名称:『神の猟犬』『嗅ぎ屋』『鼻(ね)』
種族:人狼
年齢:26
性別:男
所属:特務執行機関JUDAS
国籍:ブルガリア
クラス:人狼
職業:贖罪者・咎人
外見:耳を削ぎ落とし聖印の入った目隠しをした禿頭の男。
   しなやかな筋肉をぴったりとした革のスーツで包み鋲打ち首輪を装着して
   いる。

「しかし、私は目が見えないわけではない。
 確かに周囲の世界は見えない。しかし、それは他のものを見ているからなのだ
 ―――私の心を喜びで満たすものを」
「ほう、それはなんだね?」
「神の顔を見ているのだよ、死ぬまでずっと」

ケルの女預言者 第一章

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かつて、偉大なるイエズス・キリストに従わず異教の偽神を信じ、忠実なる神の使徒達を次々と屠った蛮族の暗殺者。
捉えられて後、真にして唯一なる宗教の崇高なる教えを9年間かけて説かれ、絶対の信仰に目覚める事となる。
帰化した後も己の罪を悔い、自ら眼を潰し耳を殺ぎ鼓膜を破り舌を切り取って改悛の意を示し、残りの自らの人生をただ只管に神の声の導くままに捧げる事を誓った。
曰く、神の姿以外を見る必要は無く、神の声以外を聞く必要は無く、神の言葉以上の言葉を必要としない。
只、神の敵を見分ける為の鼻と、神の敵を追う為の手足と、神の敵を屠る為の牙があれば良い。
我は忠実なる神の僕であり、神に仕える事こそ最大の喜びである。と。

異教時代に勧告に3度応じなかった事から、捕らえられた際に『狼』の罰を受けた結果、異常に感覚の発達した人狼となってしまったが、それすらも神の導きである。と認識している。

四足で這い、人狼の超感覚を駆使して神の敵を追跡する事を得意としている。
戦闘能力はJUDAS内では下の中だが、汎用性が高く神の教えに忠実である為に、他の構成員に貸し出され神敵を狩りだすために利用されることが多い。
任務に従事していない時は、座敷牢の中で自らの体を責め抜いている。
最終更新:2011年06月16日 22:19