【マスター】
オルガマリー・アースミレイト・アニムスフィア@Fate/Grand Order

【参加方法】
特異点Fにレイシフトするはずが、別時空の冬木にたどり着いてしまった。そのせいか現地におけるロールがない。宿無し文無し職無しである。
いつのまにか黒く焦げた羽は持っていた。
レイシフトで用いるコフィンに羽を持つ何者かが入っていて爆弾で吹き飛ばされたら、こんな風に砕けて焦げた羽が残るのではと思われる。

【マスターとしての願い】
みんなに認められる自分になりたい。
ただし現時点では別時代の特異点Fであるこの地の調査を優先する。

【weapon】
なし。
レイシフト用の礼装を準備していたらしいが、遅刻者への説教(やつあたり)に時間を費やし装備する暇がなかったらしい。
ドライフルーツは携行。
本人の言うところでは甘いものは苛々にいいから持っているらしいが、果実を星に見立てての天体魔術に使ったりなどするのだろうか。

【能力・技能】
魔術師
時計塔に居並ぶ12のロードの家系の一つ、時計塔の天体科を司るアニムスフィア家の当主であり、積み重ねた歴史と教育に裏打ちされた一流魔術師である。
ソーシャルゲームFate/Grand Order本編中ではマシュへの治癒とスケルトンからの自衛くらいしか披露しないが、別媒体においては優れた面を見せる。
ドラマCDでは単独の魔術でシャドウ・アーチャーと渡り合う戦闘能力を発揮。
TYPE MOONエースのコミカライズでは魔物を一撃で射抜く魔弾、シャドウアーチャーの矢に耐える強化を使用。
『ロード・エルメロイ二世の事件簿』においては11歳の彼女が登場し、幾人かの魔術師の協力ありきとはいえ二十七祖直系の死徒を撃退する大魔術を披露。
かの大英雄にして稀代のルーン魔術師クー・フーリンをして「単独でも魔物相手なら問題ない」と評される、戦闘にも優れた魔術師と言える。
ただしマスター適性は持たない、とカルデアの研究者、そしてクー・フーリンにも断言されている。
偶然か作為かは人理修復を終えた直後では語られていないが、そのために魔本を通じて契約するガッシュのような一部の例外を除くサーヴァントの能力を十全に引き出すのは難しいと思われる。

獣の器?
マスター以外の別のモノの適性があることは人理漂白事件において示されているが、今はまだそれについて語るべき時ではないだろう。

【令呪】
右手の甲。
ロストルームで描かれたものと同じ。

【人物背景】
魔術師の名門アニムスフィア家の当主であり、人理継続保障機関フィニス・カルデアの所長を務める女性。
3年前に前所長兼党首である父の死によって突如この地位に就くこととなる。
それに伴う重責、さらに死後明らかになった父の行っていた非人道的な実験を知ったうえに、父の教え子であるキリシュタリア・ヴォーダイムの方が周囲の期待と信頼を集めて「彼がアニムスフィアの跡を継ぐべき」などの流言まで飛び交い、一ヶ月ほど拒食症に陥りヒステリーも普段の三割増しとなっていた。
そんなノイローゼ一歩手前の状態で所長の仕事を引き継ぎ、実験の唯一の成功例である少女に報復を受けると思い込み、精神状態は悪化。
その上に一族の研究成果であるカルデアスを通じて未来の消失という異常事態を観測し、魔術協会やスポンサーから非難の声が山のように届く。
さらにはマスター適性を持たないというスキャンダルが発覚と悪いことが重なりまくり、すっかり追い詰められている。
そんな状況でもカルデアの所長として最善を尽くし、グランドオーダー発令まで心身をすり減らして作戦決行の日を迎える。
しかし突如発生した爆発によりカルデアの機能は八割が停止、オーダーは一歩目からつまずくこととなる。
本来の歴史で彼女は人類最後のマスターとそのサーヴァントと共に、人理消失の原因と考えられる特異点Fの調査を行うことになるのだが、黒い羽を手にしたためかレイシフトの乱れか異なる時空の冬木にたどり着く。

魔術師の常とはいえるが、悪人と評されることも多々あり事実としてなかなかいい性格をしている。
だがそれは突如父から引き継いだ党首、所長の重責とマスター適性のなさからくる悪評に伴う余裕のなさが原因となっているのが大きく、時計塔の名門出にしては人間的なほう。
ただシオン・エルトナムやライネス・エルメロイなど、ある程度「人の上に立つ自分」を演出しなければいけない同性の同世代相手には、普段は見せない砕けた面を見せることもあるようだ。

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最終更新:2023年12月04日 04:22