性別:男
年齢:39
職業:私立探偵
二つ名:Armada-Leader(無敵指揮官)、Deserter(逃亡者)
VIP能力:Puppet(人形)Parrot(鸚鵡)
外見:白髪交じりの黒髪黒眼。中肉中背で若干中年太り。
   よれよれのグレースーツに起毛のネクタイが一張羅。

設定

トリニティH市支部総務課所属の二つ星能力者。
15年近く前にトリニティの対人部隊の指揮官をしていたが、
8年前、夢先・天の裏切りに遭い部隊は同士討ちで全滅。本人も強い心的外傷を受け戦闘部隊から引退した。本来は完全にトリニティからも脱退するつもりだったが、強く留意され閑職にて半ば静養扱いのまま8年間過ごしてきた。
主な仕事は昼過ぎに出社し、一本指打法で書類を一枚仕上げ、定時で帰宅。
趣味はAV収集。殊更に好きなのは水着物。
休日は日之影に落としてもらったAV鑑賞で潰れる。
ビールは高いので飲むのは専ら発泡酒。つまみはコンビニ惣菜という駄目中年。
副業で私立探偵をやっているが自分より不幸な人間の依頼しか受けないという客を選ぶような事をやっている為、実入りは少ない。

性格面では惰弱。過去の敗北からプライドが薄く、
危険に敏感だがそれを自己の保身にしか用いない。
かつての強固な意志はどこへやら、意志薄弱で付和雷同的である。
その原因として、彼が集団の対人殺傷能力を高める能力を持っていた為に対人専門部隊が出来たような物である為、仲間に殺人を犯させたのも、夢先を人殺しの道に引きずり込んでしまったのも全て自分の責任だと考えている事がある。
故に彼は、もう二度と部下を持たず、責任を逃れ、戦争から逃げ、決める事から逃避し、ついた二つ名が逃亡者。最早救いようがない。
所謂、どん底である。

先日H市を襲った事件にて、因縁の相手にしてかつての弟子、夢先・天に遭遇。
襲撃者達から見苦しく逃げ回るも、日之影やかつての上司に説教され、とうとう、潔く、『話し合い』をすることを決意。
話し合いの結果、敵勢力を大幅に削いだ上で日之影や上司に責任を擦り付け、見事に現世への後腐れを断ち切り、最後に未だ『無敵指揮官』に縛られている夢先を呪縛から解放すべく、『勝った方が死ぬ』デスマッチに参戦。見事相打ちとなり果てる。
が、助けるはずの夢先に命を助けられ、再会の約束まで交わし、とうとう腹を括った彼は今一度だけ『無敵指揮官』の名を取り戻し、かつて仲間達を死に追いやったParrotの封印を解く事を決意した。
封印を解いてしまった彼は日之影やこちらに寝返ったユリアンヌと共に一切の手傷を負うことなく敵の首領の首を挙げ、見事凱旋を果たした。

その後・・・
日之影(ロリ)の内縁の妻エレンに雑多な諸々を吹き込んだのと、押しかけ娘の天にAVコレクションがバレたので現在絶賛逃亡中。日本全国コネを使って東へ西へとほとぼりが冷めるまで逃走中。

能力

Puppet(人形)
  • 視認出来るレベルの鋼糸で人体を操作する能力。
  • 鋼糸の長さは最長50m程度。一度に出現できる最大数は4本。
  • 副次的な能力として糸の先に人形を作り出す事も可能。
  • 作り出せる人形は全盛期なら人型程度だが、現在は一部位が精一杯。

Parrot(鸚鵡)
  • 視認した事のある相手のVIP能力を相手を模した人形を作り出す事で
   再現する能力
  • 特筆すべきはどのような能力であれコピーできる汎用性の高さ。
  • 身代わり人形を使って反動を軽減する事で低コストで再現する事が可能。

《鸚鵡返し》
  • PuppetとParrotの二つの能力の合わせ技。
  • 相手の攻撃意志をコピーし、相手の身体を操作する事で攻撃を自身に
   撃たせる同士討ちの術。
  • 人形を複数経由した多重発動により非常に少ないコストで使用可能。
  • 彼の元へ攻撃は一切届かない事が『無敵指揮官』の名を冠す由縁。
  • 8年前に誤情報により仲間達を殺してしまった忌まわしき技の為、Parrotの能力と共に封印中。

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狂い人 VIP キャラ
最終更新:2011年12月02日 01:13