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人魂灯 - (2011/07/31 (日) 05:57:55) のソース

**《人魂灯》
>No.246 Command <[[第三弾]]>
>Nord(5)/Cost(1)
>
>【装備】
>
>(自動α):
> あなたのドローフェイズはスキップされる。
>
>(自動γ):
> あなたのメンテナンスフェイズ開始時に、〔あなたのデッキの上のカード1枚〕を公開する。
> そのカードが「種族:幽霊」を持つキャラクターカードだった場合、
> そのカードをアクティブ状態で場に出しても良い。
> それ以外のカードだった場合、そのカードをデッキの下に戻す。
>
>&italic(){「ちゃんと私についてきて下さいね」}
>
>Illustration:[[源五郎]]
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***コメント
戦闘力の増減が無い[[装備]]カード。
ドローフェイズと引き換えに、デッキの幽霊をノーコストで場に出す能力を持つ。

凶悪なリスクの代償に破格の展開力をもたらすカードと見せかけて、その実体は専らコンボによってデメリットを相手に押し付ける為に使われる、一種のロックカードである。
[[装備]]カードなのでルール上相手に直接セットする事は出来ないが、大抵は[[神符『杉で結ぶ古き縁』]]で適当なキャラクターに貼り付けてから相手に送り込む事で簡単にロックが成立してしまう。さほど労力を掛けずTCGにおいて根幹を成す「ドロー」そのものを完全にロックしてしまう為、それだけで状況によっては「詰み」になる事もしばしば。
もちろん既にある手札のカードのプレイや場のキャラクターによる戦闘等は普通に行えるのだが、大抵はさらにもう一押し他のカードによる連係が組まれ、成すすべも無くライフを削りきられるのがオチである。

送り込むキャラクターは攻撃されるリスクが無いという点から[[人形]]が選ばれる事が多い。アドバンテージを消費せず場に出せる[[上海人形]]や[[蓬莱人形]]、[[人界剣『悟入幻想』]]等によって破棄されない[[露西亜人形]]辺りが適任となるだろう。
より確実に成立させたいなら、事前に[[情報戦]]を撃って[[破壊の目]]や[[解呪]]、[[人界剣『悟入幻想』]]等のロック成立に邪魔になるカードを露払いしておくと良い。

強いて言えば、相手が種族:幽霊を大量に投入したデッキだった場合、キャラクターの展開を許してしまうのがネックとも言えるか。
また相方の[[神符『杉で結ぶ古き縁』]]が[[魔法研究]]という確実なサーチ手段に恵まれているのに対し、こちらはせいぜい[[修繕]]で[[マナチャージ]]による事故落ちを防ぐくらいで、ロック成立にかなりバラ付きがある。当然ロック成立が遅れれば遅れるほどこちらの勝ちの目は薄くなっていくので、結局は安定性の面で他のデッキに大きく劣るのがネックである。その分決まった場合の爆発力は比べ物にならないわけだが。

能動的に自分で使い種族:幽霊のキャラを毎ターン展開するという使い方も無くは無い。[[幽霊移民計画]]と組み合わせると、それなりの速さで幽霊が出てくる。
それでも、ドローフェイズが止まっているため、手札の補充は容易ではなく、またそれだけのリターンも望めない為、上記のロックカードの「決まればほぼ勝てる」という強烈さと比べるとかなり微妙な感は否めないのが正直な所。
どうしても使いたいなら、意図的に種族:幽霊のカードをデッキトップに集める[[稗田 阿求]]やドローフェイズ以外でのドローを(コストが必要とは言え)可能にする[[弦奏『グァルネリ・デル・ジェス』]]等を組み合わせると良いかもしれない。

-一応[[因幡 てゐ]]で相手のキャラクターのコントロールを得る→このカードをセットしてから相手に返す、という手順によりロックを掛ける事も出来る。[[魔法研究]]のサーチに対応していない上にコスト面でもかなり無駄が多いが、コンボのバリエーションの一つとして覚えておくと良い。
-公開したカードが「種族:幽霊」を持つキャラクターカードであり、場に出さなかった場合、公開したカードはデッキトップのままである。
***関連
-[[第三弾]]
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