~ ~ 翔 の 裏 話 ~ ~ (7/13更新)


ここでは翔の裏設定などを書いておくわ。

あくまでここに書いてあるのは翔が過去に体験した思い出だから、今の翔が覚えてない事が殆どよ。

設定だけでも知りたいって人は是非呼んでみてね。

                      ――――――――――ミィル



翔と言う名前は慧音に付けてもらった物であり、本当の名前は立石 涼太である。

魔法使いの子だった彼は幼少時代に妖怪に家族ごと襲撃され、その時に両親とは離れ離れに。

涼太はひとり、紅魔館まで逃げ延び、たまたま美鈴に拾われ、紅魔館で育つこととなる。


涼太が紅魔館で育てられて暫くした頃、たまたま暴れ出したフランドールと鉢合わせをしてしまい、フランに襲われ重傷を負った妖精、ミィルを庇いながら逃走をはかる。

しかし、その途中で涼太も重傷を負ってしまい、更にはフランに噛まれてしまう。
レミリアと咲夜によって救出されるも丸三日寝込んでしまう。(この時、1番献身的に介抱したのがミィルらしい)
そして恐らく、レミリアは涼太に"人間から吸血鬼へとは変化しない運命"に操った。
これによって翔は噛まれたにもかかわらず、吸血鬼ではなく人間として生きていくことになる。

目を覚ました後、レミリアにミィル共々“紅魔館に弱い者は必要無い”という理由(本当はこれ以上涼太を危険な目に合わせない為、ミィルを護衛に付けて人里へ送ったという話もある。事実、ミィルは妖精メイドの中でも上位の実力者であり、更に慧音に対しても連絡していたという噂もある)で紅魔館から追い出される。


追い出された後、しばらく幻想郷を二人で散策するが(この間にチルノ達と知り合ったようだ)迷いの竹林にて、妖怪の不意打ちに遭い、ミィルを庇った涼太は瀕死の重傷を負ってしまう。

たまたまその場に居合わせた妹紅と共に妖怪を撃退したものの、涼太は生死の狭間をさまよう事に。
ミィルが自身の力を使い涼太に憑依することで涼太を救うものの、ミィルはその代償でしばらくの間力を失ってしまい、涼太の中に閉じ込められることとなる。

そして、涼太は人間の身体に妖精が混じったことによりレミリアの"人間から吸血鬼に変化しない運命"が効果を発揮しなくなり、一時的に半吸血鬼化(といっても自覚はなく、単に身体能力の若干の向上及び治癒能力の強化程度)をすることによって九死に一生を得る。


妹紅によって人里の慧音の家に運ばれたが、目が覚めた時にミィルが消え去った事を聞かされる。
若すぎた彼の精神はその衝撃に耐え切れず、発狂を起こしてしまう。

若いとは言え、魔法使いの子でありミィルの力を受け継いでいて、さらには半吸血鬼である彼の力の暴走は慧音を持ってしてもなかなか止める事は出来なかった。

やむを得ず、涼太が発狂するきっかけとなった記憶を、その能力で消し去ろうとするも涼太の暴走によって上手く行かなかった。
しかし、涼太が落ち着いた一瞬の隙を突いて記憶を消す事に成功したのである。

“私はいつも貴方の中に居るから。心配しないで”

ミィルの、涼太を落ち着かせるためにかけた最後の心の声は誰の記憶にも残される事は無かったのである。


その後、妹紅に連れられ、永遠亭にお使いに行くうちに鈴仙と仲良くなり、弾幕を教えてもらう。
この辺りから人里の時自警団として妖怪退治を始めるのであった。

そして起こる永夜異変。
人里の為に戦うも魔理沙達に完敗してしまう。
それを機に修行の為人里を離れ一人暮らしに。
魔理沙に憧れ魔法使いを目指すことになる。




しばらくした後、身体の不調を訴え永遠亭へ。
貰った薬の副作用によって翔とミィルが分離、翔が純粋な人間に戻る。

逃げ出したミィルを追い掛けて迷いの竹林へ、妖怪に囲まれる。
ミィルを庇いながら戦うも今度は勝利。
ミィルに強さを認めてもらう。

これによって再び翔は純粋な人間に戻り、吸血鬼の力も封印されることとなる。そして、翔の『風符』は元々ミィルの力によるものであり、ミィルが翔から分離した際に風の力が無くなり、代わりに翔の元々の属性である“氷”が表に出てきたのである。


しばらくして捨虫、捨食の法を習得しようとする。
“人間”ではなく“魔法使い”になりかけた為に途中でレミリアの運命操作が消え、魔法使いではなく吸血鬼となりかけるもミィルが捨虫の法を阻止、理性を失いかけた翔がミィルを襲うも撃退され、半人半吸血鬼となる。

人里で露店を開くなどしながらも現在に至る。





~ ~ ミィルの設定 ~ ~

魔法の森妖精の群れに生まれた変わり者の妖精。
妖精の中では知性が高く、こっそりと魔法使いの元に通って稽古をつけて貰っていた。

ある時、彼女は仲が良い妖精を助ける為に魔法を使ったせいで群れから異端児として見られ追放されてしまう。

群れから攻撃を受けていた所を咲夜に保護され、そのまま紅魔館に妖精メイドとしてスカウトされた。

幼い頃に培った魔法の力は伊達ではなく、紅魔館の妖精メイドの中でも1、2を争う強さだったという。

翔が紅魔館に来た頃、丁度フランの世話と共に翔の世話もすることとなった。
本人自体翔のことは余り興味はなかったみたいだが、狂気に囚われたフランに襲われた時、翔に助けられた事によって翔を認め始めるようになる。

紅魔館を翔と共に追い出されてからは翔と行動を共にする事になるが、迷いの竹林にて翔が重傷を負ったときに自身の力を翔に分け与え消滅してしまう。

が、ミィル自身は未だに翔の奥底に眠っていて、翔が特定の“薬”を服用すると表に出てきたりと、存在自体が消え去ってしまった訳ではないようだった。

その後、鈴仙の薬によって翔と分離、今は翔の家で二人暮らしをしている。

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最終更新:2011年07月13日 01:44