小野塚 小町/1弾]])などの持つ、戦闘の結果によって発生する[[(自動γ)>(自動)]]なども、暴かれた陰謀が解決したあとに、場のカードを[[目標]]として指定する。

//と、このように複雑であるが、
できることは「一定条件で、特定のキャラクター効果を無効にし、そのキャラクターを[[破棄]]する」「[[【連結】(ユニオン)]]持ちがいれば[[火力>俗語集(五十音順)#karyoku]]のおまけつき」というカードである。


//※[[賢者の封書]]がプレイされた場合など


-「プレイを無効」という記述を含まないため[[八雲 藍/5弾]]で[[落とされ>俗語集(五十音順)#otosu]]ないが、かといって藍に何か出来るわけでもないため[[アンチカード>俗語集(五十音順)#anchikado]]とまではいかない。
//-[[起動効果]]の[[目標]]の指定は、使用時に手順2で行う。このため、相手のキャラクターの起動効果の使用に対し[[干渉]]でこれを[[プレイ]]しても、既に目標の指定は行われているため意味がない。逆に、これの[[プレイ]]後に[[起動効果]]が使用された場合、まだこれが解決していないためやはり意味がない。&br()つまり、これ単体では、「〔このキャラクター〕がプレイされて場に出た場合」を条件とし、かつ[[目標]]をとる[[(自動β)>(自動)]]にしか対応出来ない。
//[[(自動γ)>(自動)]]にも対応できるため記述を大幅修正。
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***公式Q&Aより
-Q027.キャラクターカードのプレイに干渉して「No.148 少女密室」をプレイして解決した場合、そのキャラクターの持つ「場に出た時」に適用される自動効果の目標を変更することは出来ますか?
-A027.はい、出来ます。(ルールリファレンス「干渉」を参照ください。)
--コメント
---[[CIP>俗語集(五十音順)#cip]]は「1つの行動が発生し、それにより発生する効果、および、その効果の解決により直ちに適用される効果」であるため、これがて解決されるまでの期間も「この干渉」である。

-Q256.「No.579 暴かれた陰謀」で、この効果の解決以前にキャラクター効果の対象として指定されていた場合、効果の解決時にその効果を無効として破棄できますか?
-A256.いいえ、出来ません。「No.579 暴かれた陰謀」の解決以降に目標として指定された場合のみ、無効として破棄します。
--コメント
---「目標になった場合」である。「目標である場合」ではない。
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***関連
-[[Special Collection Vol.3]]
-[[賢者の封書]]
-[[【連結】(ユニオン)]]
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