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thE3 - (2012/06/14 (木) 22:30:11) のソース
*thE3 サークル：[[Diverse System]] ---- |Number|Track Name|Arranger|Lyrics|Vocal|Original Works|Original Tune|Length| |01|Doll Maker of Bucuresti|sweez|-|-|東方妖々夢|ブクレシュティの人形師|[03:38]| |02|偽君子の悪血|コンプ|コンプ|ランコ|東方紅魔郷|魔法少女達の百年祭|[02:54]| |03|Mushroom Buster|REDALiCE|-|-|東方神霊廟|デザイアドライブ|[04:08]| |04|The Hardcore Sound from Asia|3R2|-|-|東方永夜抄|プレインエイジア|[06:06]| |05|Lunatic Princess|削除|-|-|東方永夜抄|竹取飛翔 ～ Lunatic Princess|[04:45]| |06|永イ夜ハ空ヲ歩キ。|篠螺悠那|-|-|東方永夜抄|永夜の報い ～ Imperishable Night.|[03:56]| |07|Pulldown|Poplica*|-|-|東方神霊廟|佐渡の二ッ岩|[06:02]| |08|Flamberge|syatten|-|-|東方紅魔郷|ほおずきみたいに紅い魂|[06:17]| |09|in the ice cube|隣人|-|-|東方花映塚|おてんば恋娘の冒険|[04:34]| |10|Akanistha set ～ 有頂天変|凛|-|-|東方緋想天|有頂天変 ～ Wonderful Heaven|[06:22]| |11|Desire (ALR Rewind Remix)|Masayoshi Minoshima|-|-|東方神霊廟|小さな欲望の星空|[05:07]| |12|レイノユメ (Ambient Mix)|月代彩|-|-|東方永夜抄|永夜抄 ～ Eastern Night.|[06:50]| |13|竹取物語 補遺|愛新覚羅溥儀|愛新覚羅溥儀|深水チエ|東方永夜抄|千年幻想郷 ～ History of the Moon|[03:52]| >***詳細 >[[博麗神社例大祭9]](2012/05/27)にて頒布 >イベント価格：1,000円 >ショップ価格：1,200円(税込：1,260円) >***Arranger >sweez： (sweez) >コンプ： ([[豚乙女]]) >REDALiCE： ([[ALiCE'S EMOTiON]]) >3R2： (Prismatic Music) >削除： (削除された部屋[Deleted room]) >篠螺悠那： ([[ササラヤ]]) >Poplica*： ([[Poplica*]]) >syatten： (Planetoid.biz) >隣人： ([[ZYTOKINE]]/[[CYTOKINE]]) >凛： (クロネコラウンジ) >Masayoshi Minoshima： ([[Alstroemeria Records]]) >月代彩： (Hikari + Creative) >愛新覚羅溥儀： ([[BITPLANE]]) ---- ***レビュー - thEもついに4枚目となった。 &br()同時リリースのthE3.5も含めば計5枚である &br() &br() &br()やはりデバのthEと言えば、洗練された面子と、公募という激戦の中を勝ち残った猛者による、ジャンルに縛られないCDが特徴である。 &br()今回もまた遺憾なくその味が滲み出ていた。 &br()デザインに関しても申し分ない。一度特設サイトを訪れることを強く推奨したい &br() &br() &br()さて、まずはsweez氏からアコースティックを全面に出したイージーリスニング。 &br()02:40〜のエレキギター音が、控え目ながらも確かな存在感を放っており、いいアクセントとなっている。 &br()Tr.2は豚乙女による激しめなロック。どちらかというとテクノが多い印象があるので、かなり浮くのでは？と思う方もいるだろうが、不思議とランコ嬢の特徴的な歌い方は、聴いていて全く違和感がない。 &br()感情的と情緒的の使い分けが上手いからであろうか？ &br()Tr.3はREDALiCE氏のUK Hardcore。ここから一気にクラブ感が濃くなる。 &br()デザイアドライブのサビを延々とループさせており、曲の殆どがそのシンセリフなので展開はあまり多くないという非常にUKらしいトラック。 &br()原曲がキャッチーなメロディーなので、UK慣れをしていない方も比較的聴きやすいと思われる。 &br()次いでTr.4もUKトラック。 &br()このアレンジもまた非常にキャッチーで、いい流れになっていると感じる。 &br()Tr.5は若き精鋭、削除氏のサイケデリックトランスアレンジ。 &br()とはいえ、そこまで本気のサイケではないし、原曲維持度も高く、彼の得意なストリングス要素もあるので美しいトランスである。 &br()Tr.6、ここで篠螺氏のアッパーなロックインスト。一度雰囲気を整えている印象を受けた。 &br()そして再びクラブの方向へ。 &br()Tr.7はPoplica*氏のノリに特化したエレクトロ。彼の芸の幅広さも相当である。 &br()Tr.8、まさかのsyatten氏参戦。 &br()プログレッシブハウスで臨むほおずきみたいに紅い魂のアレンジ。 &br()このアルバムでも圧巻のクオリティであった &br() &br() &br()以下に続く -- 素人改 (2012-06-06 21:30:02) - Tr.9は隣人氏のエレクトロハウス。 &br()おてんば娘の"おてんば"はいずこへ？ &br()サンプリングのリフと低音域、明るめのエレクトロ音が綺麗に混ざり合った完成度の高いトラック。 &br()そして東方ハウスと言えばこの方、ぎんすけこと凛氏。 &br()前作でのAkanistha setを補うかのような有頂天変の収録。 &br()東方の世界観を全く壊さないまま、美しいハウスに昇華したアレンジは聴いていて感動する。 &br()ウィンドの音色がやはりそれらを際立てているのだろうか。 &br()因みに"Akanistha set 〜 東方緋想天"は彼のHPにてMP3が入手可能。 &br()ここから雰囲気はがらりと変わる。 &br()Tr.11、プログレッシブハウスにも手を出し始めた箕島氏。 &br()彼の得意な、フロア向きのエレクトロハウスと比べるとやや聴き劣りする気もするが、彼らしさが存分に出ているクールなトラック。 &br()そして月代彩氏が手がける永夜抄アレンジ。 &br()月代彩と言えば、凄まじいまでにハイクオリティのトランスが印象的だったのだが、今回はアンビエントとと言う全く違う一面を見せてくれた。 &br()一言で言えば、幻想。 &br()ミニマルの要素もあるので、長い夢を見ているような感覚に浸る。 &br()因みに、thE3.5でも同曲のアレンジでトップバッターを務めている。 &br()いよいよラスト、愛新覚羅溥儀氏の竹取飛翔アレンジ。 &br()とにかく不安にさせるメロディー、。 &br()一聴しただけでは深水チエに聴こえないような無感情な歌い方。 &br()そして、何より恐ろしいのがその歌詞。 &br()歌詞カードを見て戦慄した。 &br()最後の一節など、最早狂気すら感じる。 &br()地方に伝わる民謡のような印象を受けた &br() &br() &br()これを最後に持ってくる辺り、様々な意図を感じざるを得ない。 &br()聴き終わった後に深く考えさせられる。 &br()これを元に輝夜と言うキャラクターを考察をしてみるのも一興かも知れない &br() &br() &br()更に幅が広がった非常に面白いアルバムだった。 &br()東方アレンジ入門にも、新しいものを欲する方にも、等しく勧めることが出来る一枚だと思う -- 素人改 (2012-06-06 22:12:10) - 非常に申し訳ないミスをしてしまった &br() &br() &br()Tr.13は竹取飛翔ではなく千年幻想郷のアレンジである &br() &br() &br()紛らわしい記述をしてしまったことをお詫び致します &br() &br() &br()ジャンルとしてはエクスペリメンタルミュージックだろうか。 &br()因みに補遺とは、漏れ落ちたものを補うことである。 &br()竹取物語にそれがついている上に、あの歌詞。 &br()なかなか意味深長だ -- 素人改 (2012-06-06 23:01:04) #comment(size=50,nsize=20,vsize=3)
