機体名:ライセングリート/プロジェクト・リミテッドワン試作運用機
制式番号:Xr-08P/LO
直径 :22.5m
総重量 :148.5t
タイプ :オーバーロード級ガーディアン
装甲材質:易流動質複合ALTIMA合金
動力 :重力干渉用ALTIMAユニット
開発元 :Xr研究所
搭乗者 :
ザック・イグザール
共和国にて第二次大戦末期に、一次大戦時の研究
データを基にして計画、建造された半ば実験機のような機体
「 単機での作戦遂行と環境適応 」「 ALTIMA粒子およびリンゲージ適正の限界性能の追求」というコンセプトの下、多数の試作兵装や実験的なシステムを採用され設計と建造が行われた。
一次大戦中は資金力や技術力の問題、設計思想にブラッシュアップの余地が見受けられるなど多数の問題があった事や、奈落兵器の多数使用により戦局が破滅的な方向に向かっていったため、計画は頓挫し、資料のみが残されていたところを、「二次大戦中の泥沼化した戦局を打破しうる従来性を踏破した兵器の建造」という名目のもと、過去の遺物をより洗練した形でよみがえらせようという研究者達の思惑によって作り出された。
各稼働部、間接部などにALTIMA粒子を利用した反重力ユニットと、コックビット部の機体管制システムとの遠隔リンクシステムを組み込まれており、結果として理論上は重力ユニットによって各四肢の連結を切り離したまま飛行機体のように独自行動をさせる事が出来る
各部位を咄嗟に切り離して回避運動を行う事や、各パーツに複数用意されている連結部の接合パターンを変えることによる擬似的な変形、縮小化
各部位をガーディアンの常識によらずに全方位稼働できることによるフルレンジ攻撃など
単独で多数を相手どる事や拠点破壊などの特殊任務に用いる事を想定されている
ALTIMA粒子の特性上、リンゲージの適正次第で遠隔操作可能な距離の延長や動作の複雑、精密性の向上は可能だが、十分に活かすためには高い空間把握能力や高いリンゲージ適正が必須であり、それであってもフルに使い続ければ搭乗者への負担は相当なものになる
これに関しては精密性は下がるものの、パイロットを補助する擬似人格OSを搭載しコントロールを分ける、機体そのものが高出力炉の塊の為、一部機構を武装制御のみに用いるなどの対処案もあがっている
その他のデメリットとしてはそのフレキシブルな稼働性故に損耗が激しい事や、その特異性の為連携した作戦行動を取るには向かない事などがあげられる
外観は共和国製ではあるもののザードシリーズとは一線を画しており、各部にユニットを組み込んだ事から四肢が肥大化した他、背中に周辺のALTIMA粒子の集積、反応性を高めるためのフィンが設置されている
武装は各四肢に通常のマニュピレータとは別に格納スペースが設けられており、右腕にライフル系列
左腕にサブウェポンとして状況に対応した射撃装備
両足内部にブレードやビームサーベルなどの近接武装を仕込める他、高出力ジェネレータを用いた機体胴部からのエネルギー砲を基本武装として搭載している
機体特性上使用法や従事する任務によって武装は変わる
搭載性と柔軟性の確保もコンセプトのひとつである
実は隠密機体とするならやや大型なのがネック
イメージはターンXより
機体名はコードネームのようなもので
意味は「引き裂かれる四肢」
地味に怖い
最終更新:2015年11月15日 02:02