車寅次郎

主人公。
昭和15年11月29日、葛飾柴又の帝釈天にある老舗の団子屋「とらや」(40作以降は「くるまや」)の
5代目主人、車平造と、芸者の菊との間に生まれる。
生後まもなく平蔵とさくらの実母に育てられるが、
高校中退して16歳の時に父とケンカして家を飛び出し、放浪の果てにテキヤとなる。
それから約20年後、帝釈祭りの日に柴又に帰省し、父の団子屋に戻って来て以来、年に数回とらやにふらりと帰って来ては家出を繰り返している。
家を飛び出してから全国各地を回って祭りなどで物を売りさばくのが日課。
商売柄、口が非常に上手く、思いつきやデタラメに作り上げた会話で人を笑わせる快活で拍子抜けに明るく、
明朗な性格である一方、中身は子供のままで、感情が顔に出やすく、ちょっとしたことで血の気の多くなり喧嘩ざたになる、
美女を目にした途端、直ぐのぼせ上がりそれが毎度、色恋沙汰を引き起こす。
人情に厚く、義理堅い面もあり、家族のことも大切に思っているが、真面目に孝行しようと必死になる度に、気持ちのすれ違いから空回りして喧嘩が起きることもしばしば。
腹違いの妹・さくらのことを常に気にかけている。小学校までしかまともに教育を受けておらず、字をまともに書くことができない。
和食党で好物は芋の煮っころがしやがんもどき。
歌はうまく、旅先で鼻歌、替え歌を口ずさむことを好む。

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最終更新:2012年05月26日 16:15
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