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【蓬莱山輝夜の五つの難題】特設 - (2007/10/13 (土) 23:24:32) のソース
*【蓬莱山輝夜の五つの難題】特設 このページでは、約五時間に渡り繰り広げられた全六問、総レス数約700の超大作問題にして、 後の【伊吹萃香の百万鬼の扉】や【五つの罪等】の超大作の走りとなった 【蓬莱山輝夜の五つの難題】に敬意を表し、記録します。 なお、六問ともウミガメのスープ形式です。 ***永琳の中ボス戦~紅魔館強盗事件~ [[12スレ目718~784>http://jbbs.livedoor.jp/computer/6306/storage/1173535964.html#718]] 【問題】 「おじゃまするわよ」 「……本当に邪魔ね」 そう言って、紅魔館にやってきたのは、蓬莱山輝夜だった。 しかし、にこやかに言う彼女の後ろには、ぐるぐると目を回している門番がいた。 ナイフを取り出して臨戦態勢をとる咲夜とは対照的に、輝夜は優雅に微笑んでいた。 「ところで、本日はどのような御用時で?」 「強盗よ」 その言葉と共に、双方のスペルカードが爆発する。 そして、優雅な笑みを変えずに、強盗犯の姫は高らかに宣言したのだった。 「紅魔館にある、もっとも希少で美しいお宝を貰っていくわよ!!」 【解説】 &color(#ffffff){場所は変わって永遠亭。} &color(#ffffff){「師匠? 姫の姿が見えませんが……もうすぐお昼ご飯なのに……」} &color(#ffffff){「姫なら、出かけたわよ」} &color(#ffffff){「妹紅さんのところへですか?」} &color(#ffffff){「いえ、紅魔館だそうよ。なんでも、『#ロイヤルダイヤモンドリング』って言うお宝があるって……新聞持って、飛んで行ったわ」} &color(#ffffff){「はぁ……でも、ダイヤモンドなんて、姫なら腐るほどもっているでしょうに」} &color(#ffffff){「うどんげ。貴方はもう少し見識を広めたほうがいいわね」} &color(#ffffff){ロイヤルダイヤモンドリングとは、日食の前後に、太陽の様子がダイヤの指輪のようになる現象のことである。} &color(#ffffff){「たしかに、希少だし世界最大だし、何より手に入れられるものじゃないからね。きっと、難題にふさわしい、と思ったんじゃないかしら?」} &color(#ffffff){「はぁ……でも、あまりゴタゴタするのは嫌なんですけどね……」} &color(#ffffff){「まあ、いいじゃない。楽しければ」} &color(#ffffff){「それもそうですね」} &color(#ffffff){その後。スペルカードを奪われたパチュリー率いる紅魔館と永遠亭の仁義無き戦いが勃発し、それが博麗の巫女によって鎮圧されることになるのだが、それは別のお話。}