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前回の復習

  • 実験データの集計結果をヒストグラムにしたとき、サンプル数をどんどん増やし、同時に区間幅を小さくする
 すると、その極限値としてつりがね状の分布が得られる。これが、正規分布(Normal Distribution:N.D.)である。
【正規分布の特徴】
①中央で左右対称形(中央が平均値!)
②左右両側に長く尾を引いた「つりがね状」
③中央が最高で、単峰形(ひとつ山)
【正規分布の例】
次のものは正規分布をしていることが知られている:
  • 実験の測定値、健康診断などの実測値の分布
  • 試験の成績の分布
  • 測定するときの実際の値との測定誤差の分布  など


  • 平均\mu、標準偏差\sigmaの正規分布を N(\mu,\sigma^2) とかく。
  • 対応する値として確率を与える変数を、確率変数という。
  • 確率変数Xが正規分布N(\mu,\sigma^2)の分布形であるとき、
 「Xは正規分布N(\mu,\sigma^2) に従う」といい、
 「XN(\mu,\sigma^2) 」とかく。

  • 基本定理
XN(\mu,\sigma^2)のとき、Z=\frac{X-\mu}{\sigma}とおくと、ZN(0,1^2)となる。
ZN(0,1^2)のとき、確率P(Z \ge a)を計算した表を正規分布表という。


例題1.

ある大学の入学試験の成績Xは、平均点73点、標準偏差10点の正規分布に従っているとする。
このとき、受験者が150名いたとするとき、80点以上のものが何名いると予測されるか?

例題2.

上記の試験の場合、合格者が25名とすると、何点取れば合格するか?
但し、合否は成績上位者の順に決めるものとする。

宿題

練習問題1・2・3をレポート用紙に解答して、次回の授業の最初に提出しなさい。

最終更新:2011年07月05日 09:09