Empire > 勢力

イギリス




大英帝国の基幹は、海上交易とその海軍力にあります。ヨーロッパ大陸に覇を唱えるほどの陸軍力はないものの、
王立海軍は大洋を支配しており、アジアやアメリカに植民地を建設することは容易です。
とはいえ、潜在的なライバル国や敵国はそこかしこに存在しており、故に他勢力との戦略的な同盟が不可欠となるでしょう。
イギリスには国王が立ってはいますが、王権の強さは他のヨーロッパ諸国に比べて小さいものです。

フランス




フランス王国はいくつかの海外植民地を保持している、ヨーロッパの有力な勢力です。
その王国は絶対専制君主のもと、強力な軍が組織化されています。
しかしながら、フランスはハプスブルグ家のスペインやオーストリアなど、敵になりそうな勢力に囲まれています。
アメリカとインドにおける戦いでは、イギリスがフランス最大のライバルとなるでしょう。
ただし、確かに外交政策は重要ですが、その間も国内問題を考慮に入れなければなりません。

いつまでも絶対専制君主の鉄の権力のもとにいるべきなのか。フランス人は決断することになるでしょう・・・。

スペイン




スペインは、長年に渡って、ヨーロッパの有力な大国でした。
アメリカでスペインが征服した土地は、スペインを豊かに、そして強くしました。
しかし、それらの業績は遠い過去のことになろうとしています。
新しい取引市場は他のヨーロッパ諸国によって開かれており、そして、ヨーロッパ大陸でフランスは絶えず強くなり続けています。
さらに憂慮すべき点には、スペインの王には相続者がいません。そして、内戦によって終わると思われたハプスブルク家は、案外すぐに終わってしまうかもしれません。

しかしこの国には、まだ多くの可能性があります。
そして、有力なリーダーだけは、再びスペインをヨーロッパのトップに返り咲かせることができるでしょう。

プロイセン




プロイセンは比較的新しい王国で、ヨーロッパの政治においてはまだ未熟です。
この小国は、少しの植民地も保持しておらず、かつ強力な隣国に囲まれています。
しかし、プロイセンは、強く、組織化された軍を配置し、おそらく中央ヨーロッパで広大な土地を所持する大国に変わることができるでしょう。
その時までは、多くの敵に立ち向かわなければなりません。
強国である隣国オーストリアは、神聖ローマ帝国に対する優位を模索しており、プロイセンのライバルと言えます。
そして東部では、ポーランドの軍隊が、プロイセンの国境に危険と言えるほど近づいているのです。

オーストリア




オーストリアは中央ヨーロッパにおいて、オスマン帝国やその属国に対して、ヨーロッパの主要な要塞を配置しています。
何世紀もの間、この2国はお互いに戦い合いました。そして、オーストリアの軍隊は強くなり、組織化しました。
ヨーロッパの東部と南部は、領土拡張に多くの可能性を秘めています。
さらには、オーストリアは神聖ローマ帝国とドイツの土地に対する覇権を保ち、それを保護することもできます。
しかし、オスマン帝国は弱まっているとはいえ、まだ力のある敵国です。そしてロシアは、ヨーロッパに対してさらなる領土拡張を狙っているのです。

オーストリアの統治者は、領土を拡張しつつ、重要な同盟を結ぶために、適切なバランス関係を模索しなければなりません。

ロシア




ロシアは、多くの可能性を秘めた巨大な国です。
しかしまた、大きな問題も抱えています。

この国の時代はまだ中世で、軍は他のヨーロッパ諸国のそれに比べてまだ1歩及びません。
しかし、多くの改革は実施されており、そして、軍においては安定した割合で改善されています。
結局、例えそれらの軍が、西にある強国スウェーデン王国との戦いに費やされるとしても、
ロシアはさらに、ヨーロッパに領土を拡張するのに十分な力があるかもしれません。

スウェーデン




スウェーデン王国は北欧にあり、バルト海を臨んでいます。
三十年戦争の結果、この国は豊かで強くなりました。
しかし、巨大なロシア帝国は間近にあり、切迫しているとも言える比率で繁栄し続けています。
さらにまた、隣国ポーランドは、スウェーデンに対して過去の損失に対する復讐をしたがっています。

ですが、この国にはまだ多くの可能性があります。
しかしまた、北にある強力なスウェーデンの覇権の前に、しばしば向き合わなければならない隣人は、潜在的な危険に常に晒されることになります。

オランダ




オランダは、長い間、独立してはいませんでした。
しかしこの国は、既にヨーロッパの主要国とも言える地位を獲得しました。
オランダの貿易船は、既知の世界の至る所で見つけることができます。そして、オランダ海軍はその強さでも知られています。

しかし、スペインは自分たちの貿易地域の損失に不満であり、オランダに損害を与えるあらゆる手段を使います。
領土拡張を望むフランスは、同様に、プロテスタントの国の為に問題になるかもしれません。

成功を収めたいオランダのリーダーは、海外へのバランスの良い拡張主義を維持しつつ、ホームとも言えるオランダの都市を防衛して下さい。

ポーランド・リトアニア




ポーランド・リトアニア王国は、ヨーロッパ主要大国の間に位置しています。
隣国が少しでも弱みを見せれば、北のスウェーデンと東のロシアは、常に領土拡張を狙ってくるでしょう。
しかし、ポーランドには、それら敵国の問題があるのと同じくらい、多くの可能性を秘めています。
フランスのような、他のヨーロッパ諸国とは対照的に、ポーランドは専制君主によって統治されていません。
そして、人々は、国の行動に是非を唱えることが出来ます。
これが国のトラブルの理由である間、逆にそれは国の力の源でもあり続けるのです。

オスマン帝国




オスマン帝国は、既に何世紀もの間存在し続けてきました。
しかし18世紀には、その最盛期が過ぎてしまいました。

オスマン帝国とその軍は、もはやヨーロッパにおける力関係に於いて、期待することはできません。
しかし、帝国はまだ多くの可能性を秘めています。
そのためには、中東とその上のアナトリアの向こう側、北アフリカからバルカン半島にかけて侵攻するのです。
しかし東では、ペルシャ人がオスマン帝国の国境で待ち構えています。
そしてオーストリアは、バルカン半島において有力な力を持っています。

オスマン帝国の指導者は、遅かれ早かれこれらの脅威に直面しなければなりません。

マラータ




オスマン帝国は、既に何世紀もの間存在し続けてきました。
しかし18世紀には、その最盛期が過ぎてしまいました。

オスマン帝国とその軍は、もはやヨーロッパにおける力関係に於いて、期待することはできません。
しかし、帝国はまだ多くの可能性を秘めています。
そのためには、中東とその上のアナトリアの向こう側、北アフリカからバルカン半島にかけて侵攻するのです。
しかし東では、ペルシャ人がオスマン帝国の国境で待ち構えています。
そしてオーストリアは、バルカン半島において有力な力を持っています。

オスマン帝国の指導者は、遅かれ早かれこれらの脅威に直面しなければなりません。

アメリカ合衆国




現代では唯一の超大国として世界に君臨するアメリカですが、18世紀当時では一小国でしかありませんでした。
軍は民兵が主体で海軍は無いに等しく、経済は貧弱。とても強国とは呼べません。
イギリスとの戦争に勝利し、独立を果たした新生国家アメリカには無限の可能性がありますが、
その国土はいまだ大部分が未開であり、独立戦争は終わったものの、
ネイティブアメリカンとの戦いが終わる気配はなく、またヨーロッパ諸国はアメリカへの執着を捨てていません。

このように様々な苦難が待ち受けるアメリカですが、国民は非常に楽観的です。
国民は民主主義こそが最大の幸福であり、正しい選択であると信じています。

自由の精神の下独立を果たしたアメリカ。
この国を大国へと導くのはあなたです。

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最終更新:2012年07月03日 02:04
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