以前投下した
544の微妙な蓬莱人編のお通しを投下します。
〇〇は今日も良くも悪くさっぱりとしていた。
里での仕事中、薬を卸に来た永遠亭の薬師の八意永琳と弟子の鈴仙に会い里の茶屋で一服していた。
会話は弾んだがその間、〇〇はくしゃみをよくしていた…。
〇〇に色々な意味で生理的に嫌われているため狂気の波長を出してはいないが、「その目、キモッ!」の状態の鈴仙を横目に永琳は〇〇にあることを聞いた。
「『もし永劫の刻があったら、貴方は何をするか?』ですか?…いやぁその『永劫の刻』を俺は輝夜や妹紅みたいに派手な喧嘩で暇潰しをしたくありませんよ。それにこう言ったら失礼だと重々承知していますけど、ぶっちゃけ永琳先生って軽く自己否定しているじゃないですか。蓬莱人って不老不死みたいですが、それなのに怪我や病気を治す医療・医学を修得して薬師をしている永琳先生みたいに高貴で強い精神は持てませんよ。」
そう〇〇に言われて、あんぐりと口を開けている永琳をさらに畳み掛ける〇〇。
「それに俺は線香花火みたいな人生でいいんですよ。何より永劫をどう生きることを考えるのが面倒臭いです。さてと、ここの代金を払っておきますね?さぁてもう一頑張りだ。」
代金を払って茶屋を後にした〇〇は背伸びをし、仕事に戻って行った。
その〇〇のぽかんと見送る永琳と鈴仙。
しばらく後に「私がずっと側に居ることを徹底的に教えればいいじゃない。」と結論を出した永琳が永遠亭総出で〇〇に対して行動するのはまた別の話。
……はい、病んでないです。
最終更新:2012年08月05日 17:00