“愛染他”ティリエル(あいぜんた)[Tiriel]

“紅世の徒”。
炎の色は兄のソラトと同じ山吹色。
ソラトと瓜二つの顔をしたソラトの妹。
最愛の兄・ソラトに見せる甘い顔と、それ以外の時に見せる残忍な顔を持つ巧緻な自在師。
『揺りかごの園(クレイドル・ガーデン)』という自在法を使い、ソラトを守り欲望を叶えさせるためにサポートに回る。
『揺りかごの園』は封絶と似た力を持つが、内部の気配を外部に洩らさない。
そのためいかなる“徒”でもフレイムヘイズに気配を気付かれないでいる事が可能である。
戦闘時には宝具『オルゴール』の力で、自在式を人間に打ち込んで大量に作り出していた高度かつ複数の機能を秘めた“燐子”ピニオンを制御し、
街一つを覆うほどの巨大な規模に『揺りかごの園』を拡大させる。その際は他者を逃がさない隔離空間としても機能し、さらにピニオンが周りの“存在の力”を奪い兄妹に“存在の力”を供給し続けるため、力をほぼ好き放題に振るえる。他者(彼女の場合は兄)に尽くし、
そのためには自分の命さえも厭わない彼女の存在の本質は『溺愛の抱擁』とも呼ばれ、自在法『揺りかごの園』の根源的な精神になっている。最後まで兄のために自分の全てを捧げ、シャナの炎から兄を守って死亡する。
なお人間に自在式を打ち込んで多機能な“燐子”ピニオンを作り出すという行為は、『他者のために全てを捧げる』というティリエルの本質を他者に移殖するという行為であり、すなわちピニオンはティリエルの分離体である。
この2人の互いにすがるような愛情表現にシャナは反感を覚えるものの、同時に愛するもののためならば自らの命を賭すことも辞さないその姿に大きな感銘を受ける。
通称の由来は水星を司る天使ティリエル。


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2008年04月14日 16:26
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。