【二輪で行こう! 五島列島の旅】
第2話)ピンチ!! レンタルバイクが出払っている!!

《五島列島|下五島|奈留島|久賀島|福江島》

奈留島の後は五島列島の中心地・福江島に船で移動する。この島には路線バスも走っており1日乗り放題¥1,000と言う魅力的な割引券もあるのだが、バスは本数が少なく、かつ完全に地元民の生活の足としてダイヤが組まれている。なので島の中心から観光スポットに行ってそこで適当な時間滞在して移動する、といった観光用の使い方には全く不向きであった。

五島列島 旅行記|福江島MAP
福江島の見どころを巡るには100km以上移動しなければならない

そこで原付を借りようと旅の2週間ほど前に島のレンタカー会社に電話した。するとA社もB社も「ゴールデンウィークはもう予約でいっぱいです」と断られてしまった。

これはまずい。島一周して見どころを巡るには100km以上を移動しなければならない。さすがにこれは自転車では無理だ。どうしよう?

3社目に電話すると奇跡的に1日だけ125ccのスクーターなら空きがあると言う。

 主は我を救い給うた。

125ccは普通自動車免許では運転できない。ペーパードライバーのオイラではあるが、なんと前世紀にバイクの中型免許を取得していたのだ。なので125ccの運転は法的にOKだ。50cc以上のバイクに乗るのも前世紀以来だが、前日1日奈留島で50ccの原付を乗りこなしていたので運転には慣れたから問題はない。

五島列島 旅行記|福江港ターミナル
福江港ターミナル

朝、奈留島から船が福江港に着くとレンタカー会社のスタッフが迎えに来て事務所まで連れて行ってくれる。そこでバイクを借りていざ出発!!

まずは島南東部の鬼岳(おにだけ)へ向かう。偶然ではあるがこの日ここで凧揚げ大会が開かれていた。五島には「バラモン凧」と呼ばれる子供の成長を願った伝統凧があり、風を受けるとブンブンと音が鳴る。その伝統凧を含む様々な凧が山の斜面のあちこちに飛び交う様はなかなかの壮観であった。

五島列島 旅行記鬼岳(おにだけ)の凧あげ大
鬼岳(おにだけ)の凧あげ大会
五島列島 旅行記|鬼岳(おにだけ)の凧あげ大

続いて島南西部の大瀬崎灯台(おおせざきとうだい)に向かう。ここは駐車場のある高台から灯台まで、ちょっとした山道を降りて行かなければならない。行きは下りで20分の道だが、戻りの登りは倍の40分かかる。行って帰ってくるともうヘトヘトになってしまったが、景色は最高だった。

五島列島 旅行記|大瀬崎灯台
大瀬崎灯台(おおせざきとうだい)
五島列島 旅行記|大瀬崎灯台

昼食を済ませ、無料の足湯がある荒川温泉や、遣唐使が最後に立ち寄ったとされる辞本涯の碑(じほんがいのひ=日本のさいはてを去るの意)などを巡り、夕方宿に戻る。

五島列島 旅行記|荒川温泉の無料足湯
荒川温泉の無料足湯

五島列島 旅行記|☆
辞本涯の碑(じほんがいのひ=日本のさいはてを去るの意)

走行距離は110km。天気は快晴で気持ち良かったが、想定外の事が一つあった。島の西側はやたらとトンネルが多く、トンネルの中は気温が一気に下がる。四輪ではなかなか気づかないことだが、バイクに乗っていると寒さが直撃し、ブルブル震えながらトンネル内を走っていた。快晴のゴールデンウィークでこんな寒い思いをするとは夢にも思わなかったね。

(続く)


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最終更新:2022年05月16日 23:14