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「REQUIEM ～幻想に散る少女たち～」を以下のとおり復元します。

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**REQUIEM ～幻想に散る少女たち～
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|Number|Track Name|Original Tune|Arranger/Vocal|Length|
|01|ラストダンス|ネクロファンタジア|五条下位／あんぽりん|(4:53)|
|02|物語ニ少女ハ生キル|ラクトガール－少女密室|五条下位／結月そら|(4:42)|
|03|revius.|メイドと血の懐中時計／ツェペシュの幼き末裔|五条下位/宮簀月菜|(5:30)|
|04|私の裏側-other half-|天空の花の都|五条下位／桃梨|(6:32)|
|05|世界閉じる場所|東方妖々夢　～ Ancient Temple／さくらさくら ～ Japanize Dream...|五条下位／遊女|(5:25)|
|06|Make my eyes close|ポイズンボディ ～ Forsaken Doll|五条下位／都築きせの|(5:29)|
|07|心の在り処|人形裁判　～ 人の形弄びし少女|五条下位／藤咲かりん|(4:35)|
|08|Lunaptaris|Eternal Dream ～ 幽玄の槭樹／ヴォヤージュ1969|五条下位／美里|(4:38)|
|09|紅の人|彼岸帰航 ～ Riverside View|五条下位／葉山りく|(4:38)|
|10|嘘の世界|風神少女|五条下位／井上みゆ|(4:51)|

 詳細
 敗北や死など"負"というイメージのテーマに沿い、登場キャラクター達のテーマ曲をアレンジ
 博麗神社例大祭3(2006/05/21)にて初頒布
 イベント頒布価格:1500円 ショップ委託価格:1785円（税込）

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-レビュー


- 原曲維持系女性ボーカルアレンジ。SYNC ART'Sのボーカルものということでなかなか手馴れたものであるが、全体のコンセプトとして陰鬱な内容の歌詞とアレンジになっている。各キャラクターの陰のイメージだけを切り取って歌詞とメロに落とし込もうとした作品である。こういう方式はチャレンジングで意欲は大いにかうのであるが、各人の各キャラクターに対するイメージと密接に関連するので、かっちりはまる時ははまるが、ずれると違和感が大きくなりなかなか聞きにくくなってしまうのが難点である。特に歌詞を作り上げる文章力、作詞能力はかなりの質が問われると思う。以下各曲の感想は、このレビューをご覧になる方々それぞれかと思われる。&br()私の場合は、パチュリーのメロと声とがかっちりきた。結月嬢の高音での不安定な揺らぎと切迫感はよくはまった。歌詞はシンプルなパチュリーと設定するにしてもあとふたつほどひねりが欲しかった。また、ネクロファンタジアのアレンジは、紫の弾幕の苛烈さと技術芸術性からして歌詞にいまひとつの惨虐さと技術を凝らした高尚さが足りないと個人的に思うものの、流れとしては格好よく出来ていると思った。安保嬢が低音部で何とか仕事をした点が大きいだろう。これ以外は外れた。風神少女の外れっぷり、歌詞の拙劣さにはがっかりした。ポイズンボディの解釈は非常に悩ましい。確かにメディスンは幼い姿と思考なので都築嬢の幼げな声を当てる選択もあるのだろうが、不安なまま疾走するメロとどこかずれてしまうように思えるのだ。ボーカルが入ると途端にメロが失速するようにすら思えてしまい、悪くはないのであるがうーん惜しいのだろうかこのギャップこそ味なのだろうかそれとも限界だろうかなどと考えてしまってどうにもはまれない。&br()いろいろ書いてきたが、コンセプトアルバムとしては、全体的にもっと陰鬱さを加えて徹底させればよりよくなっただろうが、一応中途半端ながらも成功と言っていいだろう。各人それぞれ、はまるかどうかは聞いてみる他ない。サイトに試聴があるので、それを参考に購入を決めるのもいいだろう。  -- 電波？  (2006-09-30 07:32:49)
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