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荒御霊 VS. FRAGILE ONLINE -BREAKCORE DJ BATTLE- - (2009/06/08 (月) 08:44:38) のソース

*荒御霊 VS. FRAGILE ONLINE -BREAKCORE DJ BATTLE-
サークル:[[荒御霊]]&[[Fragile Online]]
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|Number|Track Name|Arranger|Original Works|Original Tune|Length|
|01|永夜抄 Ultra Mobile Mix|YS|東方永夜抄|永夜抄 ~ Eastern Night.|[04:30]|
|02|永遠亭事件|和泉幸奇|東方永夜抄|永夜抄 ~ Eastern Night.|[04:59]|
|03|同人初心者克服講座|YS|東方永夜抄|もう歌しか聞こえない|[04:22]|
|04|エナメルを塗った魂の歌声|和泉幸奇|東方永夜抄|もう歌しか聞こえない|[05:07]|
|05|少女綺想曲 Switch7 mix|YS|東方永夜抄|少女綺想曲 ~ Dream Battle|[04:15]|
|06|矢を止める五羽の梔鳥|和泉幸奇|東方永夜抄|少女綺想曲 ~ Dream Battle|[05:24]|
|07|アルティメットトゥルース Deepstyle mix|YS|東方妖々夢|アルティメットトゥルース|[02:51]|
|08|霧の中のひとつの真実|和泉幸奇|東方妖々夢|アルティメットトゥルース|[03:27]|
|09|業火マントル Skeleton mix|YS|東方地霊殿|業火マントル|[05:15]|
|10|水没ピアノ(火焔猫燐がひきもどす霊体)|和泉幸奇|東方地霊殿|業火マントル|[05:56]|
|11|ヴワル魔法図書館 Underground mix|YS|東方紅魔郷|ヴワル魔法図書館|[05:14]|
|12|知識の魔女にうってつけの犯罪|和泉幸奇|東方紅魔郷|ヴワル魔法図書館|[04:48]|
|13|最強じゃない!?|YS|東方紅魔郷|おてんば恋娘|[02:05]|
|14|チルノダンス|和泉幸奇|東方紅魔郷|おてんば恋娘|[04:54]|
>***詳細
>[[博麗神社例大祭6]](2009/03/08)にて頒布 
>イベント価格:1000円
>ショップ価格:1400円(税込:1470円)
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***レビュー
- 原曲香る~破壊系ブレイクコア・ドリルンベースアレンジ、DJバトル風味。Fragile OnlineのYS氏と荒御霊の和泉幸奇氏が同じ原曲を題材にDJバトル形式でミックスならぬアレンジを競うという形式。これはなかなか新しい試みで好感が持てる。アレンジ技術はともに定評の水準以上ではあるが、ブレイクコアやドリルンベースは、いずれも超高速で、ノイズ、太いビート、変拍子そして音の砕きっぷりがハードであり、下手をするともはやノイズとビートがメロディというところまで行くジャンルであり、聴く人を非常に選ぶ一作である。個人的には、好みのジャンルということもあり、なかなか楽しめた。 &br()4曲目もう歌しか聞こえないブレイクコアアレンジ(和泉氏)は、ぶっ潰した荒々しいビートの乱れ撃ちが素直に奏でられる原曲メロと混ざり合い、妙にノれる一作となっている。特に2分57秒からの硬質な原曲メロ繰り返しと超高速ビートがせめぎ合って最後まで突っ込んでいくところはなかなかの聴かせどころである。 &br()5曲目少女綺想曲ドリルンベースアレンジ(YS氏)は、きれいな、というには語弊があろうが、きっちりとしたドリルンベースであり、太いと言うよりは圧倒的に細かいドラムの刻みに乗せて流れる原曲サビフレーズの調和、途中で入るスクラッチのタイミングなど、うまくまとめてきている。ただその代わりこのジャンルに期待される大胆さには欠けてしまっているようだ。また、「本歌取り」という視点から見れば、本家に明らかに及ばないというところは残念である。 &br()10曲目業火マントルブレイクコアアレンジ(和泉氏)はこの作品の中で出色、ピアノでサビのフレーズをひたすら繰り返して切迫感を出しながら、出力を変えたり様々な形で無茶苦茶に砕いたビートを散りばめたりして起伏をつける多彩さに感服しきりである。聴いていてどこかに持っていかれそうな感覚から復帰するのに苦労した。 &br()全体的に俯瞰して、DJバトルという形式を意識しすぎたのか余計なスクラッチが多少目立つのが気になるも、コンセプトとしてはきっちりまとまっており、原曲メロをきっちり活かしていることも相まって、東方で数少ないこのジャンルのアレンジアルバムとして十分にお勧めできる仕上がり具合である。ただ、繰り返すが、このジャンルは本当に聴く人を選ぶので、購入の際には必ず試聴して、それでもなお、という人だけ購入すべきだろう。 &br() &br()なお、以下余談であるが、このバトルは、YS氏のスタンダードなドリルンベースも捨てがたいのではあるが、個々の楽曲でのビートの多彩さで和泉氏に軍配を上げたい。 &br()  -- 電波?  (2009-04-05 04:47:53)
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