人間ではないと思った。
 自分は魔術師だったが、しかし人間だった。
 だから敗れたのだとしか考えられなかった。
 途中までは勝っていた筈なのだ。
 先手は取った。
 キャスターの宝具。
 千を超える魑魅魍魎の蠢く閉鎖領域。
 その中に奴らを収め、後は時間を掛けて磨り潰すだけで事足りる筈だった。
 なのに気付けば結界は内側から破れ。
 中からは傷一つ負っていない奴らが悠々と歩み出てきた。
 それはキャスターの消滅を意味しており、そして…哀れな魔術師の夢が呆気なく潰えた事も物語っていた。

 何処からだ?
 何処から、間違っていた。
 いや…何処から操られていた?
 今なら分かる。
 負けたその時初めて分かった。
 自分達の策も行動も考えも思惑も、一つ一つの思考さえも。
 全ては操られていたのだ。
 自分達は釈迦の掌で猿を踊らせた気になっている子猿に過ぎなかった。
 無数の目に囲まれながら。
 行動の全てを弄ばれながら。
 自分達だけが、敵の手で用意されたゴールをめがけて無邪気にボールを転がしていたのだ。

「や…めろ……! 殺さないでくれ、頼む……!」
「驚いたな。殺す覚悟はあっても殺される覚悟はない半端者だったのか?
 根源がどうだと私に高尚な目標を説いていた時、あなたの瞳はもっと爛々と輝いていたと記憶しているが」

 手術室、と男はこの部屋の事をそう呼んでいた。
 サーヴァントを失った私に戦う手段はもはやない。
 魔力も宝具の解放のために一滴余さず使い切ってしまった。
 …、……よもやそこまで読んでいたのか。
 いや、きっとそうだ。そうに違いない。
 そう信じるに足るだけの根拠を、私は目にしてきた。
 この男は全てを視ている。
 目に見えるものも、見えないものも。

「安心しろ。私は魔術師でもないが、同時に殺人鬼でもない」

 彼のサーヴァントもまた恐ろしく強かった。
 あどけなくすらある見た目にそぐわない火力と信念を秘めていた。
 が、それでも私はこの男の方をこそ恐れる。怖いとそう思う。
 それはまるで遥か昔、寝物語に恐ろしい怪物の民話を読み聞かされた時に覚えたような――
 得体の知れない何かに対する根源的な恐怖だった。
 銃を持った狂人など怖くはない。
 覚悟を決めた超人とて理解は及ぶ。
 人知を超えたサーヴァントもまた然りだ。
 だが…

「私は医者だ」

 今、私にマスクを装着しながらメスを握って嗤うこの男は何者なのか。
 本当にこいつは人間なのか?
 私の知る人間はこうではなかった。
 狂人ではなく、超人ではなく。
 もっと月並みな筈なのに――底が見えない。
 人の形をしながら人とは思えない言葉を吐く。
 人の思考とは思えない蜘蛛の糸で他者を絡め取る。
 関わってはならなかった。
 馬鹿が誘い出されたと糠喜びした私はその実、ずっとこの男に嗤われていたのだと今になって思い知る。

「少し腹を開かせてくれればそれでいい。
 私への借りは様々な方法で返済出来るからな」

 ――おお、神よ。
 申し訳ありません。
 どうかお許し下さい。

  ◆  ◆  ◆

「…殺したの?」
「いいや。令呪の宿っている方の腕を切断しただけだ。それ以外は趣味の範疇に留まる」

 手術を終えた医者は食卓について肉を頬張る。
 他人の腹を開いた後にレアのサーロインステーキを頬張れる神経はなかなかに太い。
 彼に問いかけるのは、白くふわりと膨らんだ長髪の少女だった。
 少女と言ってもその背丈はかなり小さい。
 少の字を"幼"に変えたとしてもそう違和感はないだろう。
 むしろそっちの方が適切にすら思える。

「殺しても構わなかったが、あの男の心は既に私とあなたに対する恐怖で折れていた。
 こうなると単に殺すよりも搾って旨みを引き出す方が得だと判断したまでだ。不満か?」
「いいや、別に。あんな外道の生死なんてどっちでもいいわ」
「ちゃんと全身麻酔を施してやった私の仏心に感謝して欲しいものだ。
 別に私は、魔術師は果たして生きながらに腹を開かれればショック死するのかを実験しても良かったのだから」

 あの男は、魂食いをかなり大規模に行っている魔術師だった。
 魔術師としての能力もさることながら、彼には相応以上の知能があった。
 だから魂食いの痕跡を巧妙に隠蔽ししもべの私腹を肥やしていたのだが、医者の慧眼の前では下手な誤魔化し以外の何物でもなかった。
 炙り出した上で勝負を突きつけ盤上に載せた。
 後は事前に予定していた手筈の通り。
 安易な手を誘っては潰し、苦戦を演出しながら追い詰め。
 大上段で見下す愉悦を覚えさせた上で手札の全てを吐き出させた。
 そうして何もかも使い切らせて――地を這わせた。
 歯応えのない勝負だった、と医者はそう思っている。
 魔術師と言うのだからどんなものかと期待していたが…あの様子では"あっても"4リンクが精々だろう。
 つまらない、実に。
 そしてそれは彼の体内についても同上だった。

「それで? どうだったの。マスターが望む結果は得られた?」
「それだが、大腸に癌が見つかった。あれは恐らくステージ3だな」
「…、……もしかして普通に手術したの?」
「分からないか? あなたならば察せると思ったが。存外に――」
「その先はいいわ。察せなかったから早く答えを教えて」

 マヌケなようだな、と言いかけた事は察せたので未然に止める。
 別段挑発に弱い質でもないがムッとしない訳でもないのだ。
 そんな彼女…アーチャーのサーヴァントに、口元を拭いながら医者は言った。

「私の知る人間と何も変わらなかったという事だ」

 …聖杯に託す願いに覚えはない。
 帰還さえ叶うのならば他の誰かに譲っても一向に構いはしない。
 だがその一方で、ある一点に限って言えば医者の彼にとってこの聖杯戦争という儀式は非常に有用だった。
 異なる世界からかき集められた願いの器達。
 魔術師等という世迷言のような存在が平然と闊歩する人外魔境。
 素晴らしい――と。そう思った。
 この世界には未知が溢れている。
 未知の患者が、捌くべき腹が溢れている。
 その事実は村雨礼二という医者にとって、万能の願望器にも勝る輝かしい報酬であった。
 しかし蓋を開けてみればどうだ。
 魔術師を名乗ったあの男は、超人でも何でもなかった。

「仮に私が執刀していなければ癌は誰にも気付かれる事なく進行していただろう。
 大腸癌はシーズン4に入っても比較的対処の余地がある癌だが、近代科学を軽視する魔術師では手遅れになる前に見付けられるかは怪しい。
 私の見立てでは病院へ駆け込んだ時には既に手術不能。脳が腫瘍に食い荒らされ、肺も脊髄も血が通っているだけの毒沼と化した状態。
 そのまま直に昏睡状態へと陥り、常人と何ら変わらない死を迎える…と言った所だな」
「……」
「奴は只の人間だった。それ以上でもそれ以下でもない」

 興醒めだ。
 そう語りながら肉を切り口へと運ぶ。
 赤い血が口から滴り、それをまた拭った。

「やはり私はあなたを切りたい。私にとっては聖杯の恩寵の真偽なぞよりも、英霊(あなた)の体内の方が余程気になる」
「切らせてあげても別にいいけど、それはもう試したでしょ」
「…あれは実に不愉快な結果だった。まさかメスが折れるとは。この世で最もしなやかな刃物だぞ」
「サーヴァントに物理攻撃は通じない。メスが通る道理もやっぱり無いのね」

 とはいえ。

「マスターはどうして私を切る事に固執するの?」
「あなたは私にとって最も身近なサーヴァントだ。これ以上に固執の理由があるか?」
「手段を選ばなければ、サーヴァントの腹を切る事は難しくないわ。私が自分で腹を捌いて貴方に見せればいいだけのことでしょ」

 彼女…空崎ヒナはその矛盾に気付いていた。
 確かに村雨礼二は英霊であるヒナを切れない。
 が、それはヒナ自身が執刀役になる事で解決できる問題だ。
 勿論ヒナとて出来ればやりたくはないが、望まれたなら応えてやるのも吝かではない。
 にも関わらず不思議と村雨はそれを求めなかった。
 彼程の抜け目ない頭脳屋がそれに気付かない訳も無いだろうに、だ。

「…腹を開くのは医者の仕事だ。患者に自ら開腹して貰う執刀医を見た事があるか?」
「まぁ、無いけど」
「そんな情けのない真似をするのは御免だ。どうせ開くならこの手ででなければ意味がない」
「そう。何だかめんどくさいのね、お医者さんって」

 嘆息しながらヒナは手元のホットミルクを口に含む。
 こく…と音を立てて嚥下している内、次の疑問が湧いた。

「もう一つ聞いてもいいかしら」
「好きにしろ。意味があるならな」
「其処までして人を切って、何がしたいの」

 医者が人の腹を捌くのは治す為だ。
 だが、彼のそれは少々違って見える。
 切る事自体が目的と化しているような。
 そんな印象を、ヒナは受けた。
 そしてヒナに問われた村雨はやや置いて口を開く。

「只の確認作業だ」
「…確認?」
「世界があるべき形で廻っているか、狂っていないか。
 この世界が私にとって生きるに値するか否かを見定める為に私は腹を開いている」

 その意味を空崎ヒナは理解出来ないだろう。
 この世でそれを真に理解出来るのは他でもない村雨本人だけだ。
 ステーキソースで汚れた口元をナプキンで拭き、村雨はヒナの方を一瞥する。
 サーヴァント相手に人間の常識を適用するのが無駄な事だとは解っているが、此処では敢えてその無駄を冒す。

“…142cmといった所か。傍目にも発育の遅れが著しい事が解る”

 明らかに歳不相応な幼い外見。
 第二次性徴前に成長が停止したとしか思えないその体格が、単なる発育上の問題だったなら興味はない。
 だがそうではないだろうと村雨は踏んでいた。
 召喚直後に彼女自身の口から聞いた身の上。
 キヴォトスなる学園都市で最強と称され、その風評のみで聖杯戦争に招かれた"風紀委員長"。
 夢の中で垣間見た彼女の働き。
 昼夜を問わず出動して事件や暴徒を鎮圧し、執務も人並み外れた量をこなし続ける。
 忙しく働き、そしてそれを理由に腐らない。
 物事の価値基準を常に公平に判断し、実績と仕事に臨む姿勢で畏敬の念を集めるまさに模範のような人物。
 誰かの幸福を支える為に全力で正しく生きる少女。
 重ねてしまう――尊敬すべきとある人間を。
 自分のような狂人にさえ分け隔てなく接してくれた、血を分けた兄の姿を。
 彼の体内に満ちていた苦しみの膿を、幸福の代償を想起させられてしまう。

「次は私から問おう。アーチャー」

 空崎ヒナは正しい存在だ。
 その生き方は非の打ち所が見当たらない程素晴らしい。
 滅私奉公を地で行く、まさに人の上に立つ者の鑑のような少女だ。
 だからこそ村雨礼二はこう思う。
 彼女は、幸福であるべきだと。
 そしてもしも。

「あなたの生涯は、幸せだったか?」

 そうでなかったと言うのなら、世界は狂っている。
 身を粉にして幸福の為に奉仕した人間が幸せを甘受出来ないのなら最早世界に価値はない。
 その破綻を、村雨は許す事が出来ない。
 この儀式(ゲーム)を終わらせた勝者には神の如き力が齎されるのだと言うが。
 彼女を通じて万一にでも世界の破綻を悟ってしまったなら、その時村雨は聖杯をすら用いるだろう。
 無論世界を正す為に。
 患者に薬を処方するように、狂った世界へ聖杯の中身を惜しみなく傾ける事だろう。
 そんな狂気じみた偏執の存在に空崎ヒナは気付かない。
 気付かないまま、彼女は少し考えてから口を開いた。

「死ぬ程忙しかったし…信じられないようなトラブルばかり起きる毎日だったし。何もかも嫌になった事も何度かあったけど」
「……」
「でも――まぁ、幸せだったと思う。何だかんだで孤独(ひとり)じゃなかったし、それに」

 ――空崎ヒナはワーカーホリックである。
 そして彼女の居た学園都市・キヴォトスは奇人変人ならず者の見本市のような治安をしていた。
 時には血が流れ、命が失われる事もあった。
 ヒナは確かに強者だ。
 けれどそれと同時に一人の少女であり、生徒だった。
 彼女一人ではいつか限界が来ただろう。
 子供だけでは耐えられない事が起こり、ヒナは志半ばで散っていたかもしれない。
 しかしその点彼女は恵まれていた。
 いや、"彼女達は"と言うべきか。

「…頼りになる先生も居たから」
「そうか」

 大人としてその働きを労ってくれる存在が居た事。
 それが、ヒナを只の社会の犠牲者で終わらせなかった。
 だからこうして胸を張って幸福を断言出来るのだ。
 良き青春であったと、大変だった記憶を振り返って微笑める。
 その笑顔がまた村雨の中のアーカイブと重なった。
 そうだ。この手の人間は必ずこういう顔で笑う。
 人の何倍も働いて疲れ切っていながら、幸福を顔に浮かべて笑ってみせる。

「やはり当面の愉しみはあなただな」
「…まぁ、別に良いけど。その発言は人に聞かれたら変態の謗りを受けるかもしれないわよ」
「心配するな。その手の中傷は浴び慣れている」
「だったらそれはもう事実なんじゃないの?」

 僥倖だ。
 村雨は思う。
 彼は確信していた。
 この少女の中身には必ずや価値がある。
 自分の心を満たすであろう何かが詰まっている。
 それを検める事が出来れば…この醜くも素晴らしい世界の実像をより鮮明に出来るに違いない。

「言っておくけど、油断は禁物よ。私より強いサーヴァントなんて多分此処にはごまんと居る。
 それどころか私なんて下から数えた方が早い筈。キヴォトスとこの街とじゃ危険度は比べ物にもならない」
「その点は問題ない。確かにあなたが此処で最強を名乗り続けるのは難しいだろうが、私に言わせればあなたくらいが丁度良い」
「…丁度良い、ね。それはそれで複雑だけど」
「過度な力は確実に警戒を招く。露払いも碌に出来ないようでは息が詰まるし、取れる択の幅も大きく狭まるだろう。
 そうなると私としては寧ろやり難い。ハンディキャップを背負わされたようなものだ」

 村雨にとってこれは儀式等ではない。
 ましてや戦争等という大仰なものでもない。
 彼にとってこの世界はなんて事はない、只のゲームだ。
 命を賭け金にして行うギャンブルの延長線上でしかない。
 尤も村雨は、命を張る遊びからはとうの昔に降りた身なのだったが……閑話休題。

「降り掛かった火の粉を払うのに苦労しない程度の実力と、マスターの指示を素直に聞く従順さ。
 妙な嗜好や主義に傾倒していない事、理性を失っていない事、可能ならば人の形をしている事。
 私が自分のサーヴァントに求めていた条件はこれだけある。そしてあなたはその全てを満たしている」
「私で良かった、って事?」
「その通りだ。後はそう難しい事もない」

 片眼鏡を指先で持ち上げる男の。
 すっかり見慣れている筈のその姿に、ヒナは一瞬寒い物を覚えた。
 単なる人間でしかなく、その上人間の中でも虚弱な部類に入るだろうこの男が。
 今の一瞬…何か違う生き物のように見えたから。
 百目の鬼のような威容を幻視してしまったからだった。
 それを単なる見間違いと片付ける事は簡単だが。
 時に彼らギャンブラーは、現実に則さぬ幻や景色を当然のように同族と共有する。

「私が勝つ。あなたは私に従っていればそれでいい」

 彼らは狂人だ。
 自分の命さえチップにする事を厭わない異常者だ。
 聖杯戦争。万能の願望器を巡る戦いさえ彼らにとっては遊びの一つでしかない。
 ゲヘナの風紀委員長、空崎ヒナ。
 それを従えるのは百目鬼(ギャンブラー)、村雨礼二。
 電脳世界という名の賭場に、命という名の札束が舞う。

【クラス】
アーチャー

【真名】
空崎ヒナ@ブルーアーカイブ

【ステータス】
筋力C 耐久A 敏捷B 魔力C+ 幸運B 宝具C

【属性】
秩序・善

【クラススキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
職務遂行に対する並大抵ではない信念。

【保有スキル】
ゲヘナの風紀委員長:A
ゲヘナ学園にその人ありと恐れられた歴代最強の風紀委員長。
頑強、射撃、仕切り直しなど戦闘に必要な概ねのスキルに精通している。
「めんどくさいけど。まぁ、やらなきゃいけないことだから」

重武装砲火:A
重火器・爆発物の扱いに長ける。
アーチャーの手にした銃器は神秘を持たない近代兵器であろうと、サーヴァントを殺傷出来る神秘を得る。
またその性質上魔力の燃費が極端に良い。

戦闘続行:B+
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
往生際の悪さというよりは彼女の極めて強い責任感に由来するスキル。
その為、スキルの効果はアーチャーの精神状態にある程度依存する。

【宝具】
『無慈悲たれ、終幕の焔(イシュ・ボシェテ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:1~400
終幕:イシュ・ボシェテ。
範囲内に存在する全ての敵に対して撃ち込まれる重火力殲滅射撃。
力押しの極致であり、風紀委員長・空崎ヒナの恐ろしさを物語る終幕の集中砲火。

【weapon】
終幕:デストロイヤー

【人物背景】
ゲヘナ学園3年生。風紀委員会の風紀委員長。
極度の面倒くさがりだが校則に関しては厳格で、また責任感も強いため、自由過ぎる校風のゲヘナ学園の生徒達を相手に忙しい日々を送っている。

【サーヴァントとしての願い】
聖杯を積極的に求めるつもりはなく、基本はマスターの方針に従うつもり。
非道な行動には眉を顰めるが、自分を呼んだ人間の求めにはなるべく添う。
めんどくさいのでなるべく早く解放されたい。


【マスター】
村雨礼二@ジャンケットバンク

【マスターとしての願い】
聖杯戦争に招かれた者達の体内に興味がある。
敗者の体を開き有意義な手術体験を重ねていきたいと考えている。
だが目下最も気になっているのはアーチャー、空崎ヒナの体内。

【weapon】
武器は持たないが、医者なのでメスは常に持ち歩いている。

【能力・技能】
医師としての高い技量及び知識。
そして仔細な人体観察に基づく極めて高度な読み合いの技術を有する。
ギャンブルをせずにギャンブルを制する怪人。
その視野の広さは常人のそれとは比べ物にならない、怪物の次元にある。

【人物背景】
地下銀行で日夜命と大金のやり取りを繰り返すギャンブラーの一人。
腕前は非常に高く、一度はギャンブラーの最高ランクとされる位階にまで登り詰めた経歴を持つ。

【方針】
アーチャーを運用し聖杯戦争を進める。
聖杯は彼女に譲っても良いと考えているが、その代わり一度開腹させてほしいと思っている

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最終更新:2023年10月02日 17:02