「こしき」台湾漁船と衝突

6月10日午前3時20分、尖閣諸島魚釣島南南東約9キロ地点においてしれとこ型23番船「こしき」と台湾遊漁船「聯合号」が衝突が衝突、「聯合号」が沈没する事態になった。
遊漁船乗員は巡視船により全員救助。けがはないという。第11管区海上保安本部によると、尖閣諸島周辺で警戒活動をしていた「こしき」は、日本の領海内に侵入した不審な遊漁船を発見。確認の為近づくと遊漁船はジグザクに航行をして逃走を図ったものを「こしき」は遊漁船右後方を追跡。
更に逃走を図ろうとした遊漁船は右に急旋回。「こしき」は左船首に衝突した。

遊漁船の浸水を確認した「こしき」は救命筏を出し、「聯合号」乗員全員を救助。遊漁船は1時間15分後に沈没した。
遊漁船の船長は「釣りをしていた」と話している。
遊漁船の乗員のうち、乗客からの事情聴取を終え、乗客の身柄は台湾の巡視船に引き渡す。

↑巡視船「こしき」


最終更新:2008年10月28日 19:09