カナリア、あなたのその歌声は

深い深い森へと、差し込んだ光

――――――

「ふぅ…」
勉強を終えて、肩の荷が降りる。
自身の紫色の髪をかき上げ、立ち上がる。

「…」
少女――飛騨しょうこはただ普通の女子高生だ、勉強に打ち込み、友達と過ごし、ただ平穏な――はずだった。

「…ランサー」
霊体化を解き、彼女のサーヴァントが浮かび上がる。
その姿は――陰部を除き――まさに全裸。
奇妙としか言いようがなかった。

「なんだい?マスター?」
「やっぱ…あんたのその格好、どうにかならない?一番大事な部分が隠れているとはいえ…あたし女よ女?」
自分に付き添ってからの疑問を投げつける。

「うーん…俺はこの姿が慣れているからな…ラグナロクのときもこの姿だったし。」
「いやそうはならんでしょそうは!普通衣服は着るんだから!」
キレッキレのツッコミをランサーに向ける。

「あんた本当にいい面してるんだからさ、ちゃんと着こなしできればいいと思うだけどなー。」
「そう言われてもなぁ…酸っぱい…」
「話してる途中にまるごとりんごを食う奴がいるか!」
キレッキレのツッコミがまた投げかけられる、次はチョップつきだ。

「はぁ…とにかく、あたし、お風呂に入ってくるから…見張りお願いね…無いと思うけど、覗いたら許さないから。」
そして、しょうこは部屋の外に出た。
ランサーはりんごを齧ったままにこう呟く。

「新鮮だなぁ…子供にそう言われるのって。」

【クラス】
ランサー
【真名】
アダム@終末のワルキューレ
【属性】
中立・善
【ステータス】
筋力A++ 耐久B 敏捷A 魔力C 幸運B 宝具A++
【クラススキル】
対魔力:A
Aランクの魔術すら無効化。
事実上、現代の魔術師では傷一つ付けられない。
令呪による命令すら一画だけなら一時的に抵抗出来る。

【保有スキル】
戦闘続行:B
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

希望のカリスマ:B
神との戦いラグナロクにおいて、13人の代表の戦士として選ばれた、まさに 人類の希望

【宝具】
『神虚視』
宝具:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1m~10m 最大捕捉:-
攻撃を模倣する技術
どんな一撃、どうな強力な技でさえ、一瞬で見切り、そして模倣する
しかし、限界は有り、長時間連続で使用し続けると、出血などを起こし使用不可になる

【weapon】
メリケンサック

【人物背景】
人類と存亡を賭けた戦い、ラグナロクに出場した一人
知恵の実であるりんごを食べ、その罪により恋人のイブと共に天界を降ろされた過去を持つ
神々にもっと恨みを持つと評されたが、実際にはそんな事はなく、戦う理由も自分の「子供達」である人類を守るための、「父親」としての行動だった
第2回戦において、神々代表のゼウスと激突、互いに自身の限界まで出し合い、結果として敗北してしまうも、全能神で、戦闘狂でもあるゼウスに「敵ながらとても強かった」と評される実力の持ち主である

【マスター】
飛騨しょうこ@ハッピーシュガーライフ

【マスターとしての願い】
さとうに――会いたい

【能力・技能】
有名な私立高校に行けるほどの学力を持つ

【人物背景】
高校生の少女
気は強いが、面倒見が良く、友人を大切にする性格である
結果として、さとうの秘密を知ってしまったがゆえに殺されてしまう
しかし、彼女は、謝りたかった、拒絶してしまったことを――

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最終更新:2023年09月20日 23:55