アットウィキロゴ

生活習慣病・代謝

代謝についての本・教科書を研修医・レジデントはもちろん

勉強をしたい皆さんにご紹介します.

本当に奥が深いですよね.

 

そもそも生活習慣病とか代謝って・・・・

生活習慣病や代謝って一瞬,簡単に思えてしまう人もいるようですがとんでもない話です.

まだまだまだわからないことばかりで発展途上の分野です.

特に日本人の多くが興味を持っているであろう,食生活と代謝についてのかかわりは

奥が深く,いいデータをとりづらい領域です.

また,日本の場合は食品,調味料,健康食品などを販売している業者の

商業的圧力も強くて正しい統計がとりづらい背景があります.

そして,これまで多くの医師はぼんやりとお茶を濁して指導してきました.

 

例えば,中性脂肪が高い患者さんがいてどう指導しているでしょうか.

「あぶらものをひかえてください」なんていってないでしょうか.

LDLコレステロールが高い人に

「卵や魚卵をひかえてください」なんてこともいってないでしょうか.

上記のような指導は決して大間違いではないかもしれません.

でも中性脂肪やLDLをあげる要素にはもっと重要なものがあります.

これらのことを考えるには生化学の知識が必要です.

 

上の中性脂肪を例にとれば

すべてのカロリー源,つまり三大栄養素は肝臓でアセチルCOAを経過して,中性脂肪になります.

つまりカロリーになるものなら,なにを食べても中性脂肪になります.

あぶらものをひかえてください,というより総カロリーか代謝異常を考えた方が良いのでは

ないでしょうか.

 

最終更新:2016年09月01日 16:23