統計学(第10回)
『統計学』小テスト(2015.6.24)
1.有るクラスで試験をしたら、平均が68点で、標準偏差が8点であった。
この試験で、A君は75点であった。学力偏差値を求めよ。
2.最初のデータxを、z=ax+b という変換式でzに変換する。
平均を20、標準偏差を8にするのは、aとbをどのように決めたら良いか。
3.AクラスとBクラスで同じ試験問題を使って試験をした結果、それぞれの平均と標準偏差は、
Aクラス 平均65点、標準偏差10点
Bクラス 平均72点、標準偏差8点
であったという。
このとき、Aクラスで学力偏差値52の学生と、Bクラスで学力偏差値53の学生は、どちらがテストの点数が高いか、答えなさい。
解答例
1.まず、平均が68点で、標準偏差が8点なので、x点のテストの学力偏差値は、(x-68)/8*10+50、である。
これは、前回の授業内容である。
x=75であれば、学力偏差値は、(75-68)/8*10+50=8.75+50=58.75である。 ■
2.前回に説明したように、z=ax+b のとき、(zの平均)=a・(xの平均)+b、(zの分散)=(aの2乗)・(xの分散)になる。
なので、
20=a・(xの平均)+b、 8=a・(xの標準偏差)
となり、2式目から、a=8/(xの標準偏差)、これを1式目へ代入して、b=20-8(xの平均)/(xの標準偏差) ■
3.学力偏差値の求め方を思い出すと、
Aクラスは、 (x-65)/10*10+50=x-65+50=x-15 となる。
なので、偏差値52の学生の点数は、
52=x-15 より、x=67。
Bクラスは、 (x-72)/8*10+50=1.25x-90+50=1.25x-40 となる。
なので、偏差値53の学生の点数は、
53=1.25x-40 より、1.25x=93、 x=74.4。
ゆえに、Bクラスの学生の点数が高い。 ■
相関係数
- 相関関係とは、直線的な傾向を意味する。
- 右上がりのとき、正の相関、右下がりのとき、負の相関、があるという。
質問や感想があればどうぞ。
- 何でも良いので質問して下さい。 -- 小西 (2015-06-29 14:03:47)
最終更新:2015年07月29日 18:46