「人生なんて何もかわんねぇって思っててさ。俺みたいなハンパな奴には、何にもねぇんじゃねぇのかな、とかさ思っちまうんだよなぁ
でもさ、皆同じなんだよな。ビビったりとか、きつかったりとか、つまんねぇとかさ。んで、皆ヤなもんに向き合ってるんだよね
だからさ、なんていうか、俺も頑張んべ、ってなるんだよな。
なははっ、らしくねぇかも」



年齢:17歳
性別:男
ワークス/カバー:高校生
ブリード:ピュア
シンドローム:キュマイラ
コードネーム:フール・ランニング(馬鹿は走るのをやめない)

外見:黒髪の短髪に、どこにでもいるような平凡な顔立ちのやや細めの少年。いつでも飄々とした雰囲気を漂わせている。
事件の後は、常に靖音とおそろいのペアリングを身につけている。

設定とか

N市の高校に通うUGNイリーガルの少年。
N市に来たのは中学生の頃で、親の仕事の都合で転校してきた。
両親が仕事の都合で遠くに居るため、一戸建てに1人暮らしをしている。
平凡な顔立ちに、学力もそこそこで、特にこれといって打ち込むこともなく、日々なんとなく過ごしながらもそれに齟齬を抱かなくもない、いわば「普通の高校生」
テンプレで勉強はあまり好きではない。
優秀な商社マンである父と、同じく商社マンの年の離れた兄がいる。

能力に覚醒したのはつい最近で、FHのテロによりクラスメイトともども危機にさらされた際に力に発症し、FHを撃退したことがきっかけでUGNと接触した。
現在はUGNの指導観察の下、イリーガルとして活動しているが、覚醒して日が浅い為かオーヴァードの力の特別さに酔いしれる部分がある一方で、そんな薄っぺらい自分を自覚している部分があり、能力に関しては喜ばしく思っているように見えつつも、なんとも言えない想いを抱いている。
そういった理由や、テロリズムなどに対する一般的な感性からFHを許せない為にUGNに協力している
戦闘時は巨大なハンマーをただひたすらにキュマイラの怪力でたたきつけることであり、シンプル故にその破壊力は絶大。
N市における事件の終局では、たった一撃で半壊していたとはいえビルの半分を吹き飛ばしており、そのポテンシャルに高い注目を浴びている・・・らしい(調子に乗った本人談)
ハンマーは平時分解してギターケースに収納して持ち運びしている。

彼自身はごく普通の家庭に生まれたごく普通の少年だったが
父や兄が優れた才能や能力を持つ人格者であったため、「平凡な自分」というものにコンプレックスを抱きながら育ってきた。
そういった経緯からとN市にくるまでは各地を転々としていた経験からか、自分を面白く見せよう、人に一目置かれようという虚栄心が強く、表面的な付き合いはうまいものの、一歩踏み込んだ人間関係が築けない部分がある。
一方で、父や兄の「特別な何か」や「特別な誰か」を持っている部分に尊敬と憧憬の念も抱いており、いつか自分にそういう存在ができたのなら、全力でそれを守ろう、と思っている。

とはいえ、現実はなかなかに無情で、そういうものが彼の人生に現れたことはまだない。

上記のような理由から離れて暮らしている家族に対して一歩引いた部分があるが、それなりに家族関係は良好。

性格はお調子者で飄々としており、明るくて面倒見が良いため人づきあいもうまい。
リアクションがデカいタイプ。
友達は多いが親友は少ないタイプで内面を吐露できる人間は割と少ない
上記のような理由から理想と現実の差を感じており、自分自身に関しては割とドライ
本来の彼の性格故か、真面目で正義感の強いところも。
そのお調子ものっぷりと平凡な顔立ちから、あまりもてないため、女子の友達って少ない。
コンプレックスや一部の事以外に関してあまり深く考えないようにしている部分があり、割と猪突猛進気味。
両親は高校入学と同時に仕事の都合で遠くに越してしまい、兄も独り立ちしているため、1人暮らしが長いこともあって意外に生活能力は高い。面倒臭がりだが


安賀・靖音とは中学のころにN市に越してきたばかりの頃に知り合ったN市での初めての友達で、付き合いも長いため、お互いにいろいろと話せる仲で、とても仲がよい。
彼の人生の中で数少ない、深い付き合いを出来る人物で、本人は異性の友達と思っているが、少なからず好意を抱いている・・が、彼自身にそういった経験が乏しい為にあまり自覚できていない様子。
N市での事件にて行った一世一代の告白が功を奏したようで、その関係には進展がみられた様子。

事件にて知り合った高柳・晴海とは事件の際に友情を結び、彼がN市を離れた今でも定期的にメールのやりとりをしたりしている。
その一貫したスタイルには感心しているが、若干ついていけないノリの為、晴海がそれに合わせていることも相まって、一緒にいる時はただの仲のいい少年二人である。割と親友


好きなものはテレビゲーム、人と遊ぶこと、頼られること、ファーストフード、プラモデル、野球、長期休み、チャーハン、楽しい空気
嫌いなものは勉強、説教、1人になること、しらける空気

N市においてリプロダクターの起こした事件にて、親友であった安賀靖音を助けるために奮起した経験を経たことでコンプレックスや逃げ腰な部分をある程度払しょくし、現在はUGNに保護されイリーガルとなった靖音と共に新たな生活を歩み始めている。
最終更新:2012年06月22日 21:35