アレンビー

概要・戦術


第13回ガンダムファイト・ネオスウェーデン代表の美少女ファイター。
月にかわっておしおきしそうなガンダムに乗って登場し物議をかもした。
Gガンダム最終回でドモンの背中を後押しする彼女の姿に胸をうたれたひとは多いはず。

ゲーム内では、クセが少なく使いやすい近接型のキャラクター。
押し付けができるような突出した性能の技こそもっていないものの、堅実な性能のAやD、空Dを主力に立ち回り、要所で超必殺技を混ぜていけば不利になることはないだろう。
またアレンビーの技はその大半が相手のダウンゲージをほとんど溜めないものばかりで構成されている。
そのため意識すれば一気に押し込んで、相手が無敵状態になる前にHPを削りきるという攻めを行うことも不可能ではない。

作中でドモンと一緒に特訓をしていたことからか、D技のモーションがドモンと似ているが、
ドモンのD技に比べてアレンビーのD技のほうがダメージでは劣り、発生では優れるという差別化が図られている。


通常攻撃

【通常攻撃(A)】パンチ→アッパー


2段攻撃可能な通常攻撃。
2段目で敵をダウンさせる。
アッパーのモーションで本人が飛び上がってしまうので、Aを連続ヒットさせることはできない。
発生が早いので咄嗟に出しやすい。リーチが短い点を除けばそれなりに優秀な通常攻撃。

余談だが、低空攻撃の要領でダッシュから即ジャンプ+A連続入力を行うと、アレンビーが2段ジャンプする。
具体的には、1段目のパンチが低空で発生した後に、一度ジャンプ。
そのジャンプ軌道の頂点付近で2段目のアッパーが発生し、もう一度飛び上がる。
特に出す意味はないが、ライフゲージに頭をめり込ませるほど高くジャンプするアレンビーを見ることができる。


【空中通常攻撃(空A)】パンチ


Aの1段目。
というかAをそのまま空中で出す。
そのため、連続入力すると着地してからAの2段目が出る。
空中で1段目を当てた相手に2段目が入ることはないうえに、1vs2の際に2段目を暴発させると明確な隙になってしまうので空中ではAを連打しないようにしたい。

また、この性質を利用することで空中で再ジャンプが可能。
やり方はジャンプしてからAを入力するのではなく、ジャンプと同時にAを連続入力。
これによって1段目のパンチをジャンプ軌道の頂点付近で、2段目のアッパーをジャンプ軌道の後半で発生させることができ、着地する前にアッパーのモーションで再ジャンプすることになる。
これも特に出す意味はない単なるネタ技だが、跳ね回るアレンビーを見ることはできる。


【打ち上げ攻撃(A長押し)】アッパー


Aの2段目。
飛び上がってくれるので対空に使えないこともない...が溜めモーションがネック。


【ため攻撃(A+進行方向のキー)】パンチ


Aの1段目。
モーションが同じだからといって連続入力しても2段目が出るようなことはない。


必殺技1

【弱必殺1(弱S)】ノーベルフラフープ


空中でノーベルフラフープを形成し、手前に放り投げる。
投げたフープは地表でバウンドし、地表に対しておよそ30度くらいの角度をつけて飛んでいく。
フープの射程はフィールド全体の半分、つまり画面に見えている範囲まで。
正確には画面からフープが見切れてもある程度は飛んでいるのだろうが、画面から見切れるところでフープの高度がキャラの身長を超えてしまうので、狙って当てられる距離はフィールド全体の半分程度と考えて問題はない。
フープが敵に当たったりガードされるとさらにアレンビーの側に跳ね返り一定の距離を飛んでから消滅する。

アレンビー唯一の死に技。
フープを投げるまでに長い時間がかかるせいで相手の反撃がほぼ確実に間に合ってしまう。
仮に投げられたとしても、フープの当たり判定が細いうえにV字軌道を描いて飛んでいくために、動きが激しい相手にはかいくぐられてしまうこともある。
おまけにフープのバウンドする角度が浅いために対空として使うこともほぼ不可能。
以上の理由から弱Sは封印してかまわないと思われる。


【強必殺1(強S)】ノーベルフラフープ


空中でノーベルフラフープを形成したのち、腕を半回転させてから前に投げる。
投げたフープは空中を放物線軌道を描いてゆっくりと落下、地面に着いた後は速度をあげて地表を転がっていく。
転がるフープの届く範囲はフィールド全体の4分の3弱ほど。
遠距離にいる相手には1ヒットしかしないが、近くにいる相手に対しては相手を引きずりながら多段ヒットする。
最大ヒット数は5か?

弱Sと同じく長時間のフープ形成モーションがあるうえに、腕を回転させるモーションまでも加わるので発生は極めて遅い。
そのためこちらも封印安定...と思うなかれ。
フープ本体がキャラの身長に迫るほどの大きさであり相手の飛び道具をつぶしやすいこと、さらに画面に見えていない相手にまで届くことから、フープを投げることさえできればなかなか強力。

発生の劣悪さゆえに決して安易に使うべき技ではないが、ミリ残しの相手に安全圏から確実にとどめをさしたいときなど、近距離タイプのアレンビーにおいて強Sが有効に機能するタイミングは存在するので頭の片隅に意識しておいて損はない。


必殺技2

【弱必殺2(弱D)】パンチラッシュ


百烈拳のあとにキック。百烈中はアレンビーがじりじりと移動し続ける。
A1段目のモーション中ならばどのタイミングからでも弱Dでキャンセルできる。
ドモンの弱Dとモーションが似ているが、アレンビーのほうがダメージの点で若干劣るぶん、発生に関しては優れている。
また最終段はドモンの弱Dと異なりちょこんとキックを出すだけなので、相手は吹き飛ばしダウンにならずその場でダウンするだけである。

まとまったダメージを取ることができるアレンビーの主力技。

見た目通りの性能で直感的に使いやすい技ではあるが、ラッシュ系の宿命として入力から発生までに間がある。
著しく発生が遅いというわけではないものの、Aや発生が早い技にはつぶされてしまうので弱Dばかり振るのは避けたほうがベター。
猪にならず、ガンダムファイターらしい明鏡止水の境地で、冷静に硬直を取ったり相手の裏に回ったりして当てにいこう。

超殺ゲージ回収の点ではなかなか優秀。
フルヒットさせればゲージの約5分の1を溜めることができ、超必殺技の回転を上げられる。1vs2で2人まとめて殴るともりもり溜まるので狙いたい。

そしてさらに、この技には見た目に反して相手のダウンゲージをほとんど溜めないという特徴もある。
フルヒットさせてもA入力の通常攻撃2段より少し多い(ガードゲージ全体の6分の1を少し上回る)程度であり、ダウンゲージを溜めきって相手を無敵状態にさせてしまう危険性がほとんどない。
攻めこむときには、A1段目からのキャンセル等、上手く弱Dを挟んで相手のダウンゲージが溜まりきるまでのダメージ量を底上げしにいこう。

百烈中の移動に期待して遠くから当てにいくこともできるが、その場合はカス当たりが起きて百烈の最中やキックに移行する際にシールドや反撃を挟まれることもあるので注意。


【空中必殺2(空中D)】アレンビーキック


足にピンクの衝撃波をまといながら斜め下にキックを出す。
判定は入力から着地まで常時足に存在する。着地後には若干の硬直がありその間はガードもできない。
移動距離は大ジャンプ後に出してもちょうどキャラの横幅ひとつ分と短いが、動き自体はなかなか速い。
ヒット数は1~3。1ヒットではケズリ程度のダメージだが3ヒットさせることができればまずまずのダメージになる。
3ヒットさせたい場合は足の先端だけではなく、アレンビーの体をしっかり相手に重ねる必要がある。

発生が早く使いやすいアレンビーの主力技その2。

対地技だが、相手の飛び上がりに重ねることで対空に使えないこともない。
というか空中の相手に手を出せる技が空Aか空D以外に存在しないので必然的に空Dの出番は増える。

発生の早さを利用して相手の技をつぶすのが主な使い方。
低空攻撃で出しても弱Dより若干発生が早い。
動きの速さを利用すれば、相手の地上攻撃をジャンプで回避して硬直中の相手に空Dを刺すといった芸当もできなくはない。
ただしその場合には空Dの移動距離が短いことには注意したい。

飛び込みにも使いたくなるが判定が足にあるせいか、かち合いには極めて弱く大抵の場合Aにも負けるのであまりお勧めできない。

また相手のダウンゲージを溜める量が弱Dよりも多いので、見た目がかわいいからといってアレンビーキックばかり出してるとすぐに相手が無敵状態になってしまう。


超必殺技(F)

【デンジャラスアレンビー】


アレンビーが絶叫しながら手を前に突き出して極太ビームを照射する。発動中は原作通りアレンビーが髪を逆立て全身が赤くなる。
相手のHPをちょうど半分削る威力があり、射程もフィールド全体の4分の3強とかなり長い。
ただしアレンビーの体から手のひらの間には照射がないので密着した状態で撃っても意味はない。
ヒット中は相手がノックバックし続け、照射終了時にダウンする。が、相手が反対方向を向いているときにヒットさせると、相手がアレンビーの側にノックバックしてきて懐に潜られてしまう羽目になるので相手の向きには気を付けよう。
さらに入力から照射までは少ないながら隙があるので、発生の早い飛び道具やファンネル等にカットされないように注意したい。

長射程・高威力というシンプルな超必殺技。
一見すると近距離タイプのアレンビーに噛み合ってないようにも思えるのだが、当たれば試合がひっくり返るレベルの威力なので溜まったら悩まずに距離をとって使ってしまおう。
おまけに発生も照射系の技のなかでは早いほうなので、溜め技等の隙をつけば近距離戦でも撃ち込めてしまうことだってある。

しかし、この技の真の恐ろしさは、以上の事柄とは別にある。
なんとこの超必殺技は相手のダウンゲージを全体の12分の1(通常攻撃の半分ほど)しか溜めない。
そのためこの超必殺技を絡めて攻めれば、相手が無敵状態になる前に一気にHPを削りきることも夢ではなくなる。



コンボ

【オススメコンボ】

入力 備考
A1段→D弱 主力コンボその1。ほとんど相手のダウンゲージをためない。キャンセルではあるが弱Dの発生前の隙ゆえに相手のガードや反撃が間に合うことがあるので注意。
低空攻撃空A1段→空D 主力コンボその2。手早く終わり途中でカットされる恐れも少ない。ただし空Dの入力が遅れれば高く飛び上がりすぎてしまうし、空A1段を密着させて当てないと最速入力でも空Dが外れてしまう。
S強(1hit)→F 遠距離強S始動。フープの弾速が遅いのでフープと照射がほぼ同時ヒットする。意外と使い道がある。
S強(5hit)→F 近距離強S始動。謎の大火力コン。相手の目の前で強Sを出す必要がある。フラフープの引きずりによって相手が行動不能になるので確実にFが当たる。
空D→空D(繰り返し) 画面に表示されるヒット数は増加するが最速入力でも相手のガードや反撃が間に合う。ヤケクソになったときにでも。


【バリアブレイクコンボ】

全て打ち上げ攻撃が始動。
入力 備考
打ち上げ→空A1段 2段目を当てることはできないので、2段目を振らずにさっさと降りたほうが良い。当てた高度が高いときは続けて空Dを出して降りてもよい。

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最終更新:2018年07月08日 23:26