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神樂~KAGURA~」を以下のとおり復元します。
*神樂~KAGURA~
サークル:[[C-CLAYS]]
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|Number|Track Name|Arranger|Lyrics|Vocal|Original Works|Original Tune|Length|
|01|墨染めの蝶|六弦 A助|櫻井 アンナ|櫻井 アンナ|東方妖々夢|幽雅に咲かせ、墨染の桜|[03:39]|
|02|Shiny Up!|K2|W*M|舞|東方永夜抄|東方妖怪小町|[04:47]|
|03|鬼友達|ししまい3号|ししまい3号|Naki|東方地霊殿|旧地獄街道を行く|[03:00]|
|04|蒼き空の揺りかご|霧島 静久|-|-|東方妖々夢|天空の花の都|[05:04]|
|05|D.S.F.S|W*M|W*M|舞|東方永夜抄|ヴォヤージュ1969|[05:33]|
|06|里帰り|桐箪笥|-|-|東方永夜抄|シンデレラケージ|[03:51]|
|07|Summer memories&br()from 8801mk2SR|桐箪笥|-|-|大空魔術|車椅子の未来宇宙|[03:06]|
|08|賢者は眠らない&br()~Vampire Breeder~|ARA|安飯 満|藤本 美菜実|東方紅魔郷|ラクトガール|[05:40]|
|09|Summer '81|美有耳虚無頭|-|-|東方風神録|信仰は儚き人間の為に|[04:35]|
|10|今昔幻想郷 ~Flower Land&br()(HyperMix)|創 無頼人|-|-|東方花映塚|今昔幻想郷|[04:18]|
|11|parameTRICK GHOST|tsunamix|-|-|東方妖々夢|幽霊楽団|[05:48]|
|12|境界線|tsunamix|pico|pico|東方永夜抄|懐かしき東方の血|[04:26]|
|13|Tricky Night|W*M|W*M|舞|東方永夜抄|エクステンドアッシュ|[05:18]|
|14|マーメードの伝説|美有耳虚無頭|揖斐茶治|梅丸|秋霜玉|魔法少女十字軍|[03:35]|

>***詳細
>「六弦アリス」「[[ししまいブラザーズ]]」「[[趣味工房にんじんわいん]]」「[[絃奏水琴樂章]]」とのコンピレーションアルバム
>[[コミックマーケット74]](2008/8/16)にて頒布
>イベント価格:1,000円
>ショップ価格:1,260円 (税込)
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***レビュー

-  多ジャンルインストゥルメンタル&ヴォーカルアレンジアルバム。14曲中8曲がヴォーカルアレンジであり、これまでのアルバムを鑑みると、徐々にヴォーカルアレンジメインの方向へシフトしていっているようだ。全体のクオリティ水準、安定感は流石というべきだが、前作ほどのインパクトは個人的には感じられなかった。 &br()Tr.2は原曲のスピード感のあるメロディを上手くサビへと持ってきている。キャッチーな曲調で、聴いていて気持ちが良い。歌詞も、永夜抄のスペルカードプラクティス、あるいはラストワードをイメージしたものらしく、なかなか秀逸。テクノポップとはいえ、もう少しテクノらしくシンセやピアノに凝ってみても良かったか。 &br()Tr.3はピアノをメインとした素朴なヴォーカルアレンジだが、やや物足りない感がある。楽器数はもっと増やしてもいいのではなかろうか。特に笛や打楽器などを取り入れて、民族調に寄ってみると、独特な掛け声といい、面白かったかもしれない。 &br()Tr.5も悪くはない、悪くはないのだが、あまり耳の残らないというのが正直なところ。サビ以外を、もっと抑えて、原曲のメロディーが来るサビでより壮大にストリングスを盛り上げた方が情緒的になったかもしれない。サビ前など、ドラムがやや激しすぎるか。 &br()Tr.6,7はどちらも秀逸。前者はイージーリスニングという割にはオーケストラ調であったりするが、蝉の声とピアノの音が、夏の田舎を感じさせる。後者は8Bit Electronicaの表記通り、いかにもなチープなシンセ音で奏でられるが、これがどうにも癖になる。特に後半になってシンセが増えた際の、ファンキーなノリは素晴らしい。 &br()Tr.8はガラっと雰囲気を変え、暗く荘厳なシンフォニックロック。ヴォーカルの声質にやや癖があるが、そこまで好みは分かれないだろう。なかなかの好アレンジだが、ギターの量感が少なく厚み、重みに欠ける印象。ヴォーカルが埋もれてしまうことを恐れたためか。そこを出し切れていれば、と残念に感じる。 &br()Tr.10はトランスにしろポップにしろ、中途半端。ベースもリードも、全くノリを感じさせない。無理にポップな感じを狙わずに、硬派なトランスにすればよかっただろうに。 &br()Tr.11は果たしてエピックトランスなのだろうか。太めのシンセベースには心躍るものがあるも、リード一辺倒になってしまっているのが残念。ピアノやストリングスなども欲しかったところ。 &br()Tr.12もデジロックと銘打ってはあるが、申し訳程度にギターがきざまれている。というか、前トラックと曲調にさほど変化が見受けられないのはどういうわけか。やはり、どうにもノリ切れない。 &br()Tr.13はスウィング風味なジャズヴォーカル。原曲は分かりやすく、ノリも良く好アレンジ。ただ、ジャズヴォーカルなのだから歌い方はもう少し変えても良さそうなものだが、難しいだろうか。間奏でピアノ、サックス、ドラムのソロパートや絡み合いなどがあれば更に良かった。 &br()やはり特別突き抜けるものはないが、高い水準でまとまっている。視聴段階で気に入ったのならもちろん、なんとなく買ってみても、なかなか満足できるだろうとは思う。ただ、やはり少し各曲がこぢんまりとしている印象で、アレンジャーごとの個性の煌きがあまり感じられなかった。ややポップな方面に走っている感もあるので、実験的なことへチャレンジする意欲、アレンジャー自身の得意ジャンルを掘り下げる努力も見せてほしいところ。その意味では、Tr.7,13,14辺りは個性的ではあった。 &br()次回にも期待したい。 &br() &br()録音は前作とほぼ変わらず。しかし前作のように特別うるさいトラックはなく、高音もやや抑えられたか。良い傾向にあるだろう。 &br()  -- まの人  (2008-08-31 01:10:44)
- 鬼友達がたまらなく好きだ  -- 名無しさん  (2008-12-13 10:29:22)
- 一番最後の曲である「マーメードの伝説」という曲は、少し昔の日本の音楽を取り入れているようで &br()大変良い出来となっていると思う。 &br()美有耳虚無頭、この人のアレンジは大抵静かな曲が多いので、あまり好きになることは自分自体できないが、 &br()その壁というか、なんというか。それを破ってくれた曲でもある。 &br()今後は彼にも着眼を置いていきたい所だ。 &br()静かに一人で気持ちをやわらげたいときにはこのCDはベストだと思う。 &br() &br()そういえば、愛新覚羅溥儀というアルコレでアレンジをなさっている方がいるそうだが、 &br()この二人に何か共通点でもあるのだろうか。二人とも漢字がずらー、と並んでいるが、製作者の意図だろうか。  -- 名無しさん  (2009-04-10 01:15:55)
- ↑愛新覚羅さんは普段は[[BITPLANE]]というサークルで活動されている方です。 &br()たまにアルレコに楽曲提供しているだけで、アルレコに所属しているわけではありません。 &br()アルバムも3つほどだしていらっしゃるので興味があるなら聴いてみては? &br()ちなみ愛新覚羅溥儀にというのは中国の最後の皇帝の名前です。 &br()ラスト・エンペラーという愛新覚羅溥儀の生涯を描いた映画に衝撃を受けて &br()名前を拝借したそうです。 &br()美有耳虚無頭さんは明らかに仏教くさい名前ですので愛新覚羅溥儀氏とは特に関係ないと思います。(たぶんね &br() &br()さて、宣伝も終わりましたのでレビューに入ります。(遅 &br()各アレンジャーが自分の好きなように普段通りのアレンジを展開していますので、 &br()アルバムとしての統一感はいっさいありません。 &br()様々な曲が入り乱れている、わりかしお祭り気分なアルバム。 &br()一曲一曲がどんな感じかは他のレビュアーの方々のを見ていただくとして、 &br()個人的にはC-CLAYSの面々特に(W*M氏と桐箪笥氏)がツボにはまりました。 &br()他の方々の曲もかなりの良アレンジぞろい。 &br()C-CLAYSのアルバムは一通り買ってきましたが、今まで手放しで賞賛できるものはなかなかありませんでした。 &br()それだけに今作の個人的インパクトはけっこう強かった。 &br()今後に期待できます。 &br() &br()  -- 名無しさん  (2009-04-14 21:59:36)
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