Streichen - (2007/03/10 (土) 01:48:45) の編集履歴(バックアップ)
Streichen
サークル:Spielraum
Number | Track Name | Arranger | Original Works | Original Tune | Length |
01 | vualkyrie | F.E.L | 東方紅魔郷 | ヴワル魔法図書館 | [4:39] |
02 | The Doll Trial | 〆G | 東方妖々夢 | 人形裁判 ~ 人の形弄びし少女 | [7:42] |
03 | have you ever seen the primitive night? | 鉄火忍 | 東方永夜抄 | 幻視の夜 ~ Ghostly Eyes | [5:11] |
04 | Yad Wen (Tsew Divad remix) | Hedonist | 東方永夜抄 | 蠢々秋月 ~ Mooned Insect | [5:23] |
05 | 冥土サクヤと血のワルツ | 〆G | 東方紅魔郷 | メイドと血の懐中時計 | [4:44] |
06 | flower track | 鉄火忍 | 東方花映塚 | フラワリングナイト | [3:36] |
07 | Ultimate Free | 〆G | 東方妖々夢 | アルティメットトゥルース | [9:09] |
08 | さくらさくらな桜 | Double Orbit? | 東方妖々夢 | さくらさくら ~ Japanize Dream... | [3:42] |
レビュー
- ジャケットのパチュリーにやたらエロスを感じる作品。や、まさか、それ目当てで買ったりなんてしてませんよ、ええ、そりゃもう。
ジャンルはトランス、ボーナストラックは何気にボーカル曲。ジャンルの性質上、原曲維持率はそれなり。むしろ高めか?
とりあえず、ヴワル魔法図書館。それだけでこのアルバムのレビューは事足りるのではないか。原曲の弄り難さからか、あまりアレンジのなされていない楽曲だが、それを含め既存のアレンジの中では光るものがある。ピアノが主体で、線の太いトランスではないが(というかダンスかも)、曲調が速めで繊細なメロディが、あの暗い原曲を爽やかな感じに仕立て上げている。もうこの一曲目当てで買っても良いくらい。
しかしながら、後に続くアレンジはただただ平坦かつ地味なトランスで、冴えない。この落差はなんなのだろう。どれもいまいち盛り上がりに欠ける。
Tr.5はトランスではなく原曲ほぼそのままのアレンジである。鳴りに僅かに変化を持たせ不安定な感じが出ているのは良いと思うだが、やはり盛り上がりに欠ける気がしないでもない。
Tr.6がやや変則的なトランスかつ曲自体が短いので退屈な感じはあまり受けなかった。Tr.7は九分もの間、アルティメットトゥルースでトランス、アルティメットトランス。これだけは非常に速い曲調のトランスで、それなりに展開もある……が原曲のあの短いメロディで九分間はいささか辛いか。もっともAlstroemeriaトランスに慣れているような人なら、何の苦も無しに聴けてしまうかも知れない。私とか。
ボーナストラックはさくらさくら ~ Japanize Dream...のトランスボーカルアレンジ。歌唱部分のメロディはオリジナルである。声量が細く他の音に埋もれ気味なのだが、なかなか面白い。
ヴワル魔法図書館のためだけに735円出せるか否か。それが購入の決め手だと思う。(もちろん、人によっては他の楽曲も十分に楽しめる可能性はある) -- ま~れお (2007-03-10 01:48:45)