契約

  • フレイムヘイズの誕生の際には、契約と呼ばれる儀式が執り行われる。要するに人間がフレイムヘイズとなるために必要な手続きである。

  • 契約は、何らかの理由で(フレイムヘイズを作る場合は“紅世の徒”やフレイムヘイズに関する)強い感情を抱いた人間の感情を、“紅世”にいる“紅世の王”が共感

  • もしくは感知することで感じ取り、その人間に「人間としての自身の過去・現在・未来の全て」(『運命と言う名の器』とも言う)を捨てさせることに同意させて行なう。

  • 両者が合意すると、「強制力を持つ約束」である契約が成立し、

  • その人間の「人間としての過去・現在・未来の“存在の力”」(=運命)は召喚の代償として全て失われ、時空に空いたその空白を『器』に見立てて

  • “紅世の王”が入り込み、契約で『器』の中に固定されることでフレイムヘイズは誕生する。作中では「フレイムヘイズの身の内に“紅世の王”が入った」と表現されることが多いが、フレイムヘイズの肉体そのものは通常の人間と同じである。

  • なお、人間の『器』は通常は強大な“紅世の王”を納めるにはあまりにちっぽけであり、
契約の際に“紅世の王”は『器』の内に収まるために自らを休眠させる必要がある。“紅世の王”と契約した人間は、人間としてはこの世の因果や法則から切り離されるため、人間であった時の周囲との関係性を失うと同時に、実質的な不老となる。

  • フレイムヘイズに必要な“徒”への恨みを持つものが少なくなった現代では基本的に契約者を選ぶ余裕はないが、
作中で出てきた“王”は契約相手を異性にしていることが多い。また、契約には人間の強い感情が必要なために若年者が契約する傾向が強く、ドレルのような男性で老人のフレイムヘイズは珍しいとされている。


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最終更新:2008年04月17日 10:21
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