第1章.情報のデータ表現について
0.数が生まれた
数は
個数を数えるために生まれたと考えられる。
昔、羊飼いは自分の飼う羊の数をどのように把握したか?
考えられるのは、自分の近くにあった石と羊を対応すること。
そう、1対1対応こそが、数の発生の根源である。
では、なぜ10進数が採用されたのか?
それは人間の指の本数が10本だから。
石は集めると重いので、何か石に代わるものを探した。
よく考えると手の指が10本あったことから、「指折り数えて」10進数が使われるようになったといわれる。
10までしか数えられないので、「10で固めて何かに印を付ける」ということから、「桁上がり」が生まれた。
そして、1の位、10の位、100の位、・・・という「位取り記数法」が生まれ、現在の表記法になったのである。
1.進数表現
- 10進数(Decimal Number)・・・0から9までの10個の数字で数を表現する。10個目になると「桁上がり」が生じて、1桁上に1が増える。
- 2進数(Binary Number)・・・0から1までの2個の数字で数を表現する。
- 8進数(Octal Number)・・・0から7までの8個の数字で数を表現する。
- 16進数(Hexadecimal Number)・・・0から9、A(=10)、B(=11)、C(=12)、D(=13)、E(=14)、F(=15)までの16個の数字で数を表現する。
一つの数は複数の進数で、異なる形で表現できる。進数を明らかにするときには、数字の右下にカッコをつけて進数をかく。
2.N進数→10進数
N進数を10進数で表現するときには、10進数と同じように、右から、1の位、Nの位、N×Nの位、・・・、というように位どりをして、各位の数を掛けて加える。すなわち、
となる。
3.10進数→N進数
10進数229を8進数で表すとき、
と分解することは、一見困難なことであるが、その構成をよく考えると、
なので、
となる。これは、229を8で割ると5が余ることを意味する。
すなわち、
として、余りを最後から順にならべて、

となる。
最終更新:2010年10月15日 18:34