失恋ネタ2








○○「はぁ・・・はぁ・・・」

なんとか博霊神社から逃げた俺。霊夢はいったいどうしたのだろうか?怖かったのでつい、逃げ出してしまった。

○○「なんか変な事言ったかな?」

心当たりは特に無い。普通の会話だったはずだ。

ふと、空を見上げる。もう夕方だ。

○○「どこか夜を越せる場所を探さなきゃなぁ」

空を見上げながら考える。烏が山に帰っていくのが見える。そういえば烏の巣って見たこと無いな。どんなのだろうか?

山に帰る烏を目で追いながらそんなことを思う。だが、黒いものが点々と見える中、一つだけキラリと光るものを発見した。一番星かとも思ったが、こちらに近づいてくるところを見ると違うようだ。

それは自分の目の前で急停止した。

魔理沙「よぉ、○○。どうしたんだ?こんなところで」

○○「あぁ、魔理沙か」

魔理沙とは幻想郷で最初に仲よくなった友達だ。色々な魔法を見せてくれたりする。

魔理沙「こんな遅い時間まで○○が外いるなんて珍しいぜ」

○○「ちょっとな・・・」

少年解説中・・・

魔理沙「そうか、○○は振られたのか・・・」

霊夢と同じような暗い顔をしている。なぜ魔理沙が暗くなるんだ?俺の方が暗くなってもおかしくないのだが。

暫く魔理沙の様子を見ていたが何かに気付いたようにに急にいつもの明るい顔に戻った。

魔理沙「今日はお前の次の恋に向けての激励会をするぜ!お前に拒否権は無いぜ」

○○「魔理沙・・・!」

やっぱり魔理沙は友達の中の友達だ。俺のためにこんな事までしてくれるなんて。

○○は嬉しそうにしていた。それを見て魔理沙も嬉しそうだった。口の端を歪めながら・・・。

ひとしきり魔理沙の家で騒いだ後、今日は泊まっていけと言われたのでその言葉に甘える事にした。

本当に魔理沙はいい奴だ。



○○が寝てしばらくたった後、○○の部屋のドアが開いた。そこには魔理沙が立っていた。

魔理沙「○○・・・」

名前を呼んで反応しないのを確認すると、○○の寝ているベッドに近づいていく。

魔理沙「お前を振るような女がいるなんてなぁ○○。バカな奴だと私は思うぜ。私だったら・・・」

そこまで言って言葉を止めた。そのかわり○○の首筋に近づき、吸い付くようにキスをした。

魔理沙「他人の物だったら死ぬまで借りる。もし所有者がいないのなら・・・私の物にするだけだぜ」

そう言うと、もう一度首筋にキスをした。









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最終更新:2019年02月07日 04:41