リヒャルト・ベルリッヒンゲン
人種:共和国人。北欧と欧米のハーフ系の身体的特徴を持つ
年齢:25才
性別:男性
職業:共和国軍人→アードバーク隊所属→フォーチュン隊員
乗機:
エヒト・ヴァッサ
紋章:青い盾と重なる蔦の絡んだ篭手つきの騎士剣のモチーフ
外見:赤錆色のウルフカットに、やや鷲鼻気味の端正な顔立ち。肌の色は白く、ほんの少しある無精ひげが目立つ
瞳の色ははしばみ色で、普段はよくメガネやサングラスを着用している。鍛えられてはいるがやや細身。普段の表情は皮肉げだが、表情はよく変わり、笑うと愛嬌がぐっと増す。
概要:
共和国生まれのリンゲージ。
士官学校での教育課程中に第二次大戦において戦時任官を果たし、共和国軍の一員として戦端に参加する。
祖国の為に戦い勝利を勝ち取る事が人々の為であると思い戦いを続けていたが、連邦、共和国双方における奈落兵器による大規模破壊や終わらない戦いに疲弊する人々を見つめ続けることで疑念を抱いていき、迷いが元となって戦争末期の戦いにて大きなダメージを機体に受け戦線を離脱。
MIA(作戦行動中行方不明)となる。
大幅に損傷した機体と共に墜落した先で、過去のスーパーロボットの残骸と機体が融合したことで後の乗機エヒト・ヴァッサとなるが、機体に搭載されていた救難信号用のビーコン等が融合の過程で機能しなくなり、エヒト・ヴァッサがリヒャルトの意思に応じて動き出すOSとなってしまったため
当時失意と疑念の底にあった彼では動かす事も出来ず、機体内にて自軍の救援を待つうち、先に彼と乗機を発見した当時作戦行動中のアードバーク隊に捕虜として捕まることとなった。
その後、戦争を停めるために戦い続けていたアードバーク隊の面々に感化されていき、彼らが避難民を連れエルジアより脱出する際に行われた避難船への攻撃を目にしたことで「悲惨な戦いを停めねばならない」という強い想いを抱いたことから、機体の起動シークエンスを起こすことに成功し、乗機を使って避難への助力を行った事を契機にアードバークの一員となっていった。以後は戦争を停めるため、和平派として活動しコロニー落とし阻止作戦にも参加。
クーデターから和平調停の締結後は、一時的に共和国へと戻るものの、戦後の処理や復興の為に共和国のみならず、連邦も含めた各地を連邦、共和国合同の特務復興調査隊として危険区域や、時には対ハイパーボレアなどの前線さえ巡る事になる。和平締結に携わった者でありながら、立場としては裏切り者に近い彼を飼い殺しにする意味合いもあったと思われる。それらの活動が落ち着いた後、戦い続きでろくに行っていなかった乗機の改修、解析の為、アードバーク隊の時のツテを使い、ヴェッセーラ重工を頼っていた。
解析はブラックボックスも多く、遅々として進まなかったものの、機体の修繕やオーバーホール、数値的な
データの収集は終わり、本格的に祖国に戻ろうか、というころあいでラーフの電撃的な建国と、アビ・テクによる侵攻が開始。
ノイエヴォルフの台頭などの不穏な空気を受け、PMCフォーチュン設立に合流。
以降は当時の同僚達も交え、各地での作戦行動に参加している。
基本的にあっちこっち飛ばされては落ち付けない人である。
性格:
クールを気取っているが気さくで気配りも出来、ある程度陽気で相手にあわせるため、つきあいはしやすいタイプ。時折やや皮肉屋なのが珠に瑕
世俗の利潤や社会の趨勢に流されるような態度をとることもあるが、内面では真面目で正義感や道徳心が強く、現在では一般的な「リンゲージとは人々を守るために力をふるうものである」という意識を潜在的に持ち続けていた。
経験としてグレーゾーンな対応などもする等、世俗慣れした部分も強いため、いわゆる「内側に熱い炎を持つ」性格となっている。
面倒見はよく、軽口や愚痴ももらすが人にはよく付き合うほう。身内に対してはやや甘い
身なりは常に綺麗に保つほうだが、私生活はややだらしないほう。その時のテンションの浮き沈みで部屋が散らかったり片付いたりする。
とはいえ任務で各地へ飛ぶ彼に自室での安住はなかなか訪れない
趣味は音楽鑑賞と読書。聞くものにも読むものにも雑食で、とかく様々なものに興味を示す
純粋なコロニー育ちの為、地球の重力にやや弱い
生活能力は年齢を鑑みた上で言えば高いほう
論理とファジーさの使い分けが強み
共和国エースの元同僚とは軽いノリでそつのない皮肉屋と本人にとって有能が仇になり続ける才媛として、士官学校時代からの友人、コンビ付き合いであり、何度かの離別や別行動、時には敵対する事さえあれど、変わらず親交を保っている。
高機動の共和国エース機と蒼のスーパーが戦場で愚痴と文句と説得を交えながら激しい戦闘の応酬をした事は一部で有名である
最終更新:2015年09月04日 23:48