「Quafe」はGallente連邦のQuafe社が製造する、宇宙で最も有名な清涼飲料です。
今から2世紀も昔、他の多くの清涼飲料と同じようにQuafeも当初は消化不良や胃腸虚弱の改善薬として
売り出されました。しかし薬というよりはその爽快なリフレッシュ効果が当時の人々の話題を呼び、
爆発的な人気となりました。
Quafeは今日、全宇宙で最も良く知られたブランドの一つで、実際、宇宙の何処に居ても見かけることができます。
Quafeの販売担当者はよく「(関係の悪い他国において)Gallente人の最大の親善大使はQuafeなんだぜ」などと
うそぶきます。しかし10年前にGallente連邦とAmarr帝国の間で起こった事件は、この例え話があながち
ただの愉快な冗談だっただけでは無いことを示しました。
当時、Gallente連邦とAmarr帝国は、丁度両国の境界付近に位置し、鉱物資源が潤沢なGirani-Fa星系の所有権を
めぐって激しく対立していました。帝国が連邦の代表使節との交渉を打ち切ったことで、この対立が武力による
全面戦争に突入していくのは避けられないかに思われました。
しかし、数日後に奇妙なことが起こりました。
Amarr人は「Quafe社の代表とならば交渉を再開・継続してもよい。」と宣言したのです.
彼等の言い分によれば、Quafe社はこの境界における両国の利害関係をひいき目無しに公正・中立な観点から
見ることのできる、唯一つのGallente人グループだろうと言うのです。
Gallente連邦政府は、戦争を回避するためにこの帝国の要求を呑みました。
改めてQuafe社の役員で組まれたGallente代表使節が送られ、無事にAmarr代表使節と交渉を再開したのです。
数週間後には両国において以下のような同意が得られました。
「Girani-Fa星系はGallente連邦の所有下に置くこととする。但し、毎年取り決めた一定量の鉱物資源は
原価仕入れ値でAmarr帝国に売却されることとする。」
後に「Girani-Fa紛争」と呼ばれるこの一連の事件は、全宇宙でいかに「Quafe」というブランド名の影響力があるか、
全宇宙中でいかにQuafe社が深く市場に関わっているか、ということをはっきりと示したのです。
これは数多く(あまた)有るGallente企業のうち、Caldari国内において社会的地位を認められている
唯一つのGallente企業がQuafe社であるという事実をみても明らかです。
僅かここ30年の間に起こったこの驚くべき成功の大部分は、ただ一人の人物、35年に渡ってCEOを勤めた
Poire Viladilletの功績に因るものです。
彼のリーダーシップの下、Quafe社は一介の有名清涼飲料水会社から、全宇宙の市場を握る、
誰もが認める大企業の地位まで上り詰めたのです。
最終更新:2013年12月15日 12:46