【クラス】
キャスター
【真名】
アスクレピオス@Fate/GrandOrder
【ステータス】
筋力D 耐久D 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具A+
【属性】
中立・中庸
【クラススキル】
陣地作成:A
キャスターのクラススキル。魔術師として、自身に有利な陣地を作り上げる。
Aランクなら『神殿』を構築する事が可能。
無論、彼にとってのそれはただ医療行為の為だけの、診察室、処置室、手術室などの意味合いを持った場所。
道具作成:EX
魔力を帯びた道具を作成できる。不死の薬すら作り出した彼はこのスキルを規格外で所持する。
医術に関わる道具しか基本的に作らないが、作るものは超高性能。
彼がターゲットとした傷病には、殆どの場合、多かれ少なかれ効果がある。ただしそれ以外の部分には全く効かない。
【保有スキル】
神性:A
神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊の血を引いているとされる。
アポロンの子として(嫌々ながら)高い神性をもつ。
医神:EX
現代にまで伝わる、『医療』という概念の祖、医学の神としての存在を示すスキル。
一説によれば、薬草による治療を初めて行った存在がケイローンであり、それを学び発展させ初めて『臨床医療』を行った存在がアスクレピオスであるという。
アポロンの子:A
ギリシャの神アポロンの系譜であることを示すスキル。
アポロンは弓矢、芸能、予言、太陽等様々なものを司る神であるが、疫病の神でもあり、その二面性の発露として、医術も司っていた。
本人的にはできれば忘れたいスキルであるが、その血の力でなくては救えない患者がもし眼前にといるとすれば。おそらく彼は舌打ちしながらも、その使用を躊躇うことはないだろう。
蛇遣い:B
不滅の命の象徴である蛇を使役し、また医療に用いる技術。
古代ギリシャでは蛇は神の使いとして神聖視されていた。
死者を蘇生させた罰としてゼウスの雷霆で殺されたアスクレピオスは、死後へびつかい座(神の座)へと召し上げられた。
本人がそれを望んでいたとは限らないが。今も医の象徴として使われている意匠『アスクレピオスの杖』には一匹の蛇が巻き付いている。
【宝具】
『倣薬・不要なる冥府の悲歎(リザレクション・フロートハデス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:‐ 最大補足:‐
アスクレピオスが死者を蘇らせる蘇生薬を模倣して作り出した薬。
かつて実際に作成し用いた蘇生薬は、唯一無二の特殊な原材料を用いたものであり、英霊となった今でも宝具として自動的に引っ張ってこられるものではなかった。
故に通常の聖杯戦争においては、彼はこの模倣蘇生薬を用いることになる。
模倣品であるため元々のものより効能が落ちており、実際に死者を蘇生させるには様々な条件を満たしていなければならない。死亡後の経過時間や、死体の状態などである。だが「医者なので自身の身体のことを一番理解している」という理由で、自身に対しては他者よりもより効き目のいい倣薬を作成できる。
現代知識を得た彼は「単純に、少し出来のいいAEDのようなものだ」と自嘲気味に語る。また、この模倣薬自体もそれなりに貴重なものであり、何度も使えるわけではない。
『真薬・不要なる冥府の悲歎(リザレクション・フロートハデス)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:‐ 最大補足:‐
かつてハデスの領域を侵し、ゼウスを怒らせた真なる蘇生薬。
かなり無茶な状態からでも人や半神を完全に蘇生させる力を持つ。
彼はこれを用いてミノス王の子グラウコス、テセウスの子ヒッポリュトスらを蘇らせたと言われる。
かつての蘇生薬は彼の医術だけでなく様々な要因と偶然も関与して作り出せたものであって、アスクレピオス本人もこの蘇生薬の作り方について完全にマスターしているわけではない。
―――勿論、だからこそ彼は今日も真なる蘇生薬の再現に心血を注いでいるという。
【weapon】
アスクレピオスの杖、蛇、そして医療行為
【人物背景】
ケイローンのもとで医術を学び、後に『医神』と呼ばれるようになるギリシャ英雄。
イアソン率いるアルゴノーツの一員でもある。
死者を蘇生させる霊薬を作り出すにまで至ったが、それを警戒したハデスの請願を受けたゼウスによって殺害された。
【サーヴァントとしての願い】
医術の進歩のために用いる。さしあたってはかつて造った真薬の再現を試したい
最終更新:2023年12月04日 04:24