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千夜一夜~Alf Layla wa Layla~ - (2010/03/19 (金) 23:26:17) のソース

*千夜一夜~Alf Layla wa Layla~
サークル:[[レミ咲合同企画]]
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|Number|Track Name|Arranger|Original Works|Original Tune|Length|
|01|アルハンブラの宵染|鯛の小骨|東方紅魔郷|赤より紅い夢|[00:55]|
|02|緋色のDance|岸田教団 & The明星ロケッツ / Vo.ichigo|東方紅魔郷|亡き王女の為のセプテット|[03:31]|
|03|Castle of The Moon|T-tsu feat. CROW'SCLAW|東方紅魔郷|月時計 ~ ルナ・ダイアル|[02:55]|
|04|一夜だけの月と桜|pizuya|東方花映塚|フラワリングナイト|[03:21]|
|05|血とオアシスとガムシロップ|koutaq|東方紅魔郷|上海紅茶館 ~ Chinese Tea|[03:34]|
|06|月面れっどまじっく|神依レラ|東方紅魔郷|亡き王女の為のセプテット|[06:14]|
|~|~|~|東方永夜抄|シンデレラケージ ~ Kagome-Kagome|~|
|07|Stilly Time|みょん|東方紅魔郷|メイドと血の懐中時計|[03:47]|
|08|Bloody Wear|どぶウサギ|東方紅魔郷|ツェペシュの幼き末裔|[02:53]|
|~|~|~|東方文花帖|東の国の眠らない夜|~|
|09|PPLC|ziki_7|東方紅魔郷|月時計 ~ ルナ・ダイアル|[06:34]|
|~|~|~|東方花映塚|フラワリングナイト|~|
|10|紅色の虹|yanagi|東方紅魔郷|U.N.オーエンは彼女なのか?|[06:24]|
|11|紅い月のワルツ|鯛の小骨 / Vo.ichigo|東方紅魔郷|亡き王女の為のセプテット|[04:21]|
|12|ベルベットカーテン|鯛の小骨|東方紅魔郷|赤より紅い夢|[01:02]|
>***詳細
>紅魔組オンリーアレンジCD
>172Pフルカラー漫画本とセットで販売
>[[東方紅楼夢3]](2007/11/04)にて初頒布
>イベント価格:2000円
>ショップ価格:2625円(税込)
>***Arranger
>鯛の小骨 : ([[Azure & Sands]])
>岸田教団 & The明星ロケッツ : ([[岸田教団]])
>T-tsu : (Better half)
>鷹 : ([[CROW'SCLAW]])
>ぴずや : ([[ぴずやの独房]])
>koutaq : ([[Sensitive Heart]])
>神依レラ : (upas cironnup -ゆききつね-)
>みょん : ([[MyonMyon]])
>どぶウサギ : ([[dBu Music]])
>Ziki_7 : ([[Dust_Box_49]])
>yanagi : (Irregular-beat)
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***レビュー

- いわゆる"紅魔組"の合同同人企画の音楽CDサイド。&br()Tr.1とTr.12はイントロとアウトロのような役割の小曲なので、実質的には10曲入り+αと考えても差し支えないと思う。東方同人の手練が集結、ということで期待も高まるところだが、装丁の豪奢さや冊子のカオティックな内容に反して(…というのも変な話ではあるが)、CDの方は各アレンジャーの持ち味の想定範囲内に収まった感触すらある、意外と手堅い作りになった。&br()むしろ、Tr.2とTr.11にあるヴォーカル入りアレンジがとても強力で、他が埋没気味に感じられるかも。これは決してインスト曲のクオリティが不十分なのではなく、歌モノとない交ぜの合同CDでは避けがたいアンバランスさ故のことである。&br()個別に見ていくと、Tr.2のパンキッシュにドライヴするレミリア曲で始めの掴みはO.K.という感じ。岸田教団&The明星ロケッツは、もはや一バンドとしてのスタイルを確立しているようだ。事実上トリを務めるTr.11は、明らかに諫山実生の「月のワルツ」を元ネタにしたジャズワルツ。これが見事なハマりっぷり…というか、元ネタでの木管楽器やメロトロンによる幻想的な雰囲気づくりを適度に排して、ジャズピアノをクローズアップさせることによって、ichigo嬢のアンニュイな歌唱スタイルや声質とのマッチングを図ったと見た。鯛の小骨氏もなかなかいい仕事をする。&br()インスト曲のなかで今回特に印象的だったのがTr.5とTr.10。前者はkoutaq氏お得意のアコースティックなアレンジで、チェロの音色も風雅に、「[[Scarlet Destiny]]」の時とはまた違ったエレガントな上海紅茶館を表現した。後者は意外性要員というべきもので、バグパイプやウィッスルなどによるヨーロピアン・フォークロアな空気を大胆導入した冒険的なU.N.オーエン。原曲からはかなり改変されていながら、静動巧みに使い分けた場面転換がかなりスリリングであると同時にスケール感にも富む好アレンジであった。&br()その他、正統派ギターロックで安心感のあるTr.3、オーソドックスなTr.4、イエテボリメタル分を補給するTr.7、某吸血鬼系アクションゲームネタとのミックス技も鮮やかなTr.8、こんなポップチューンもやるのかと作者の引き出しに感心するTr.9など、方向性も様々な曲たちが収録されている。&br()さて、Tr.6がネタ成分担当なのは判るが、他が真面目すぎて完全に浮いてしまっているのでは? まあこれはこれで、タイムリーネタだったり微笑ましくもあり、繰り返し聴けばスルメの味がする珍品だったりするのだが…。&br()コストパフォーマンス面では、高い頒価分の見返りがあるかどうか、なかなか判断が難しい。参加者の多さや仕様の特殊性から再販の可能性が薄いだけに、プレミア化する恐れもある。冊子も一緒に、この企画のコンセプトを愛せる人は間違いなく買い。CDだけ目当てなら、目玉の歌アレンジの他に好きな作家がいれば買い、といったところか。  -- 蝦夷の人  (2007-11-20 01:56:30)
- なんかよく分からないけど兎に角素敵ってことですね。  -- 名無しさん  (2010-03-19 23:26:17)
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