>>631
 やあ、こんにちは。先日はどうも酔って醜態を見せて済まなかった。あんなにも酒で不安定になるとは、少々不覚だったよ。
和尚にでも見つかればとんだ大目玉を喰らうだろうから、出来れば黙っていて欲しいんだ・・・。うん、そのお詫びと言っては
なんなのだけれど、いい食材を手に入れてね。どうだい今夜、家に来てくれないかい?


 ふぅ、すっかりまたもや酒に酔ってしまったようだよ。心持ちが愉快になるのはいいのだけれども、少々嫌な思いが、心の底か
ら湧き上がってくるのが辛いところだね・・・。ふふっ、そうだね。こんな綺麗な月夜に心を曇らせていては勿体ないのかもしれ
ないね。君が居てくれているから、さみしさは感じないのだけれども、それでも君と一緒にいれることが、薄いガラスのように、
すぐにヒビが入って壊れてしまいそうな気がしてならないんだよ・・・。
 お願いだ。どうか私を抱いてくれないかい。気まぐれでも哀れみでもいいから、私に刻み込んでくれないかい。君が朝になって
帰ってしまっても、後に残るような跡を私につけて欲しいんだよ・・・。別に彼女面なんてしようとは思わないんだ。ただ、余り
にも寂しいんだよ、この月の光に照らされていると。私に気遣いなんて要らない、君が気持ちよければそれだけで良いんだよ。
だから・・・。好きに、して・・・。

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最終更新:2017年06月19日 23:32