種族:人間
年齢:17歳
性別:男
ウィザードクラス:可能性としてあらゆるものを内包する。
職業:輝明学園海鳴分校2年生
所属:
イベント実行委員会、帰宅部
外見:金色に染めた長髪に整った顔立ちで。中肉中背。よく様々な道具なんかが入った手提げカバンを携帯している。
騒乱の後は黒く染め直し、髪を短くしたため、別人のように見える。
設定
輝明学園海鳴分校に通う2年生。
勉強も運動もそれなりに高いレベルでこなし、手先が器用で、今の流行にのっとって家事全般を得意とする。
イベ実に所属しており、恭也や翼のいたずらの小道具を用意したり、時には教師に頼まれて大道具小道具を準備したりもしている。
ほぼ万能に近い才能を有しており、気配りができて、いざという時には度胸も見せる・・という非常にいろいろとできる人物なのだが
普段は気が弱く、中学まで地味で目立たなかった自分を変えるために高校デビューをたくらみ、金髪に染め、大幅にイメチェンした・・・のだが
むしろ状況はより惨くなってしまった。何故!?
よく涙目で悪罵を吐きながら走り去る彼の姿を校内で見かけることができる。
性格はいわゆるヘタレ的主人公気質に近いところがあり、気が弱く優柔不断なところがあるのだが、気安くて誰にでも優しく、己を顧みずに他者の為に動くため、何かと彼の周りにはいろいろな人物が集う。(加えていうならシスコンで彼が帰宅部なのは早く帰って家族の面倒をみたり、バイトをするため)
妹が一人おり、片親がいないために面倒をよくみているから、世話焼きで面倒見もよい好人物。
が、三枚目的な部分があるためにいまいち主人公とかっていう位置には納まれない、悲しい人物。
本来向かないはずのムードメーカーになろうと影ながら努力を続けているが、いまいちうまくいっておらず、それが原因で周りから散々な扱いを受けていることも。本人は原因が自分の空回りにあるとは気づいていない。
外見的にはいいはずなのにイマイチモテないのも、そのあたりに原因があると思われる。
翼や恭也と特に仲がよく、何でもないときにつるんでいる姿をよく見かける
生来の気の弱さが災いして、何も悪いことはしていなくとも、風紀委員を見るとビビッてしまい、それが原因で疑られたり、追いかけられたりしていることも。
機械いじりを趣味のひとつとしており、それは時に趣味の範疇では収まらないレベルの性能を発揮することもある。
イノセントであるはずの彼の発明が時にウィザード側に食い込んでくる程に・・・。
能力的には完全にイノセントである筈なのに、明らかにウィザード側の事情に足を踏み入れている、異常ともいえる人物。
誰もことさらにそれを指摘しないことが、そして彼自身の凡庸さが、その異常さに拍車をかけている。
どういった理由から、普通よりも「ただ生きていくことの大事さ」を意識していて、日々の暮らしを大事にしているが、特に誰かにいったりはしていない。
彼は実は裁定者の一人でその中でもかなりの力を有している。その力はたとえ多くの人に認識されなくとも世界結界を改変してしまうという能力。この能力を利用し、自身の作り出したパワードスーツをエミュレイターに効くようにした。
記憶の神事件後は影宮の元で監視と護衛をつけられている。
卒業まではこの世界にとどまることを許されており、卒業後は家族とともにブルースフィアに送られる。
すべてを知った彼はむしろ心穏やかになったかのように落ち着いたが、それは表層的なものであり、その内面はさまざまなもので揺れている。それを推し量ることが出来るのはまた、本人のみである。
最終更新:2010年09月18日 02:08