白銀の世界に飲み込まれてく。
全て汚れを洗い流すかのよう、今際の際。
積み重ねてきたものを全て投げ売って、遺ったたいせつなものだった残骸を背負い続けた。
何もかもが白へと落ちていく。
残照は虚の無へと還り、降り積もった雪の冷たさが思考を劈いて。
何処で間違えたのか、何処が分岐点だったのか、そんな事最初か分かっているはずなのに。
破滅の道へと転がりゆく結末を選ばずにいられなかった理由だけが。
遥か遠く、さりとて限り無く違い場所に。
彼女は星を見出したけど、少女はその手で穢した星を壊してしまった。
その星だけが少女が縋り付くべき命の糸だと知っていたとして。
『ひなは…わたしたちを永遠にしてくれる?』
狂気だったのか正気だったのか、それすら分からなくなった逡巡の境界で。
あの選択が、彼女への救いになったのかなんて、誰にもわからない。
愛憎と後悔が犇めき合った感情。掘った穴を埋め直す愚行。
結局のところ、あの星に再び輝いて欲しかったのが少女の本心だったのか。
全て手遅れ、その手で輝きを殺した。
深雪のされこうべの丘の上。二人の少女。
既に片方は息絶えている。穢れた星、輝きを失った星。死の間際に星を見つけた少女。
もう片方も、命の灯火が消えるのにそう時間は掛からないだろう。
そんな永遠、少しも欲しくなかった。
でも、その永遠は彼女が望んだことだから。
それで最後に自分を見てくれるなら。
こんな汚いお星さまなんかを、見てくれるのなら。
狂うことに疲れ果てた、臭いものに蓋をし続けた事が限界だった。
寒い。熱さが消えていく。彼女への執着も、彼女への憎悪も、彼女への後悔も。
堕ちた星にいつまでもしがみついて、苦しくて、嬉しくて。
瞼が落ちる、意識が沈む。
彼女の救いをこのような形でしか与えることが出来なかった。
幸せの定義、理想の乖離、間違うべくして間違うしかなかった二人ぼっちの生々流転。
もし、叶うのなら。あの娘とは別の形で永遠になりたかった。
彼女の趣味に幸せに弄ばれ続けれたかった。
こんな寒い場所ではなく、温かい太陽が当たる海で二人で。
"あいちゃん"に連れられて、永遠の常夏(ニルヴァーナ)へ。
そんな夢語を、薄れゆく意識の中で。
花邑ひなこは、そんな英連の理想を幻視しながら。
ひらり、ひらり。降ってきた黒い羽がその手に触れたことに気づかずに。
◆
軋んだ心が 誰より今を生きているの
あなたには僕が見えるか?
あなたには僕が見えるか?
それ、あたしの行く末を照らす灯(あかり)なんだろう?
――wowaka/『アンノウン・マザーグース』
◆
花邑ひなこが目覚めた時に広がっていたのは、永遠ではなく知らない天井。
曰く、散歩中の女性からの通報で駆けつけた消防に病院へ運ばれた、ということになっていた。
瀬崎愛吏の――"あいちゃん"の死体は確認されなかった。倒れた自分しかいなかったという。
花邑ひなこにとっての瀬崎愛吏とは、単純な倒錯的な性愛関係では収まらないものだ。
自分勝手、我儘、傲慢。瀬崎愛吏の欺瞞と本質を、纏めて花邑ひなこは愛した。
そんなきたない彼女を、ひなこは憎んでもいて、愛してもいた。
そんな愛憎ひっくるめた特別な感情を抱いていたからこそ、あの結末に至ったのだろう。
しかし、今の彼女の隣に瀬崎愛吏はいない。逆を言えば、彼女の心を苦しめていた彼女は居ない。
彼女はもう苛まれずに済む、そんなわけがない。
縊り殺した手の感覚も、あの穢くも綺麗だった思い出も。全てが白紙にされるような現実が残酷だった。
「……あいちゃん」
夜、雪降る景色を病室の窓から覗いて見上げ、彼女の名を呟く。
現実ではない場所、電脳世界の架空都市冬木。
聖杯戦争という殺し合いのためだけに用意された幻想牢獄(エターナルケージ)。
今更死の恐怖だとか誰かを殺すだとかの怯えは、既に通り過ぎた事。
ここには自分を知っている誰かが居ないという孤独こそが、ひなこを苛むものだ。
両親の配役となる存在は一応に居るらしいし、後日迎えに来るという話だ。
「どうして」
どうしてあのまま一緒に死なせてくれなかったのか。
どうして自分だけ拾い上げて"あいちゃん"だけ置き去りにしてしまったのか。
運命とは、黒い羽を落とした神様とはこれほどまでに残酷なものだとは。
自分は"あいちゃん"に呪われていると神様はそう思って場違いな救いの手を伸ばしたのか。
確かに、呪われている、と言うのはある種間違っては居ないだろう。
思い通りにならなくて、いざ都合のいい時にだけ頼ってくる。そんな彼女が愛しくも憎かった。
そんな彼女を思えば思うほど、心が締め付けられて苦痛だった。
「どうして、私からあいちゃんを奪ったの」
だからこそ、どうして奪っていったのか。
自分からあいちゃんどころか、その死すらも奪っていった神様が恨めしかった。
確かにそこに苦しみはあった、嫉妬と独占欲からなる醜さ。
だとしても、自分の手で永遠を与え、幸せそうに死んでいった彼女の終わりすらも奪っていくのかと。
その汚さすらも、何もかも神様は奪おうとするのか。
「わたしは、そんな事望んでいないのに」
瀬崎愛吏の死は、花邑ひなこの重荷を取り上げたという点では真実であろう。
だが、彼女にとって"あいちゃん"とは天より与えられた呪縛(しゅくふく)。
そう簡単に、手放してなるものか。そう思えるほどに重いもので。
「どうして、こんな……」
世界はどうして残酷なのか。
手折った花びらを無意味に拾い直し。
掘った穴を埋め直すような愚行を為して尚。
花邑ひなこはかつての"あいちゃん"を追い求めていた。
やり直そうにも盆の水は戻ることはない。
自らが行った咎と後悔に苛まれ続ける、そんな罰と二人っきりの最後すら奪っていく。
「せめて」
せめて、"あいちゃん"と一緒なら。
あの時、"あいちゃん"を殺さなかったら。
何かが、変わったのか。
いや、それは無理な話。
"あいちゃん"を変え、己に依存させたのは花邑ひなこ自身だ。
手を伸ばすだけで良かった蝶を自分のものにしてしまった報いだ。
それでも、この愛憎までは奪われたくなかった。
どれだけ憎くて苦しくても、この苦い感情まで奪われてほしくなかった。
「……せめて、あいちゃんと……」
「どうしたいの?」
窓の外から、影法師。
それは月の光に当てられ、確かな姿となってひなこの目に映る。
聖杯戦争。その参加者に充てがわれる英霊。
当然の事、花邑ひなこにも英霊は用意されている。
最も、それを自覚したのはついさっきの事。
「……だれ? 私の……」
「うん。マスターのサーヴァント……になるのかな?」
小さな女の子だった。黒い修道服に身を包んだ、自分よりも小さな小さな女の子。
するりと病室に入り込み、観察するように自分を見つめるそれを、ひなことしては呆気にとられたまま動けない。園児ほどの大きさで、その瞳に宿る紫色の輝きに、何故か言い表せない懐かしさが。
喋り方からしても見た目相応なのか、これが自分に充てがわれた英霊と思うには少々拍子抜けなのか。
けれど、ベットのシーツの上に乗って、自分を見つめるそれを、拍子抜けとは全く思えなかった。
その瞳にはあった、確かな狂気と、確かな妄執が。
「……あいちゃんってだれのこと?」
そんな"本物"が掛けた言葉は、ひなこの心を射抜くような疑問。
その瞳は純粋だ、まさに幼子の如く残酷な問い掛け。
一概に、簡潔な言葉で済ませられる程軽くはない。
逆に、だからといって他人に知られて良いようなものではない。
「……どうして、そんな事聞くの?」
「愛してるの?」
いきなり愛してるの、なんて言われても。
確かにそうだった、と言ってしまえば簡単だったかも知れない。
このサーヴァントは幼稚だった。幼稚というよりも外見相応の好奇心によるもの。
瞳に宿すそれは、かつてひなこが彼女を繋ぎ止めるために取り繕った偽物の狂気にも似たもの。
いや、これが本物の狂気だったのだろう。
「……それは」
「苦しいの、痛いの? ……わたしはね、それを愛だってしんじてたの」
憂いを帯びたそのサーヴァントの言葉は、紛れもなく何の混じりもないもの。
悦びに、そしてほんの少しの悲しみと寂しさが混じったような、まるで天然石のようで。
でも、その言葉だけは、花邑ひなこは理解できる。
瀬崎愛吏と花邑ひなこを繋ぎ止めるそれは、痛みと苦しみを伴ったものだから。
その苦しさが、彼女への愛の自覚だったのだろう。
その痛みは、彼女を自分の中で生まれた愛の結晶だろう。それが歪んだ形だとしても
きたないはきれい、きれいはきたない。
このサーヴァントは歪んでいる、自分と同じように。
「………結局、私にはほんとうの愛ってなんなのか分からなかったなぁ」
「私にだって、わかんないよ」
本当の愛なんて、結局二人にはよく分からないのだ。
ただ、花邑ひなこそのカタチを見ていたかも知れなかった。
瀬崎愛吏を縊り殺そうとして、嬉しさと悲しさがぐちゃぐちゃになったような顔をしていたであろう自分の感情が。
"あいちゃん"が、自分に美しいモノを見出した、あの表情を。
壊したいのか、愛したいのか。自分はどっちだったのだろう。
でも、"あいちゃん"に永遠を与える方法が、あれしか思いつかなかったから。
「そう、だよね」
ひなこの言葉に寄り添うような優しい言葉を掛けながら、彼女の目を見る狂戦士(バーサーカー)の英霊。エンジェロイド・カオスはシーツの上から降りる。
いざ地面に立ってみれば、本当に小さな女の子だというのを、ひなこはまざまざと実感させられる。
英霊とは本当に多種多様で、見かけによらないものでもあるのだと。
「わたしたち、わるいこだから」
「………」
"わるいこ"。その言葉に、ひなこは喉が詰まった。
"あいちゃん"を自分と繋ぎ止めるために、どんな手も使った。
可愛がった、依存させた、時には他の人も利用した、全ては"あいちゃん"の為。
いいや、自分のため。その気持ちに蓋をして、狂ったふりをし続けた。
だが、それはひなこにとって戻って欲しかった"あいちゃん"で無くなったその時に。
そう変えたのは、花邑ひなこ自身だ。
そう、わるいこ。ひなこもカオスも、わるいこだったのだ。
第二世代エンジェロイド・タイプε(イプシロン)。それがカオスという英霊の、エンジェロイドとしての正式名称。
愛に興味を持ち、愛に狂い、愛に苦しんだ幼い子供。
些細なすれ違いに傷つき、狂気に堕ちた悲しき少女。
彼女は、繰り返した間違いから抜け出すことの出来なかったわるいこ。
愛を知るために他人を傷つけ、時には殺した。
ある少女(エンジェロイド)を食べた時に、己の間違いを自覚してしまった。
不幸にも、彼女が本当に想っていた少年を手に掛けてしまった。
間違いだらけの道筋だったけど、その中に答えはあったのだろう。
不幸に塗れ、カオスはそれに気付くことは出来なかった。
カオスの寂しい瞳は、それこそひなこはベッドの中で咽び泣いていたのを思い出させる顔だった。
わたしたちと態々発言したということは、カオスはひなこをなんとなく同類だと思って言ったのだろう。
それを否定する気になれなかった。だってひなこ自身も薄々感づいていたから。
あの逃避行を繰り返すうちに、彼女を独り占めしたいという気持ちと、元に戻りたいという気持ちがせめぎ合っていた。
そんな迷いが、あの最後になったというのなら。
「……それで、よかったんだ」
嗚呼、そうか、そうだったんだと。花邑ひなこは自覚する。見つけたのが例えその欠片だとしても。
痛くて、苦しくて、引き裂かれそうなこの思いが。
そうするしかなかったと言う後悔と、彼女に永遠に出来るという喜びが。
手に入れるために手段を選ばないと言うけれど、もし仮に彼女をひなこが本当に欲しかった瀬崎愛吏を取り戻せるというのなら。
「……わたし、悪い子になっちゃえばよかったんだ」
壊し尽くしてしまえばよかったは違う。本当に戻ってほしかったのはいつもの瀬崎愛吏。
だけどそれは自分が壊してしまったもので、例えそれが戻らないものだとしても。
自分の気持ちに偽ることはもう辞めよう。
わるいこでいい。自分に正直でいい。
"あいちゃん"を壊して、殺した自分。
他人を傷つけるだとか、戦うだとか。多分矮小で弱い自分には到底何もかも足りないけれど。
それでも"あいちゃん"を取り戻すためなら、手段なんて選ばない。
今度は、自分の汚い欲望全部さらけ出して、彼女に本当の自分を見てもらう。
受け入れてくれるならそれでいい。それで二人一緒に永遠の楽園で一緒に暮らそう。
受け入れてくれなかったら、"あいちゃん"と戦おう。
だって、私はわるいこだから。悪い子だから自分に忠実で、傲慢で、醜悪で、汚くて良い。
この手を汚すことを、もう厭わない。
怖い気持ちもある、聖杯戦争なんて本当は恐ろしくて震えそうで。
自分に武器なんて握る覚悟なんてありはしなけれど。
「……私、決めたよ。私は私のために、あいちゃんを取り戻したい」
取り戻すべき愛を見つけた。私が好きだった彼女を取り戻したかった。
拒絶されるものなら無理やりにでも手に入れてしまえと思った。
それで良いのだ、それが本心。彼女との永遠が欲しい。
彼女との永遠以外どうでもいい。
「その為なら私は、狂ってしまってもいい」
狂ってしまおう、今度こそ偽りでなく。
真実の愛に狂ってしまおう。
これはどうしようもなく醜いエゴだから、そのエゴからも逃げないように。
捨てようとしたものを、無くしたものを、奪われた比翼を。
奪い返す。勝って勝ち抜いて壊して、此処では見えない地平の向こう側の永遠へ。
叶うのならば、彼女と一緒に。
「………それで、いいの?」
「うん」
「こうかい、するよ。私みたいに」
「後悔なら、いっぱいしたよ」
その生き方には、途方もない苦しみが待っていることをバーサーカーは知っている。
けれど、それを止める気などバーサーカー毛頭なかった。
だってひなこという少女はバーサーカーと似ていたから。
同じわるいこだから。
そしてこのマスターは、この"わるいこ"は、もう自分の醜さを直視し続ける事を決めたんだと。
「それでも、わたしは"あいちゃん"が好きという気持ちを、捨てたくないって分かったから」
自分の気持ちに蓋をして、寄り添うことだけしか出来なかった自分に別れを告げ。
この思いを、この欲望を、この愛を、今度こそ。
もう二度と、永遠に離したりするものか。
今度こそ、一緒に。
「――じゃあ、こわすね。マスター」
バーサーカーもまた、それ以上の言葉は不要だった。
わるいこの主にわるいことはお似合いとはこれの事。
それとも、これが自分に対する罰だというのなら。
もう二度と、あのおうちに帰れないというのなら。
今度は、愛の為にわるいこであることを、引き返せない選択をした彼女に、寄り添おう。
その愛を、あの"みんな"は間違っていると言うかも知れないけれど。
"わるいこ"であるバーサーカーは、そんな自分だから、否定なんて出来なかった。
だから、壊そう。他人を傷つけ、苦しめ、壊すことしか出来なかった自分にはお似合いの。
わるいこたちの愛の為に。
「マスターには、ちゃんと辿り着いて欲しいって思ったから」
自分ではたどり着けなかった、さりとて"お兄ちゃん"や"お姉ちゃん"とは違う愛への答えを。
花邑ひなこが瀬崎愛吏にほんとうの意味で気持ちを伝えることの出来たその時に。
それにたどり着けたのなら。彼女は。
だからこそ、カオスは。花邑ひなこの願いの果てに、それが叶う事をその修道服姿らしく、その幸福を祈っていた。
◆
譲れなくて 捻じ曲がって 飢えた渇きを満たすほど
(どうしてそばにいるの 巻き込まれたくているんだよ)
生きていたい 笑っていたい 進んでいく理由がある
(どうして手をにぎるの 汚れが混ざって光ったよ)
――水瀬いのり/スクラップアート
◆
【クラス】
バーサーカー
【真名】
カオス@そらのおとしもの
【属性】
混沌・中庸
【ステータス】
筋力B 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具B+++
【クラススキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
狂化:D+
筋力と敏捷のパラメータをランクアップさせるが、その代わり特定の要素に対して歯止めが効かなくなる。
バーサーカーの場合は「愛」。痛みを愛と思い込んでしまったバーサーカーは、その為に誰かを傷つけることを厭わない。
ただし後述の「エンジェロイド」のスキルの影響もありマスターに対しては比較的まともに接する。
単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
【保有スキル】
エンジェロイド:A
天上世界「シナプス」の科学者が作り上げたアンドロイドにして空の製品。Angelとoidを組み合わせた語源らしく天使のような姿が特徴。
人間における心臓に当たる動力炉に自己修復プログラムを含めた各種武装、人間とほとんど変わらない生体部品などから構成された生態メカとも言える代物。
マスターとインプリンティング(契約)すると、首元に付けている首輪がマスターとなる人物にに伸びて繋がる事になる。この鎖は物理的なものではなく、あくまで契約関係の証左みたいなもので行動を阻害するような効果はない。
基本的に契約したエンジェロイドはマスターの命令に従順であり、命令の内容によって出力が増強することも。このため令呪を重ねての命令によるブーストの恩恵が他の英霊よりも大きい。
バーサーカーはシナプスの王であるミーノースによって製作された第二世代のエンジェロイドであり、通常のエンジェロイドとは一線を画す性能を誇る。
その他、バーサーカーに限りエンジェロイドにとってタブーとされる夢への干渉が可能。
加虐体質(愛):C+++
戦闘において、自己の攻撃性にプラス補正がかかるスキル。
これを持つ者は戦闘が長引けば長引くほど加虐性を増し、普段の冷静さを失ってしまう。
彼女の場合は愛を知る為、愛を与えるためのもの。その為「愛」に関わる事柄になってしまうと更に歯止めが効かなくなってしまう。
これはバーサーカーとして召喚されたことで愛に狂う少女としての側面が大きくなった為。
変化:B
データさえ揃っていれば汎ゆる人間に変身することが出来る。
バーサーカーはそれを用いての精神攻撃も得意の内。
【宝具】
『自己進化プログラム・Pandora(パンドラ)』
ランク:B+++ 種別:対人・対軍宝具 レンジ:1~100 最大補足:500
エンジェロイドに搭載されている自己進化プログラム。文字通りの禁忌の箱。他のエンジェロイドにも搭載されている代物だが、バーサーカーのそれは別物。
他の物質を取り込むことで外見を変化、戦闘能力を上昇させることが可能。マスターの魔力及びバーサーカーの霊器が保つ限り青天井に性能が伸びていく。
あくまで保つ限りであり、歯止めが効かなくなった場合の進化と言う名の出力上昇はマスター及びバーサーカーの身体を壊しかねない。
生前ですら取り込んだエンジェロイドの武装の再現が可能だったが、英霊となったことで取り込んだのが英霊や異能者の血肉等ならそれらの異能やスキル、自己進化次第では英霊の宝具すらある程度再現することが出来る。
【Weapon】
カオス本来の武装の他、生前に取り込んだエンジェロイドの兵装を一通り扱う
【人物背景】
シナプスの王ミーノースが開発した第二世代エンジェロイド・タイプε(イプシロン)。
「愛」を求め、他のエンジェロイド同様に「愛」に狂った世界を知らなかった少女。
ただ、いい子になりたかっただけ。
此度においてバーサーカーのクラスで召喚された彼女は、「愛を求める狂ったエンジェロイド」としての側面が色濃く出ている。
その為か桜井智樹が石板を使って行われた世界再生以降の記憶、彼らに謝って本当の意味で受け入れられた記憶は欠けている。あるのはアストレアと相打ちになって自爆した記憶まで。
【サーヴァントとしての願い】
おなじ"わるいこ"なマスターのために、マスター願いを叶える。
マスターの願いを叶えたら、わたしも愛がわかるのかな?
……ごめんねおにいちゃん、まだおうちにはかえれない。
だって、私はこの"わるいこ"を見捨てられないみたいだから
マスターがつめたくてさみしいひとりぼっちにはしたくないから
【マスター】
花邑ひなこ@きたない君がいちばんかわいい
【マスターとしての願い】
私のこの醜くて汚い願いのために、あいちゃんを取り戻す
あいちゃんを取り戻して、二人ぼっちの永遠を手に入れる
【能力・技能】
身体能力は年相応、むしろ運動能力は平均より下。
瀬崎愛吏――"あいちゃん"という少女を、痛くて苦しくも愛している。
【人物背景】
自分の気持ちに蓋をしたまま、狂うことすら出来なかった愛に生きた少女。
その穢(きたな)さをひた隠したまま、愛するものに寄り添い永遠となったはずの少女。
"あいちゃん"と『永遠』なるはずだった直前、降ってきた黒い羽に触れて聖杯戦争へと招かれた
【備考】
「公園に放置されて死にかけられていた所を運良く助けられた」という事になっているため、現状は病院で入院生活となっております
後日設定された両親が迎えに来ますが、それが何時になるかは当選時に後続の書き手にお任せします。
最終更新:2023年10月25日 00:42