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*蟲と東方と青酸(メロン)ソーダ サークル:[[蟲とLumpyとミュ-ジックコンクリ-ト]] ---- |Number|Track Name|Arranger|Original Works|Original Tune|Length| |01|Nyctalopia Reverse|耳長兎|東方永夜抄|夜雀の歌声 ~ Night Bird|[11:14]| |02|生前の記憶の回収|TYPE-4|東方妖々夢|ネクロファンタジア|[11:45]| |03|暦|最速(アルティメットスピード)|東方永夜抄|懐かしき東方の血 ~ Old World|[10:24]| |04|スキスキdieスキIシtell|ぼねりん閣下|東方紅魔郷|U.N.オーエンは彼女なのか?|[08:30]| |05|夢見幻視|mikki|東方永夜抄|幻視の夜 ~ Ghostly Eyes|[10:45]| |06|1045|濁り部屋|東方萃夢想/Unlimited Spark!|萃夢想/Unlimited Spark!|[10:25]| >***詳細 >前衛音楽アレンジCD >[[博麗神社例大祭4]](2007/05/20)にて頒布 >イベント価格:500円 >ショップ価格:700円(税込:735円) ---- ***レビュー - 原曲破壊系・変態実験音楽アレンジ。&br()いやぁ、ついに出た(笑)。前回のブレイクコア集で強烈なインパクト残してくれたが、&br()今回はまた違った方向性で強烈。作品はあくまで東方アレンジである以上、厳密には&br()ミュージックコンクレートではないが、いずれにせよ著しく分断・伸縮された原曲の&br()モチーフはもはや環境音の一つに過ぎず、徹底して実験的で不条理な世界が創り上げられている。&br()油断して聴くとトラウマになってしまいそうな約60分間が堪能できるだろう。&br()作家陣は東方アレンジでは割とお馴染みの顔ぶれ。敢えて別名義なのは&br()普段の作風から切り離す意識の表れだろうが、混沌の中にもそれぞれ本来の持ち味が&br()垣間見えたり、逆にギャップに驚かされたりもできる。曲ごとにそれぞれアプローチが異なるから、&br()聴き方を色々工夫してみると面白いと思う。&br()延々とカサカサ音が鳴り続けるTr.1から容赦なく不気味。SEを駆使した一連の流れで何かが&br()表現されたTr.3、不安と狂気に支配されたTr.4、息苦しいような閉塞感につつまれたTr.6と、&br()いずれも本気度が高い。意外なのがTr.2とTr.5の存在だ。これらは原曲のメロディラインを比較的&br()留めていて聴きやすいが、それが返ってなんとも言えない廃頽感・寂寥感を助長しており、&br()陰鬱好きにはもってこいのアレンジになっている。&br()結論として、特定層狙い撃ちのような内容であり、リスナー自身の寛容さと積極的に楽しむ&br()姿勢が試されるようなCDである。敢えて毒に当たってみたい方は是非。&br()(個人的には「いいぞもっとやれ」と表明したいです。) -- 蝦夷の人 (2007-07-08 06:07:10) #comment(size=50,nsize=20,vsize=3)
*蟲と東方と青酸(メロン)ソーダ サークル:[[蟲とLumpyとミュ-ジックコンクリ-ト]] ---- |Number|Track Name|Arranger|Original Works|Original Tune|Length| |01|Nyctalopia Reverse|耳長兎|東方永夜抄|夜雀の歌声 ~ Night Bird|[11:14]| |02|生前の記憶の回収|TYPE-4|東方妖々夢|ネクロファンタジア|[11:45]| |03|暦|最速(アルティメットスピード)|東方永夜抄|懐かしき東方の血 ~ Old World|[10:24]| |04|スキスキdieスキIシtell|ぼねりん閣下|東方紅魔郷|U.N.オーエンは彼女なのか?|[08:30]| |05|夢見幻視|mikki|東方永夜抄|幻視の夜 ~ Ghostly Eyes|[10:45]| |06|1045|濁り部屋|東方萃夢想/[[Unlimited Spark!]]|萃夢想/Unlimited Spark!|[10:25]| >***詳細 >前衛音楽アレンジCD >[[博麗神社例大祭4]](2007/05/20)にて頒布 >イベント価格:500円 >ショップ価格:700円(税込:735円) ---- ***レビュー - 原曲破壊系・変態実験音楽アレンジ。&br()いやぁ、ついに出た(笑)。前回のブレイクコア集で強烈なインパクト残してくれたが、今回はまた違った方向性で強烈。作品はあくまで東方アレンジである以上、厳密にはミュージックコンクレートではないが、いずれにせよ著しく分断・伸縮された原曲のモチーフはもはや環境音の一つに過ぎず、徹底して実験的で不条理な世界が創り上げられている。油断して聴くとトラウマになってしまいそうな約60分間が堪能できるだろう。&br()作家陣は東方アレンジでは割とお馴染みの顔ぶれ。敢えて別名義なのは普段の作風から切り離す意識の表れだろうが、混沌の中にもそれぞれ本来の持ち味が垣間見えたり、逆にギャップに驚かされたりもできる。曲ごとにそれぞれアプローチが異なるから、聴き方を色々工夫してみると面白いと思う。&br()延々とカサカサ音が鳴り続けるTr.1から容赦なく不気味。SEを駆使した一連の流れで何かが表現されたTr.3、不安と狂気に蝕まれたTr.4、息苦しいような閉塞感に包まれたTr.6と、いずれも本気度が高い。&br()意外なのがTr.2とTr.5の存在だ。これらは原曲のメロディラインを比較的留めていて聴きやすいが、それが返ってなんとも言えない廃頽感・寂寥感を助長しており、陰鬱音楽好きにはもってこいのアレンジになっている。&br()結論として、特定層狙い撃ちのような内容であり、リスナー自身の寛容さと積極的に楽しむ姿勢が試されるようなCDである。敢えて毒に当たってみたい方は是非。&br()(個人的には「いいぞもっとやれ」と表明したいです。) -- 蝦夷の人 (2007-07-08 06:07:10) #comment(size=50,nsize=20,vsize=3)

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