バトルやまホウオウゲットの記録
執筆時期:令和5年5月
バトルやまホウオウとは?
ポケモン第3世代外伝ソフト『ポケモンコロシアム』にてある特別な条件を満たすと手に入る、おや「バトルやま」のホウオウ。
当時の本編でホウオウは配布限定アイテム「しんぴのチケット」を使うことで行ける「へそのいわ」でしか手に入れることができず、正規手段で手に入るのはこの外伝作品のホウオウだけ。
今回はそのホウオウを発売から20年経過した年にようやく手に入れたので、記念として記事を残すことにしました。
手に入れるには
2つの条件が必要になります。
- ゲーム中に登場するダークポケモン48匹を全てリライブさせる
- 1が完了した上で、1の主人公データで「コロシアム」モードのバトル山100連勝を達成する
1が必要なのはシナリオの展開がヒントです。「20年も前のゲームにネタバレも何もないのでは?」とは思いますが、一応展開の詳細は伏せます。
2がかなり面倒で、
ストーリーモードに存在するバトル山をクリアしても、ポケモン達にリボンがつくだけでホウオウは手に入りません。
そして「コロシアム」モードのバトル山は
GBAの各ソフトから挑戦することもできますが、バトルクーポンが手に入るだけでホウオウは手に入りません。
これを1度やらかして何時間もの挑戦が無駄に終わりました。私の1日を返して。
せっかく登ってきたのに……
この画面が出るだけ。悲しみのひととき。
コロシアムモードのバトル山について
「6体とも同一レベル・ポケモン被りなし・アイテム被りなし」という通信対戦と同じ形式が採用されています。ストーリーモードでは登場ポケモンのレベルはまちまちなので、これだけでも難易度は段違いです。
相手のレベルは50……ですが、当時レベル補正機能が存在していなかったので、レベル50を超えたポケモンが1匹でもいた場合、相手の手持ちポケモン全てがこちら側の最も高いレベルのポケモンと同じレベルになります。
つまり、出すポケモンのレベルをきちんと揃えておかないと不利になります。レベル50までに技を覚えたいがために進化を止めるなんてこと、昔はよくありましたね。
おまけに実戦さながらの「6匹構築、3匹(シングル)/4匹(ダブル)選出」という方式まで実装済みで、上の方に行けば行くほどコンボや戦術もしっかりしたものを用意してくるため、こちらも相応のメンバーで挑戦する必要があります。
しかしながら、相手のポケモンは少なくともHPの個体値・努力値が共に0で、他の能力も恐らくは0です。きちんと育てた上で弱点を突ければそうそう負けることはないといえます。
しかも1匹も倒されずに勝負に勝てばコンティニュー権が1試合につき1つ追加されるので、大量のコンティニューを盾に無理矢理勝つこともできます。
挑んだパーティ
画像
詳細
検索して出てきたサイト(
https://kurimallons.com/2266/)をもとに自分なりにアレンジをしました。
結論としては
「ダブルバトルで初手から『じしん』を連打するパーティ」が一番扱いやすいです。3体に威力100は控えめに言って頭おかしい。
ちなみにカイオーガ・グラードン・レックウザ・ミュウツーも出られますが、レベルの調整が大変なのであまりお勧めはしません。カイオーガ・グラードンは相手を強化してしまう可能性もあります。
ちなみに
個体値は適当で構いません。強いて粘るとすればフライゴンのこうげきとすばやさくらいでしょうか。
特性 |
トレース |
育成 |
ずぶとい(ぼうぎょ↑こうげき↓)、HP252、ぼうぎょ204、すばやさ52 |
技 |
サイコキネシス、こごえるかぜ、みちづれ、まもる |
持ち物 |
オボンのみ |
私といえばこの御方。
主役が出せそうにないときや技の通りがあまりよくなさそうなときにサポートをかけるのが主な仕事です。「こごえるかぜ」は最強。
ただ、育成については私が耐久寄りサーナイトに慣れているだけなので、慣れていなければひかえめにして「HP252、とくこう252、すばやさ4」で構いません。
技についても「みちづれ」の出番はほぼないので「10まんボルト」に変えて問題なく、「こごえるかぜ」が入れられない場合は「おにび」(当時遺伝技)でも構いません。「シャドーボール」は当時物理技なので注意。
ちなみに100戦目のMVPです。一体私はこの御方に借りをいくつ作れば気が済むんでしょうね。
特性 |
クリアボディ |
育成 |
いじっぱり(こうげき↑とくこう↓)、こうげき252、すばやさ252、HP4 |
技 |
コメットパンチ、じしん、まもる、だいばくはつ |
持ち物 |
ラムのみ |
当時最強の便利屋さん。
ですが、このパーティではどうしても弱点を突かれそうなときにしか出番がありません。
おまけに「だいばくはつ」を使うとコンティニューが取れないので、「だいばくはつ」の枠は「シャドーボール」か「ヘドロばくだん」が正解と思われます。
相手の努力値が0(推定)なので耐久は振っても振らなくてもあまり変わりません。
特性 |
いかく |
育成 |
いじっぱり(こうげき↑とくこう↓)、こうげき252、すばやさ108、HP148 |
技 |
じしん、つばめがし、りゅうのまい、まもる |
持ち物 |
やわらかいすな |
主役の1匹。
下のフライゴンと並べて「じしん」を連打します。
元々シングル用に育てた子を急遽流用しているので「りゅうのまい」が入っていますが、ここは「だいもんじ」や「かえんほうしゃ」で問題ありません。努力値もすばやさ252で構いません。
ただし「ひかりのこな」「のんきのおこう」持ちが結構いるので「つばめがえし」は絶対に抜かないように。
特性 |
ふゆう |
育成 |
ようき(すばやさ↑とくこう↓)、こうげき252、すばやさ252、HP4 |
技 |
じしん、はかいこうせん、だいもんじ、かみくだく |
持ち物 |
こだわりハチマキ |
主役の1匹。
やることは「こだわりハチマキ」+「じしん」を押し付ける。それだけ。ボーマンダと並べて大体の相手は1ターンで片付けられます。
教え技が使えるのであれば「かみくだく」を「いわなだれ」にしておくと役に立つかもしれません。
ちなみにこのポケモンは、画像で「であった」となっている通り主人公本人がリライブしたポケモンをそのまま育てた子です。そのためこうげき個体値が「9~10」と悲惨なことに……
特性 |
プレッシャー |
育成 |
ひかえめ(とくこう↑こうげき↓)、とくこう252、HP252、すばやさ4 |
技 |
10まんボルト、でんじは、みがわり、まもる |
持ち物 |
じしゃく |
この枠はひこうタイプまたは特性「ふゆう」であれば誰でも構いません。
ボーマンダまたはフライゴンのどちらかが倒されたときに、どちらかでも「じしん」を選んでいる場合、直後に繰り出したポケモンが「じしん」を食らってしまうと大惨事になるので、それを防ぐために起用します。
ただ、上の2匹と合わせてこおり弱点が3匹もいるので、もしかしたら元記事にある通りマタドガスか、こおりを弱点としないギャラドス・ペリッパーが適任かもしれません。
このサンダーの親名とIDが伏せてあるのは本名そのままだからです。それでひかえめを残してあるあたり昔の自分の厳選度合いがヤバい。
特性 |
プレッシャー |
育成 |
ずぶとい(ぼうぎょ↑こうげき↓)、HP252、ぼうぎょ252、とくぼう4 |
技 |
たきのぼり、れいとうビーム、めいそう、まもる |
持ち物 |
たべのこし |
こおりを受ける枠として起用したポケモン。
ミロカロスやシャワーズなどでもよく、「どくどく」などの持久戦で使えそうな技を覚えていればなおよいと思います。
このスイクンも、ステータス画面で「であった」とある通りこの主人公が直々にリライブしたポケモンです。性格はわざわざ粘りました。HP個体値はまさかの「31」でした。反動でぼうぎょ個体値が「1~2」と悲しいことになりましたが……
攻略
- 相手にひこうタイプか特性「ふゆう」がいなければ、初手にフライゴンとボーマンダを並べて、緊急用に後ろにサンダーを置く
- いた場合、1匹しかいないのであればそのまま。2匹以上いる場合はフライゴンを初手に出さず、別のポケモンを初手に出す
第3世代のダブルバトルはポケモンが倒れた直後に次のポケモンを出すことになるので、運が良ければ「じしん」2回で1ターンで終わらせられる反面、万が一片方でも倒されたときに味方が「じしん」を被弾しかねません。そのため、「じしん」を無効化できるポケモンを必ず控えに置く必要があります。
ここにさえ気をつけておけば道中で困ることはまずないでしょう。
最終エリアは相手の戦略もしっかり組まれているので、きちんと立ち回らないと押し負けてしまいます。
特に100戦目のスターミーとサイドンは強敵なので、「まもる」などを駆使しながら丁寧に立ち回る必要があります。
1回サイドンの「せんせいのツメ」でボーマンダが破壊されて負けました。マジもうマジ。
100戦目ムゲンダイ戦開始の様子。
選出画面。昔は画像のようにポケモンごとにボタンを割り振って選出していました。
「サーナイトの こごえるかぜ!」
大勝利!
色々あって3回も戦ったので、完封勝ちで終わらせられたのはとても良かったと思います。
バトルやまホウオウ、ゲットだぜ!
この記事が何かの役に立てば幸いです。
最終更新:2023年05月03日 20:36