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*FormerFrontier サークル:[[セブンスヘブンMAXION]] ---- |Number|Track Name|Arranger/Vocal|Original Works|Original Tune|Length| |01|FAKE|流歌/井上みゆ|東方怪綺談|the Grimoire of Alice|[04:46]| |02|Crying for The Moon.|kenya/桃梨|東方夢時空|Tabula rasa ~空白少女|[03:45]| |03|喪失の雪夜|五条下位/佳織みちる|東方夢時空|夢消失 ~Lost Dream|[05:39]| |04|移り気少女奇譚|kenya/おだちえり|東方幻想郷|少女綺想曲 ~Capriccio|[03:53]| |05|柩中夢想 ~Casket of Star|kenya/坂上なち|東方幻想郷|星の器 ~Casket of Star|[03:51]| |06|Harmonie|五条下位/梨本悠里|秋霜玉|魔法少女十字軍 ~Little Little Crusader|[04:18]| |07|Phantom-Liberation|流歌/SaRaSa & きこうでんみさ|東方妖々夢|幽霊楽団 ~ Phantom Ensemble|[04:43]| >***詳細 >東方旧シリーズ(98シリーズ)のサウンドをヴォーカルアレンジ >[[コミックマーケット71]](2006/12/31)にて初頒布 >イベント価格:1000円 >ショップ価格:1050円 ---- **レビュー - 原曲ちょい維持系女性ボーカルポップス風味アレンジ。ボーナストラックの7曲目を除いて全て東方旧作と秋霜玉の女性ボーカルアレンジという珍しいラインナップである。原曲のメロを生かしたままボーカルを付けるにはいささか無理がある大胆なオクターブの振幅が見られる紅魔郷以後とは違い、旧作はそれほど大きくオクターブが振れない。そのあたりをうまく生かした企画だと思う。&br()アレンジそれ自体については、各曲ともに原曲の香りを漂わせつつボーカル用のアレンジとしてきっちり仕上げている。特に4曲目の少女綺想曲アレンジは、印象的なアリスマエステラの導入部をうまくクロスさせ、ピアノのほの暗さをベースにしてリズミックに作り上げた出色の出来である。また、7曲目の幽霊楽団アレンジは低音のギターがうねるロックポップスとして聞きやすい。2曲目Tabula rasaのジャズフュージョン風味アレンジもテンポよく進む。ただ、これは私の個人的な期待度からであるが、3曲目の夢消失アレンジはダンストランス風味のJ-POPSとして典型的で、やや平板な進行ではないだろうかと感じた。もちろん技術的には同人の水準以上ではあるが、ボーカルに佳織みちる嬢を当てるのであればキーの高いバラードが最適だと思うのである。アルバムの全体構成とも関連するが、全体的にアップテンポというのがコンセプトかどうかは知らないが、まったり派のために1つくらい完全にスローな曲があってもよかったような気もする。&br()ボーカルを含めた楽曲全体については、全体的にノリがよく、アップテンポかつボーカルが好きであれば聞いていて大外れという曲はないと思われる佳作揃いとなっている。ただ、欲を言ってしまえば、アレンジそれ自体の完成度に比してやや不満が残るのも事実だ。上記のとおり4曲目少女綺想曲アレンジ自体が秀逸であるだけに、高音が少し薄い声質を当てたのは惜しい。中音域も含めてもっと声を重ねて録ってもよかっただろう。また、7曲目幽霊楽団アレンジの3人ユニゾンは、女性ボーカルユニゾン好きな私ではあるが、ロックな曲調にやや萌え系の声質がややしっくりこない。滑舌が悪く英詞の部分など少しキレに欠けるようなところや、高音がちょっと苦しそうなところも気になってしまう。もちろんこれはこれで萌え寄りとしてはいいのであるが、女性ボーカルユニゾンはパンチ力があるだけに、使いどころが難しいと思う。3曲目夢消失アレンジのサビは、佳織みちる嬢ならもう一歩張りのある透明感を持たせた声が出るはずだと思うのだが、調子が悪かったのであろうか。低音部をうまく切り抜けているだけに非常に惜しい。他の曲でも音外しが散見されたり、曲に声が負けてしまっていたりと、不安定なところが聞き取れる。ボーカルの技術が原因であるところもあるだろうが、各ボーカルの声質や得意な音域からやや外れたアレンジが、ボーカルのポテンシャルを十分に生かしきっていないところもあるかもしれない。&br()全体的に見れば十分に水準を超え、アップテンポなボーカルアレンジとしてはお勧めできる一枚である。しかしながら、欲深な私としては、アレンジ、ボーカルともに素材はいずれも揃っているだけに、もっと深く作り込んでくれたら、と思うと本当に惜しいのである。 -- 電波? (2007-01-09 01:08:55) #comment(size=50,nsize=20,vsize=3)
*FormerFrontier サークル:[[セブンスヘブンMAXION]] ---- |Number|Track Name|Arranger|Lyrics|Vocal|Original Works|Original Tune|Length| |01|FAKE|流歌|MAKI|井上みゆ|東方怪綺談|the Grimoire of Alice|[04:46]| |02|Crying for The Moon.|kenya|桃梨|桃梨|東方夢時空|Tabula rasa ~空白少女|[03:45]| |03|喪失の雪夜|五条下位([[SYNC.ART'S]])|MAKI|佳織みちる|東方夢時空|夢消失 ~Lost Dream|[05:39]| |04|移り気少女奇譚|kenya|MAKI&br()小田ユウ|おだちえり|東方幻想郷|少女綺想曲 ~Capriccio|[03:53]| |05|柩中夢想 ~Casket of Star|kenya|MAKI |坂上なち|東方幻想郷|星の器 ~Casket of Star|[03:51]| |06|Harmonie|五条下位(SYNC.ART'S)|~|梨本悠里|秋霜玉|魔法少女十字軍 ~Little Little Crusader|[04:18]| |07|Phantom-Liberation|流歌|~|SaRaSa&br()きこうでんみさ|東方妖々夢|幽霊楽団 ~ Phantom Ensemble|[04:43]| >***詳細 >東方旧シリーズ(98シリーズ)のサウンドをヴォーカルアレンジ >[[コミックマーケット71]](2006/12/31)にて初頒布 >イベント価格:1000円 >ショップ価格:1050円 ---- **レビュー - 原曲ちょい維持系女性ボーカルポップス風味アレンジ。ボーナストラックの7曲目を除いて全て東方旧作と秋霜玉の女性ボーカルアレンジという珍しいラインナップである。原曲のメロを生かしたままボーカルを付けるにはいささか無理がある大胆なオクターブの振幅が見られる紅魔郷以後とは違い、旧作はそれほど大きくオクターブが振れない。そのあたりをうまく生かした企画だと思う。&br()アレンジそれ自体については、各曲ともに原曲の香りを漂わせつつボーカル用のアレンジとしてきっちり仕上げている。特に4曲目の少女綺想曲アレンジは、印象的なアリスマエステラの導入部をうまくクロスさせ、ピアノのほの暗さをベースにしてリズミックに作り上げた出色の出来である。また、7曲目の幽霊楽団アレンジは低音のギターがうねるロックポップスとして聞きやすい。2曲目Tabula rasaのジャズフュージョン風味アレンジもテンポよく進む。ただ、これは私の個人的な期待度からであるが、3曲目の夢消失アレンジはダンストランス風味のJ-POPSとして典型的で、やや平板な進行ではないだろうかと感じた。もちろん技術的には同人の水準以上ではあるが、ボーカルに佳織みちる嬢を当てるのであればキーの高いバラードが最適だと思うのである。アルバムの全体構成とも関連するが、全体的にアップテンポというのがコンセプトかどうかは知らないが、まったり派のために1つくらい完全にスローな曲があってもよかったような気もする。&br()ボーカルを含めた楽曲全体については、全体的にノリがよく、アップテンポかつボーカルが好きであれば聞いていて大外れという曲はないと思われる佳作揃いとなっている。ただ、欲を言ってしまえば、アレンジそれ自体の完成度に比してやや不満が残るのも事実だ。上記のとおり4曲目少女綺想曲アレンジ自体が秀逸であるだけに、高音が少し薄い声質を当てたのは惜しい。中音域も含めてもっと声を重ねて録ってもよかっただろう。また、7曲目幽霊楽団アレンジの3人ユニゾンは、女性ボーカルユニゾン好きな私ではあるが、ロックな曲調にやや萌え系の声質がややしっくりこない。滑舌が悪く英詞の部分など少しキレに欠けるようなところや、高音がちょっと苦しそうなところも気になってしまう。もちろんこれはこれで萌え寄りとしてはいいのであるが、女性ボーカルユニゾンはパンチ力があるだけに、使いどころが難しいと思う。3曲目夢消失アレンジのサビは、佳織みちる嬢ならもう一歩張りのある透明感を持たせた声が出るはずだと思うのだが、調子が悪かったのであろうか。低音部をうまく切り抜けているだけに非常に惜しい。他の曲でも音外しが散見されたり、曲に声が負けてしまっていたりと、不安定なところが聞き取れる。ボーカルの技術が原因であるところもあるだろうが、各ボーカルの声質や得意な音域からやや外れたアレンジが、ボーカルのポテンシャルを十分に生かしきっていないところもあるかもしれない。&br()全体的に見れば十分に水準を超え、アップテンポなボーカルアレンジとしてはお勧めできる一枚である。しかしながら、欲深な私としては、アレンジ、ボーカルともに素材はいずれも揃っているだけに、もっと深く作り込んでくれたら、と思うと本当に惜しいのである。 -- 電波? (2007-01-09 01:08:55) - ボーナストラックの楽団アレンジが全てで、とりあえずこれの為に買う価値ある。だがボーナストラック以外には期待しない方が良い。 -- 名無しさん (2008-02-07 19:13:01) - 3曲目「喪失の雪夜」が素晴らしい。60~70年代のメロディアスな歌謡曲を彷彿とさせる。原曲は音符が多くいかにもBGM的な作りだが、そこから最もボーカルに向く音を選別した五条下位さんに功績があるだろう。旧作でも何曲か多くのサークルで演奏されてる曲もあるが、この曲「夢消失~Lost Dream」ももっとアレンジされて良いのでは?プリズムリバーの曲で3人での歌唱も他に無いわけではないが、このTr.07のかしまし可愛い一曲も聞き物。もう少し「アンサンブル」が練れてればさらに良かった。 -- つばめ (2009-10-10 21:51:17) - とにかく喪失の雪夜が素晴らしい &br()今でも東方アレンジで一番好き -- 名無しさん (2010-05-04 20:03:42) #comment(size=50,nsize=20,vsize=3)

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