【クラス】
アーチャー

【真名】
ガッシュ・ベル@金色のガッシュ!!

【パラメーター】
筋力C 耐久B 敏捷C 魔力A 幸運A 宝具A+(A++)

【属性】
中立・善

【クラススキル】
単独行動:EX
マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。
宝具、『心をつなぐ赤い魔本(レッドデータ・スペルブック)』が存在する限り現界・全力戦闘できるが、逆にその宝具を失った場合現界を維持することができず消失する。

対魔力:E
魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
1000年以上の長い時を生きた存在で高位の神秘を秘めるが、魔界の王を決める戦いにおいて魔術によるダメージを多数受けた逸話からいかなるクラスで召喚されようと彼の対魔力はあまり高くならない。

【保有スキル】
怪力:C
一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

紅顔の美少年:E
人を惹き付ける美少年の性質を示すスキル。
男女を問わずに魅了の魔術的効果として働くが、対魔力スキルで回避可能。
対魔力がなくても拮抗する意思があれば軽減できる。

カリスマ:D(B)
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
全盛期のガッシュは魔界に千年以上君臨する王としてより高位のものを持つのだが、幼い時代の姿で召喚されたためにランクダウンしている。
とはいえその片鱗を紅顔の美少年として輝かせている。
そもそもカリスマは稀有な才能でDランクでも一軍団の旗頭としては十分な才であり、少年としては破格、すでに凡百の王が持ち得る器に比肩している。

魔王の兆し:A
ガッシュ・ベルはかつての魔界の王の息子にして、自身もまた千年に一度行われる王位争奪の戦いに優勝した魔界の王である。
少年期の肉体で召喚されたため、王となった後の技能や経験の一部は再現されていないが、それに至る未来は確定されておりその才覚の片鱗は見せる。
魔界の王を決める戦いを多くの仲間と勝ち抜いた逸話が味方全体の魔術系の技能に有利な補正を加えるスキルとなっている。

雷の君臨者:‐(EX)
雷のベル、その血を引く魔王。
魔界の王としてのガッシュが持つスキルであり、一部の術の効果に上昇補正がかかる。
魔界の王の肉体で召喚された場合、紅顔の美少年と魔王の兆しのスキルを失い、こちらを獲得する。

【宝具】
『心をつなぐ赤い魔本(レッドデータ・スペルブック)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
魔界の王を決める戦いにおいて各魔物に与えられる本。生前人間界で行使した全ての呪文が刻まれている。マスターとの関係によっては新たな呪文が刻まれることもある。
魔力炉・依り代としての機能を持ち、この宝具が存在する限りガッシュは現界し続けることができる。
魔力炉としてマスターの心の力を魔力として還元することができ、さらに本に書かれた呪文をマスターが詠唱することでガッシュの術を発動する。
逆にこの宝具を通じてでなければガッシュは魔術・宝具の大半を行使できない。
座に存在する多数の英霊などの協力を得ることで後述の宝具へと進化する可能性を持つ。
余談だが、偽臣の書と呼ばれる英霊行使の礼装の原型という説がある。

『絆をつむぐ金色の魔本(ゴールデンルール・グリモア)』
ランク:A 種別:対界宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
魔界の王を決める戦いの終盤、多くの魔物の力を借りて戦った奇跡の再現。
自身か、あるいはマスターが深い関わりを持った英霊の宝具を本を通じて借用・真名解放可能となる。英霊ならざる人間や精霊、幻霊や魔物の力も場合によっては発動可能である。
その際にマスターやガッシュに魔力消費はなく、持ち主だった者の力によって発動する。
この状態でのみ発動可能な宝具を持つ。
強力な宝具だが、その解放には多数の魔物や英霊の同意を得なければならない。なお同意することができるものはガッシュか召喚者に関わりのあるものに限られるが、現界していなくても英霊の座や魔界などから賛同の意を示すことはできる。ムーンセルやアラヤ、ガイアに記録されたものでも、他異聞帯や特異点からでも、幻霊でも神霊でも声が届くなら何でもよい。

『臣下たる雷龍、万物を喰らう(バオウ・ザケルガ)』
ランク:A+ 種別:対門宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:20人
宝具『心をつなぐ赤い魔本(レッドデータ・スペルブック)』に刻まれた第四の術にして彼の最大呪文。
長い時の中で神秘と信仰を高め、魔界を滅ぼす二大脅威として恐れられている巨大な雷の龍を召喚・攻撃する。
その始まりはガッシュの父である魔界の王が生み出し、およそ1000年持ち続けた魔術奥義。
全てを喰らい尽す恐ろしい術であり、年老いた身では制御しきれず息子であるガッシュへと受け継がれた。
『臣下たる雷龍の爪撃(バオウ・クロウ・ディスグルグ)』という龍の一部のみを行使する術も存在する。
金色の魔本下においてのみ後述の宝具へと進化する可能性を持つ。

『進化せし真の雷龍、原罪の徒を打倒せん(シン・ベルワン・バオウ・ザケルガ)』
ランク:A++ 種別:対星宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
バオウ・ザケルガが数多の貴き幻想と融合した究極術。
生前放ったときにはガッシュやその父と鎬を削った魔界の王候補であった100体以上の魔物の力を束ねて発動し、魔界を滅ぼそうとした魔物を撃退した。
その時と同様に金色の魔本を通じて、座に存在する多数の英霊の力を借りることで放つことが可能となる、星をも飲む巨大な雷龍召喚術。
この術の片鱗として『思いを通じる金色の不死鳥(バルド・フォルス)』という巨大な鳥を召喚する術を行使する可能性も秘める。シン・ベルワン・バオウ・ザケルガの解放には100近い協力が必要だが、バルド・フォルスは4名以上の協力があれば詠唱でき、魔力の消耗がほぼない。


【weapon】
魔法のマント
ガッシュの魔力によって自由に変形させることができるマント。
防御や攻撃はもちろん、高速回転による飛行、マスターを掴んだり乗せたりしての随伴移動など汎用性に富む。
かつての王を決める戦いにおいては敵の放つ術でも並以下のものであれば受け止めることができる防御力、樹木を容易く切り倒すほどの攻撃力を見せた。
また胸の部分にブローチがついており、このブローチさえ無事ならマントはどんなダメージを受けてもガッシュの魔力を使うことなく修復される。

【人物背景】
人間界とは異なる世界、魔界を統べる王の息子として生を受ける。
しかし王の息子として手厚く育てられることはなかった。
父である王の奥義、世界を滅ぼす術である『バオウ・ザケルガ』を生後間もなく受け継ぎ、その力を悪用されないために庶民の手に預けられ、そこで虐待同然の扱いを受けて過ごしたためである。
親も死んだと虚言を吹き込まれ、孤独と絶望から塞ぎ込んでいた時期もあったが、深夜に訪ねてきた王家の使いと育ての親の会話を偶然聞き兄と父がいることを知ってからは見様見真似の貴族言葉と明るい振る舞いで、自分は元気に過ごしているとアピールするようになる。
しかし学校ではあまり優秀ではなく、大半の術を行使する際に意識を失ってしまう欠点から落ちこぼれとされそちらでもいじめられることもあった。
それでも天真爛漫に過ごし、王の才覚か学外でレイン、シュナイダー、パティなど一癖ある魔物と絆を深めていた模様。
バオウを受け継いだことと、そんな厳しい現実を過ごしたことが評価されたか1000年に一度行われる魔界の王を決める戦いの参加者の一人に選ばれ人間界へと召喚される。
召喚されてすぐに、双子の兄ゼオン・ベルと再会する。
しかし自分が受け継ぐはずだったバオウを奪われた、自分とは違い何の苦労もなく戦いの候補者に選ばれたなど様々な誤解を持っていたゼオンはガッシュに敵として接触し、瀕死にしたうえ魔界時代の記憶を奪う。
戦いが始まって早々に大ダメージを負い、さらに自分が戦いに参加しているという自覚もなくしたガッシュは早期に脱落するだろうと放置されるが、魔本のパートナーと出会い、戦い続けていくことで成長していく。
他の魔物の振る舞いに時に学び、時に反面教師に、助け合い、教え合い。
戦いを通じて兄ゼオンとも和解をし、魔界と人間界双方を滅ぼす脅威も仲間と退け、最大の好敵手との戦いにも勝利して魔界の王座に就く。
王位について後も宰相や教育係などとして多くの仲間に支えられ、魔界をより良いものにするために尽力した。王となって十数年後に再び人間界に現れたようだが、今回の召還ではそちらの記憶は定かではない。きっかけがあれば思い出すこともあるかもしれない。

サーヴァントは全盛期の姿で召喚されるが、ガッシュが人間界で活躍した歴史は子供の姿が殆どであるため、人間界の歴史以外を観測できる極めて特殊な状況下でない限り子供の姿で召喚される。
その場合、人間界では知り得ない歴史であるためか、魔界で王として過ごした記憶も殆どぼやけたものとなる。
まず不可能だが、魔王としての全盛期で召喚されれば『王の身を守る絶対の盾(ワンド)』を有しあらゆる術を封じる結界を持つキャスター、龍に加えてガッシュと同じ英霊魔物『疾きこと焔光の如く(シュナイダー)』を駆るライダーとしての適性を持つ。

【サーヴァントの願い】
際立ったものはないが、もし聖杯を手にできたなら仲間たちとまた会いたいと願うかもしれない。
まずは清麿との出会いと経験で成長できた自分のように、オルガマリーを導くこと。
王を決める戦いの経験があるため、サーヴァントのみを脱落させて優勝を狙うというなら聖杯狙いに躊躇はしないだろう。

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最終更新:2023年12月04日 04:22