氏名:リン・マグナス
人種:ガイノイド
性別:女
年齢:製造されてから5年
適正:ユニオン、クラッシャー
乗機:MSU-Pヒポクラテス
職業:医療用ガイノイド
紋章:蛇の絡みついた杖とATという文字をカリグラフィーにした物
風貌:頭部から口の上までを覆う青のバイザーからグレーの毛髪状センサーが伸びている。
   成人女性の擬体を使っているが、服に隠れた間接部分は球状。

  • CM

 この文章は、未来社会の隙間を埋めるAperture Technologyの提供でお送りします。

本製品は医療用全身擬体MSU(Medical Support Unit)シリーズの試作機です。
過去にも自律金属細胞"ALTIMA"を医療の分野に利用する試みは世界各国で行われてきましたが、
AL粒子による医療用センサーの無力化やリンケージという才能の壁の前に阻まれてきました。
本製品は、ユニオン級ガーディアンの持つ"DIVINE"を応用することにより、
AL粒子を活性化させ、擬体を人間の身体に同一化することを目的として開発されました。
現在特許取得中の当社独自技術によって、アンドロイドとしては極めて高い状況判断能力と、
汎用性を身に着けた本機は、まさに成長する擬体と言っても過言ではありません。
今後の目標としては、小型化、省エネルギー化、そしてコスト削減が挙げられますが、
機甲歴0070年までの商品化を目指し、現在パイロット版の試験運用が開始されています。

 今後も、未来社会の隙間を埋めるAperture Technologyを宜しくお願いします。



  • 特定固体リン・マグナスについてのレポート

当該固体は、Aperture Technology所属のクラッシャー級競技パイロットである、
傾・ヒビキの要望により、その師匠である浦霞・空洞?へ貸与されたMSUシリーズの試作機である。
固体名称はProsthetic Medical Gynoidから取られた。
実験的に事故死した社員のクローン体を内蔵した為か、或いは被貸与者がリンケージである為か、
感情面、能力面において、シリーズの他の機体とは異なる成長を遂げている。
特に非常時対応能力と火器管制システムに多くリソースを割り振る成長形式は、
かつて失敗に終わった大戦中のプロジェクトを髣髴とさせる。
以降の管轄をPMCフォーチュンに要警戒案件として部分委託する事とする。
最終更新:2015年09月03日 23:32