【ちょっびりスパイシーなスリランカ旅】
第1話)交通系IC? いえリレー式です
《スリランカ旅行記|コロンボ|ダンブッラ|シギリヤ|キャンディ|ヌワラエリア》
コロンボの空港に着いたのは深夜であった。翌朝仏教遺跡の点在するエリアの一つダンブッラまでバスで移動する。空港からダンブッラまで直行バスはないため、まず今夜は空港付近に寝床を構え、翌朝エアポートバスでコロンボ市内に向かい、ダンブッラ行きのバスに乗り換えことにした。
今夜はできれば空港内で過ごせればお金がかからずベストだが、残念ながらコロンボ空港内で快適に一夜を過ごせるベンチなどは無い模様なので、空港から徒歩15分の1泊2000ルピー(約¥1000)の安宿を押さえた。
↑1泊2000ルピー(約¥1000)の安宿/フロントソファは従業員のベッドと化していた↓
暗い夜道をトボトボ歩いて行くのは少々心細かったが、無事に安宿を発見し、床に就いた。翌朝めざめてフロントに向かうと、フロントにあったソファはそのまま従業員のベッドと化していた。
「Good Morning」
眠そうな目をこすってスタッフの兄ちゃんが挨拶してきた。
そのファンキーな宿は市内に向かうエアポートバスのターミナルに隣接していた。買い込んでおいたパンで軽く朝食を済ますと、オイラはターミナルに向かいエアポートバスに乗り込む。
だがこれが曲者だった。
使われている車両はただのマイクロバスで、床下の荷物スペースなどは存在せず、大きな荷物を抱えていてもそのまま客席に持ち込みさせられ、尚且つ荷物は自分の膝の上に置けといわれた。補助席まで使って詰め込めるだけの人を詰め込むので荷物のためのスペースがない。普通エアポートバスって荷物置き場があるものだが、そんな配慮は一切なしだ。
バスは満席で市街へと向かう。すると荷物の重みがダイレクトに膝に食い込み、なかなかきつい状態だ。
しばらくすると車掌が集金を始めた。日本のような交通系ICなどは存在せず、全て現金のやり取りだ。だが身動きも取れないほどの満席状態でどうやって集金をするのかと思ったら、横4列の客の間でまずはお釣りを含め融通しあい、4人分のお金を前の席の乗客に渡す。するとそれがリレー方式で真ん中にいる車掌が受け取る仕組みになっていたのは驚いた。
↑詰め込めるだけの人を詰め込む/料金やレシートは乗客がリレー方式で車掌とやり取りする↓
そして同じようなリレー方式でレシートが車掌から乗客の手をリレーして配られていたのに又もびっくり!!
ここでは交通系ICカードなどは必要としない。乗客の手渡しリレーがICなのだった。
1時間弱でエアポートバスは終点のコロンボバスターミナル付近に到着。そこでダンブッラ方面のバスに乗り換えた。4時間ほどでダンブッラの街に到着し、有名な石窟寺院などを訪れた後、明日はいよいよシギリヤに移動する。
最終更新:2026年03月01日 20:06