分類:種族
出典:SW2.0
沼エルフとは沼地を中心に活動するエルフの亜種である。
肌は小麦色から褐色、頭髪は銀や緑色をしている事以外は外見的にエルフと大差は無い。
主な信仰として、
沼神ド・カーニと呼ばれるアステリアの下位神を信仰している。
傾向としては外部との接触や技術の発展を嫌い、停滞や物事の繰り返し、積み重ねを推奨する。
魔法技術の発展が遅れている分、練技を習得している者が多く炎を吹けて一人前という風潮が強い。独自の練技を開発している部族もいる。
ただし、生活拠点が沼地の多い湿地帯である為、妖精使いに限り、飲み水の入手の為に重宝される。
生贄や知的生物を食す事など、ある程度発展した国家では禁じられている行為が未だ続いている。
その粗野な生き方に反して、彼らが沼の泥を使い自らの炎で焼き上げる陶器は芸術的に高い価値を持っており、
それが原因で彼らの集落を狙う者は絶えない。地方によっては蛮族の亜種として見られている事もある。
魔動機文明時代に多くの湿地帯などが開拓され、この自然主義者達はあちらこちらに分断されてしまった。
現在ではフェンディルやテラスティア央部に僅かに集落が確認されているのみである。
閉鎖要素が強い為、ナイトメアなどは産まれて直ぐに殺されるか、神への生贄とされる。
所謂エルフからは下位種族として嫌われているが、逆に土や火の要素が強い為かドワーフとはそこまで仲が悪くも無い。
最終更新:2010年03月11日 07:35