霊夢/7スレ/510





霊夢「へぇ~…だから、この前の宴会の時に〇〇さんが不機嫌であの三人がふさぎ込んでいたのね。」

宴会に呼ばれた〇〇が身嗜みを整えるために無精髭を剃っている所を乱入して来た三人の魔法使い。
執拗な応急処置と各々が持っていたちり紙での血の拭き取りの申し出。
それを無視し自分で応急処置を済ませた〇〇。

その後、三人の魔法使い達が今度は誰が〇〇を博麗神社まで連れて行くかで言い合いを始め遂には〇〇の家の中で弾幕勝負を始めた。
結果、〇〇の家は崩壊した。それに〇〇は当然の様に大激怒。
雷鳴の如くの怒号で三人を一喝し、宴会の席では喧騒は起こしたくない〇〇はみんなと離れた所で一人で飲んでいたが周りはそのピリピリした空気を感じていた。

意を決して話かけて来た霊夢に理由は言わず家を失ったことだけを話すと霊夢が
霊夢「家を失った理由は話さなくてもいいから、ほとぼりが冷めるまで神社で仮住まいでもします?」との申し出に〇〇はすぐに飛びつき改めて自分から頼んだ。
頼む時に頭を下げた〇〇が見えない所で霊夢が歪んだ笑顔をしていたのを知らずに。

次の日、人里の大工の棟梁に訳を話し家を建て直してもらう約束し、僅かに残った自分の着替えなどを取りに行きその道中、世話になるからという理由で人里で米や野菜や茶菓子などの食料と茶葉を買い博麗神社へと向かった。

神社に到着すると普段とは違って霊夢が目を輝かせ迎えてくれたのを「ああ、やっぱり食料があると嬉しいんだな。」と思い霊夢の態度を受け流す。
その後、夕餉を食べながら家を失った理由を話し冒頭の霊夢の反応に至る。

翌日、朝餉を済ませた〇〇が里へ仕事に行こうとするが鳥居から先へ行けなくて立ち往生していた。
すると後ろからー、
霊夢「あら、〇〇さん何処へ行くの?」と言われ
〇〇「いや、仕事へ行きたいんだが進めないんだよ。」と言うと。

霊夢「何を言っているの〇〇さん?『ほとぼりが冷めるまで』って言ったでしょう?だから、あの三匹の魔法使いのメス猫からあなたを護る決界を張ったのよ?」
〇〇「な、何を言っているだ…霊夢…。」

霊夢「大丈夫よ、当分の食料は〇〇さんが買って来たし決界で誰も入って来ないわ。私達ダケノ世界ヨ?安心シテ〇〇サン。」








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最終更新:2019年02月09日 18:34