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セッティング

PL4名
推奨1レベル

背景


舞台となるのは日本のどこかにある都市。K市である。シーン表はルールパートのものを使用。
狩人は都市に住んでいるか、または吸血鬼を追って都市にやって来たことになる。自由に選択して構わない。


吸血鬼


名前はフリッツ・ハールマン。傲慢の相を持つ吸血鬼です。出身地はドイツ・ハノーファーで、特に組織に属していません。
彼はかつて吸血鬼を狩る狩人でしたが、誘惑に負けて吸血鬼になりました。
本来は血徒になる所でしたが、誘惑された直後に吸血鬼を殺害、その血を喰らって吸血鬼になりました。
かつて人間社会において、彼は大量殺人鬼と言われていましたが、その実態は有能な狩人でした。
彼は血徒や吸血鬼を多く狩ってきたために吸血鬼の情報操作によって大量殺人鬼としての汚名を与えられていました。
しかし、誰よりも吸血鬼を狩り続けた彼は、同時に仲間に対して失望していました。
彼にとっての幸福――孤独に吸血鬼を狩り続けて来た彼にとって仲間は何にも代えがたいものでした。
しかし、当時のターゲットだった吸血鬼により誘惑を受け、自分の仲間の未熟さや無能さを囁かれました。
吸血鬼となった彼の悪相は傲慢。目的は全ての弱い狩人をこの世から消す事。そして、真に吸血鬼を打倒しうる狩人を見出す事。
彼自身の傲慢な理想、かつて吸血鬼によって囁かれた狩人の堕落、それを払拭するためだけに狩人たちに試練と称したあらゆる妨害工作を仕掛けます。
その為ならば、倫理を無視した行動――狩人の身内を殺す、狩人の退路を断つ、幸福を奪う、街の施設を破壊する。そうした行動を躊躇なく行います。
一説には、もはや彼自身の理念は失われており、目的の大本にあったはずの狩人の練磨など磨耗し、狩人を狩る吸血鬼として、その手段に酔っている部分もあるようです。
今回彼が日本に来た目的は、T市に狩人としての高いポテンシャルを秘めた人間が居ると聞き、ターゲットに試練を課すというものです。
これまでも、彼は世界各地で同様に素質のある人間を聞いては、狩人としての試練を課す、弱い狩人を抹殺するために現地に赴いてきました。
かつて狩人としてあらゆる国で活動していたため、語学は堪能です。
人間としての姿は白髪のしかめっ面、長身の男です。黒いコートの下にありとあらゆる武器が隠されています。
武器はかつて吸血鬼狩りに使用していたものと、各地で狩ってきた狩人の武器が含まれています。
真の姿は体中に銃創がある傷だらけの男。彼の影と銃創には無数の乱杭歯がひしめいています。


シナリオ幸福


  • 白柳 弥沙子(はこやなぎ みさこ)との生活
T市に住む、女性です。
狩人としての素質を強く宿しており、それが原因でフリッツから狙われる可能性があります。


  • アンティークショップ「モーラ」での立場
T市において対吸血鬼の拠点となっている店です。
表向きはアンティークショップを営んでいますが、その実態は狩人への助力として様々なアイテムの補給地点になっています。
狩人を追い詰める事を至上の目的としているフリッツが、補給を断つために狙う可能性は十分にあり得ます。


  • 伝説の吸血鬼狩りへの憧憬
かつて大量の吸血鬼を狩ってきた、伝説の狩人フリッツ・ハールマンへの憧憬です。
彼が吸血鬼となる前、狩人であった彼に何らかの形で助けられた人は大勢居ます。
フリッツが吸血鬼になった現在でも、その憧憬を抱く狩人は少なからずいます。


  • 「枝」の守護者
吸血鬼狩人に与えられる謎のアイテム、「枝」の守護をすることになります。
この「枝」を持っていることで他の狩人から尊敬を集めることができ、他にもメリットがあります。
吸血鬼はこの「枝」を集めており、何らかの組織に属している吸血鬼は「枝」を得ることによって、組織での上位に昇る事ができるとも言われています。
フリッツ・ハールマンは無所属でありながら、この「枝」を狙っているという噂が流れています。
その理由は他の吸血鬼へのアドバンテージよりも、「枝」を取り戻すために優秀な狩人が自分を狙うのが重要とも取れるようです。

最終更新:2012年01月17日 23:56