聖杯大戦へ向かう
※主催者の元に送られた、差出人不明のFAX
◆
聖杯大戦に召喚された時の事か…。
ああ、覚えているさ。忘れられる筈が無い。
私は、これでも少しは業界(サーヴァント)で名が知られていた方だったんだよ。
神代生まれ。対城宝具持ち。クラスはセイバー……。
神代に産まれたんだ、高位の幻想種と闘争(たたか)った事もある。宝具の一撃で、大軍勢だって消し去った事もある。
マスターだって、一流と言って良い魔術師さ…。ロシア産まれの、2mを超える巨漢で、ブラジリアン柔術とムエタイをハイ・レベルで修得していた…。奥の手として3mを超えるゴリラに姿を変える事だってできる。それを魔術で身体強化するんだ…。悪魔だって、悪魔を超えた存在だってオモチャにできる。
魔術を競うと信じている魔術師ならば、簡単に絞め殺すし、蹴り殺していたよ。
俺達は最強。敗北(まけ)る訳が無い。
そう、信じていたさ。あの超雄(オトコ)に逢うまでな……。
◆
その男を見た時、セイバーの戦闘経験が、否ッッ!
頭脳が、否ッッ!
精神が、否ッッ!
魂が、否ッッ!
セイバーの肉体を形作る六十兆を超える細胞の全てがッッ!否ッッ!
セイバーの存在を構成する凡そありとあらゆる総てがッッ!!!
この雄(オトコ)に勝てぬと理解(わか)ってしまったッッ!!!
セイバーの眼には、会敵したサーヴァントが、人の姿では無く、山よりも巨大な鬼(オーガ)に見えた。
◆
「クスクスクスクス」
雄(オトコ)が────超雄が嗤う声。
闘争(たたかう)よりも速く、勝てないと断じてしまったセイバーを嘲る声だ。
「最優のクラスと聞いて、少しは期待していたんだがよう…。とんだ見当違いだったみたいだなぁ」
その超雄は、身長は190cmを超える程度。その力を解放した時、如何なる生物も只では済まないと確信させる筋肉で全身を鎧っっていた。
今まで超雄がその暴力で屠り去ってきた生物の鮮血で染め上げられたかの様な、超雄の宇宙からでも認識できそうな気炎を実体化させたかの様な赤い髪。
強大な力を内蔵したうねる筋肉の束を覆う、鋼鉄を思わせる黒い皮膚。
凡そ、全身の何処にも、爪の先端部や髪の毛の一筋に至るまで。
それどころか、視線や口から吐き出す息に至るまで、弱いという要素が存在し無い。
タンパク質とカルシウムでできている人体とはlは到底思えない。地球創成期から現代に至るまで星野中核で巨大な質量とエネルギーにより圧縮され続けてきた鉄塊が人の形を得て動き出した。
そう。言われても────そう、言われた方が納得がいく。
『弱さ』というものを、産まれた時点で、否。産まれる以前から、受精卵の時点で、概念レベルで捨て去ってきたかの様な。
『強い』という概念について訊かれた時、この超雄を識る者は、皆が皆この超雄を挙げるだろう。
『強い』という概念の擬人化。『強い』という普遍的な言葉を、己一人に隷属させる存在。
この超雄の存在した後の世界に於いて、『最強者』という言葉を意味するものはこの男の名を以って宛てられる。
それが、セイバーの眼前に在る超雄だった。
セイバーは最早、己の敗北を規定事実として受け入れている事に気がついた。
◆
ズチャ。と靴が地面を踏みしめる音。雄(オトコ)はただ普通に歩いているだけだ。長身かつ強大な筋肉に覆われているが、巨人という程でも無い。巨(おお)きさならば、現代日本に於いてならば上回る者は幾らも居よう。
ならば、それならば、何故、ただそれだけで、直下型大地震が発生したかの様な震動と揺れを感じるのか。
何故、雲衝く巨人が迫っている様に見えるのか。何故、天をも衝く巨峰が迫り来る様に感じられるのか。
理解(わか)っている。超雄の放つ闘気(オーラ)の所為だ。
否。超雄の纏う雰囲気の為だ。
「この俺が居る戦争だ。ふさわしくない者には去って貰い。よりふさわしい者に残ってもらわなければならない」
只、其処に在るだけで、天が、地が、太陽が、月が星が、超雄の居る地点へと総てが収束してゆく。それ程の存在感。宇宙がこの超雄を中心に動いているとすら思わせる。
圧倒的。そんな言葉が脳裏に浮かび、否とセイバーは浮かんだ言葉を否定する。
そんな言葉では到底足りぬ。この超雄を形容する為には、新たなる概念が必要だと。
『お前は聖杯を競うにふさわしくない』言外にそう告げられたセイバーは、意識の何処かで肯定してしまっていた。この超雄と聖杯を争うに自分はふさわしくないと。
聖杯に願う大願も忘却し、只々怯えるセイバーに、超雄が開始(はじまり)を告げる。
「間合いだぜ」
超雄とセイバーの距離は2m。セイバーは剣を振るえば届くが、超雄はあと一歩を必要とする距離だ。
超雄の宣告は、セイバーに『これが最後の機会だと』告げるものだった。
「雄…雄雄雄雄雄雄雄雄(オオオオオオオオオオオオオオ)!!!!」
破れかぶれの絶叫と共にセイバーが剣を振るう。生前に振るった如何なる斬撃よりも、速さ重さ鋭さの全てに於いて凌駕すると、そう、自負できるだけの一剣。
如何なる強者も、如何なる生物も、例え最強の幻想である竜種であっても、斬断出来ると確信できる一剣。
それが超雄に届くよりも速く、セイバーの胸板に直撃した前蹴りが、セイバーを遥か後方へと吹き飛ばし────セイバーの存在そのものを“座”へと送り返した。
「さて…お次は」
超雄の視線を向けられただけで、セイバーのマスターである魔術師派失禁した。
全身の細胞が、精神が、魂が、この超雄に屈している。
2mを超える巨軀も、シベリアブリザードの中で鍛え上げた肉体も。
ムエタイも、ブラジリアン柔術も。
全てが意味を為さない。
そう、認識していても、魔術師はアップ・ライトに構えた。構えてしまった。
「サーヴァントよりは骨があるじゃねえか」
獰猛な笑みを浮かべて歩み寄る超雄に向けて、空気を裂いて繰り出す拳。唸りを上げて振るう脚。その悉くを人差し指で弾き飛ばされ、超雄のデコピンで魔術師の意識は雲散霧消した。
◆
百畳は有る広い部屋だった。
敷き詰められた畳は全て、い草の香りがする新品だ。
部屋は広いだけでなく、天井も高い。
天井板に使われているのも、新品の檜だ。
特別な調度品も無く、装飾も施されていない単純(シンプル)ば部屋だが、部屋を構成する空間の広さ高さそのものが、この部屋の、この屋敷の、主人の所有する、途方も無い財を理解(わか)らせてくる。
その空間に遍く己の存在感を漲らせる超雄(オトコ)が胡座をかいて座していた。
この空間の全てが、金銀財宝で埋め尽くされていようとも。
この空間の全てが、世界中から厳選された美男美女で埋め尽くされていようとも。
この世の全てが、この超雄の存在の前に霞んでしまう。意味を失う。
それ程の、存在感。
そんなモノを放つこの超雄は、無論、只人では無い。
聖杯大戦に参戦したサーヴァント。それがこの超雄の素性であった。
その真名を、範馬勇次郎という。
全生物無差別級チャンピオン。地上最強の生物。ベアナックルアーミー。鬼(オーガ)。その強さ故に得た呼び名は数知れず。その全てが誇張では無く真実だと、これらの表現では到底足りぬと悟らせる強者を超えた強者。
無限の闘争本能を満たすべく、この電脳冬木に現界した最強者。
「で、どうじゃった。勇次郎よ」
範馬勇次郎の前に向かい合って座る老人。全力で稼働する蒸気機関の様な熱気を放ち、周囲の空間を揺らがせる勇次郎を前に、新品のおもちゃの山を前にした幼児の様な表情を見せる老爺の名を、徳川光成という。
政財界に絶大な影響力を持ち、金銭を円では無くキロで数え、時の総理大臣を呼びつけて金の数え方を講義(レクチャー)し、東京スカイツリーの地下に造った研究施設で、掘り出してきた宮本武蔵の遺体から武蔵のクローンを作成できる大富豪である。
闘う男を愛し、強い男を愛し、強い男と男が闘う事を何よりも愛する人物であり、その為に倫理のネジを外して生きる男である。
この聖杯大戦に於いてもその財力と人脈は再現されており、冬木氏の至る所に人員を配し、警察や市役所の人間も抱きこんで、厳重な監視網を敷き、二十四時間体制で他の主従の捜索に当たらせている。
「ツマらねぇ奴だった。残る全員あんな雑魚じゃねぇだろうな」
「まだ最初の一組じゃろう。これで飽きられたら、わしがお主を呼んだ甲斐が無いんじゃが」
空気が冷えた。
背骨が氷柱に変えられたかの様な冷気。頭蓋骨の中身が液体窒素になったかの様に光成の身体が震え出す。
「光成よ」
明らかな怒気を含んだ勇次郎の声。
トラムプやオズマならば、アメリカ合衆国大統領という地位を投げ捨てる事で勇次郎の怒りが収まるならば、迷うこと無く大統領の地位を捨てる事だろう。
世界最大最強国家の最高指導者たる地位と権力など、何の意味もないと識るからこそ。
アメリカ合衆国の持つ経済力、軍事力、情報力が、勇次郎には何の意味も為さない事を識っているからこそ。全てを投げ捨てて、勇次郎の慈悲を乞う。
それは勇次郎をサーヴァントとして召喚した徳川光成とて同じ事。
飢えた人喰い虎と、同じ檻に入れらる方がまだ生存の目がある。そんな確信を抱かせる範馬勇次郎の怒り。
「お前が俺を呼んだんじゃねぇ。俺が俺の意志で此処に来たんだ」
範馬勇次郎の提議する『強さ』。それは、我儘を貫く事。最自由である事。
光成に呼ばれたから勇次郎が此処に来たのでは無く、勇次郎が自らの意志で光成を道標として此処へ来た。
これが勇次郎の認識する、己が此処にいる事の所以であり、そしてそれは完全に正しかった。
勇次郎にとって、己の行動は全て己の意志で決める。
その巨大な自我(エゴ)のままに赴き。巨大な自我(エゴ)のままに闘う。そこに他者の思惑や都合などという不純物が入り込む余地など微塵も無い。
「スッ……すまんかった勇次郎ッッ!!!」
勇次郎とは古い付き合いがあり、マスターでもある光成ではあるが、それでも逆鱗に触れれば躊躇せず、勇次郎は光成を殺すだろう。それが理解(わか)っているからこそ、血相を変えて光成は謝罪した。
勇次郎は何のリアクションも示さない。ただ、生物であるならば等しく“死”を理解(わか)らさせる、超絶の殺気が収まったのを、光成は感じた。
漸く安堵した光成は、話題を変えるべく、勇次郎を召喚した瞬間から抱いていた、最大の疑問を問いかける。
「……そ、それにしてもじゃ…。お主がこうして此処に来た……。つまりは………。そういう……………」
言葉を濁す光成だったが、言わんとすることは勇次郎は理解できた。
「光成よ。俺は何と呼ばれている」
「鬼(オーガ)」
「違う」
「巨凶」
「違う」
「地上最強の生物」
「そうだ」
勇次郎が首肯する。その言葉の端に、口惜しさの様なものが、ごく微小だが感じられるのは気の所為か。
「地上最強なんて呼ばれちゃいるが、俺とても『生物』だ。産まれ、育ち、老いて、死ぬ。それは避けられぬ」
「な…何とッ!」
勇次郎が語ったのは、極々普遍的な事実に過ぎぬ。如何なる生物も、その生の旅路の果ては死だ。だが、それを、範馬勇次郎が言うとなると話は別だ。
時の流れを、老いを、死を。その全てを傲岸にねじ伏せて、永遠に生き続ける。
範馬勇次郎を知る者全てが、程度や強度の差こそ有れ、胸に抱く幻想(イメージ)、或いは信仰。
それを否定する言葉は、例えそれが範馬勇次郎の言葉であっても、俄には受け入れ難い。
「確かに俺は死人だ」
「そして、生前の様に、闘う相手を求めて……」
クスクスクスクスクスクスクスクス。
勇次郎の笑い。徳川光成の言葉を否定する笑いだ。
「俺が此処にいるのは戦う為だけじゃねぇ。聖杯なんていうどんな願いでも叶うステキなものが有るんだ。使わないとな」
聖杯を獲るという過程など存在しない。この俺がここにいる以上、聖杯は既に俺のもの。そう断言しているに等しい言い草だが、範馬勇次郎が言えば至極当然の事実の様に響く。
「い、一体、お主は、いや、お主程の男が何を願うとッ!」
徳川光成にも理解出来ない、範馬勇次郎の聖杯への願い。生前に地上のあらゆるものを、その規格外の腕力のみで手にした勇次郎が、一体何を望むと言うのか。
「知れた事」
勇次郎の顔が笑いの形に歪む。肉食獣が獲物を前にした時の様な、獰猛極まりない笑顔。
「聖杯戦争を喰らい尽くすッッ!。朝も昼もなく喰らうッッッ。
食前食後にサーヴァントを喰らうッッッ。
飽くまで喰らうッッッ。
飽き果てるまで喰らうッッッ
喰らって喰らって喰らい尽くすッッッ」
要は、聖杯戦争。
範馬勇次郎の無限の闘争本能が求めるものは、無限の聖杯戦争。
聖杯という賞品(トロフィー)に群がる英霊共を、喰らい、喰らって、喰らい尽くす、
飽きるまで、飽き果てても尚。
「お前にとっても、悪い話じゃ無いだろう」
飢えと喜悦に満ち満ちた表情の勇次郎を前に、光成もまた、同じ表情を浮かべていた。
【名前】
範馬勇次郎@刃牙シリーズ
【CLASS】
シールダー
【マスター】
徳川光成@刃牙シリーズ
【属性】自我(混沌・悪)
【ステータス】筋力;A+ 耐久:A+ 敏捷A + 魔力:E 幸運:EX 宝具;EX
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
騎乗:EX
騎乗の才能。乗り物を扱った逸話は存在しないが、野獣クラスの生物までなら視線のみで屈服させられる。魔獣以上の生物でも、当人の“意志”により屈服させる判定が生じる。
自陣防御:EX
味方、ないし味方の陣営を守護する際に発揮される力。
防御限界値以上のダメージを軽減するが、自分は対象に含まれない。
ランクが高いほど守護範囲は広がっていく。
範馬勇次郎のこのスキルはE判定だが、宝具を発動した場合、彼の背後に存在する者への攻撃が不可能となる。
【固有スキル】
自我(エゴ):EX
極限まで極まったエゴ。己こそ最強という自負を持つ地上最強の生物に相応しい、なにものにも束縛されずに自由に振る舞う地上最強の我儘。
自己の強さ。自身の行動が必ず己の望んだ結果を齎すという思い込み。
産婆に己を取り上げることを命じ、母親に授乳を命じた絶対の自我(エゴ)。
これらを支える精神強度は、歴史上の偉大な政治指導者や、宗教家をして漸く匹敵する。
規格外の精神異常と同じ効果を発揮する。範馬勇次郎にはあらゆる精神干渉が通用しない。
範馬勇次郎の行動に他者の意は介在しない。
令呪ですら意に沿わぬ命令ならば、一角では弾かれる。
地上最強の生物:EX
誕生した瞬間に、強さを拠り所とするあらゆる生物のランクを自動的に一つ下げ、危機感知能力に優れた政治指導者達に、密かに核武装を決意させた最強生物である範馬勇次郎の存在そのものがスキルとなったもの。
対峙した敵が地球で産まれた存在であったなら、自動的に全ステータスが2ランク上回り、攻防において圧倒的に有利な補正を得るというスキルだが、範馬勇次郎はこれらの効果を『不純物』として切り捨てている。
代わりに怪力、天性の肉体、無窮の武練、直感、心眼(真)etc…といった、範馬勇次郎の強さを物語るスキルがこれでもかと言わんばかりに最高ランクで詰め込まれている。
殺傷本能:EX
誰かを殺傷しなければ眠れないという超強力な殺傷本能を持つ。
聖杯大戦という餌に困らぬ超濃密度の闘争の場に於いては最高ランクの勇猛の効果として発揮される。
あと闘争と関係ない事やらせようとするとキレる。
【宝具】
弱き者の希望
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:∞最大捕捉:範馬勇次郎を知る全ての弱者
常に弱き民に無防備に背面を晒し、彼らの前に在る強き兵士たちに正面を向け続けた。
弱き者の味方では無く、正義の味方などでは無く、強者を相手に裡なる戦力(ちから)を解放し続け、遂には兵士達の背後に居る権力者の前に立ち、彼等を服従させた絶対の腕力。
迫害(おい)つめられる“弱き民達”は
強大国家にとっての最大の“脅威”を
“神”と崇め…………… “天使”のように愛した………。
その信仰が宝具と化したもの。
腕力だけで、腕っ節だけでどれ程のことができるのか。産まれ持った肉体の力だけでどれほどの事が出来るのか。その可能性を究極極限までに示した範馬勇次郎は、地上最強の腕力家であり、あらゆる物事を『腕力で』捩じ伏せる。
要は筋力値を基に判定を行う星の開拓者スキルである。
幸運値がEXなのはこの宝具の効果。
もう一つの効果として、範馬勇次郎は弱き者達にその姿を見られても神秘が零落することは無い。
本来ならば弱き者達に知られれば知られるほどに、信仰補正により強化されるのだが、その効果は範馬勇次郎により『不純物』として切り捨てられている。
鬼の貌(オーガ)
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:ー 最大捕捉:自分自身
打突の要と言われる」
背なの筋肉…
その筋肉の構成が……
明らかに通常と異なる
言うなれば生まれながらの……
天然戦闘形体………。
範馬勇次郎が生まれながらに有する背面の筋肉構成。地球上の全生物を屠る究極の打撃用筋肉(ヒッティングマッスル)。
己以外を餌と断ずる範馬勇次郎の本気全力の戦闘形態。
この宝具を発動すると筋力値がEXとなる。
敵対者は、闘争の歓喜若しくは死への恐怖で、勇次郎に全意識が集中してしまい、範馬勇次郎の背後に居る弱者達を認識する事が出来なくなる。
技術に頼る防御は、それが例え宝具であったとしても無効化されてしまう。
夜の公園で本部以蔵を瞬殺した逸話から、自身に掛かるあらゆるデバフと、敵に掛かる全てのバフを無効化する効果も持つ。
【Weapon】
己が肉体。
【解説】
刃牙シリーズのラスボスである地上最強の生物。
この聖杯大戦に於いては、弱き者達の信仰によりシールのクラスで現界している。
誰かを殺傷しなければ眠れないという殺傷本能を持ち、その殺傷本能から派生した強姦癖を持つが、弱き者達の希望であるシールダーのクラスであり、聖杯大戦という超濃密度の闘争の場に於いては、殺傷本能はまだしも強姦癖が現れることは無い。
【聖杯への願い】
聖杯戦争を永遠に楽しみ続ける。
要するに自分主催で聖杯戦争を開催し続けるという事。
【マスター】
徳川光成@刃牙シリーズ
【能力・技能】
金を円ではなくキロで数える財力と、総理大臣を家に呼びつける事ができる人脈。
【解説】
地下闘技場の所有者であり、日本有数の金持ち。
東京スカイツリーの地下に秘密裏に研究所を設置して、優秀な人員集めて、宮本武蔵復ッ活ッ!計画に着手していたりする。
強い男が好きで、強い男が戦うところを見るのはもっと好き。
最凶死刑囚篇から倫理のネジが外れていて、東京の治安悪化に確実に貢献している老害。
【聖杯への願い】
聖杯をトロフィーとして聖杯戦争を開催したい。永遠に開催し続けたい。
最終更新:2023年11月06日 21:40